原作との流れや細かい設定は時間遡行により変化した事としてご了承ください。
この物語の主人公は結城リトでありますが、夕崎梨子の出番が次の次あたり?からやたらめったら主人公級にあります事をここに報告致します。
夕崎梨子は言うなればサブ主人公とでも言える人物なのですから(笑)多分、ヒロイン枠としては・・う~ん、扱えないのかぁ?
今日のララは最高の気持ちでベッドで寝ていた。
かつてこれほどもない気持ちでベッドで眠りについたのは初めてなのだろう。
今回のワガママーー地球に居たいというワガママが許されたのだからこれ以上の幸せはないのだろう。
しかし、だけど、でも、なんだか結城リトと同じ家に居る事が当たり前だったような気がしていた。
結城家で暮らす事は今日が初めてなのに我が家で寝ているような錯覚を覚えていた。
そこに居るのが当たり前、そこで寝るのが当たり前、そしてそこに結城リトが居る事が当たり前のような気がした。
(本当に落ち着く。なんでだろ?ま、いいか)
理由や理屈なんか必要ない。
ただそう感じられればそれだけでいい。
家族以外の人からこうも心を開く事はほとんどないのだろう。
彼女ーーララは心の底のどこからか結城リトの事を好いているのだからーー。
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「で?要するにここで住みたいってことね」
ララの事情をそれとなく結城美柑に話し、結城家にどうにか住む許可を頂いていた。
彼女が宇宙人という事を隠しつつ、親にも許可もらった事も踏まえ、結城美柑は少し考え、クスリと小さく笑い首を縦に振った。
「ララさんは外国人みたいだしホームステイってことで通せばいいんじゃないかな?」
「やったー!ありがと!美柑!」
ララは満面の笑みを浮かべ結城美柑に抱きつき喜びを隠せないでいた。
それもそうだろう、彼女はザスティンにも許可を貰ったし肝心の結城家居候にも許可を貰えたのだから。
これで結城リトと一緒に暮らせると思えると胸がいっぱいになってしまう。
「それで学校とかどうするの?ララさん。リトと一緒の学校にするの?」
「学校!?どんな所か知らないけど行く!絶対に行きたい!」
ララは目を爛々と輝かせて興奮気味のようで身体をピョンピョンと跳ねていた。
学校でも家でも常に結城リトの傍に居られるーーただそれだけでも幸せいっぱいになっていた。
でも、ただ一つ気かがりがあるのだ。
「その前に許可が下りるのか不安なんだよね」
ララが結城リトの通う学校に転入できるかどうかなので、学力や保護者の許可などなど必要なものがたくさん必要なのだ。
しかし、結城リトにはそんなものには頼らずララが必然的に転入できる術を知っていた。
「いや、あの校長なら即採用って言うだろうな」
「なんで?」
「だってリコがあの学校の面接を受けた時、校長が『可愛いから採用』と言ってたからな。だからララも行けるだろ」
「リトの高校絶対おかしいよ!!」
リトの通う学校の校長は無類の女好きで女ならば採用していて夕崎梨子や西連寺春菜をはじめとした美少女は片っ端から採用していた。ちなみに体操服にブルマなのは校長の好みだからだという。
「ま、なんとかなるって」
ララの転入はほぼ確定的なので楽観していた結城リト
変態校長がいる事を嘆いている結城美柑であった。
これからの生活が待ち遠しいララの三者三様の感情は渦巻き、これからトラブルめいた運命の幕が今、開かれよとしていた。
ーーーーーーーーーー
かつてこれほどの美少女を見た事があるのだろうか?
結城リトらが通う彩南高校の校長は今目の前にいる美少女を見ていた。
彼女が言うにはこの学校に転入したい、という頼みだ。
「はい!!可愛いので採用します!!」
考える時間は一秒も必要なかった。
これでこの学校が華やかになるーーただそう思うだけで胸がときめいてしまう。
可愛い可愛い女子高生でしかもボンッキュッボンのナイスバディでそれはもう見事な女の子だからだ。
そんな美少女をまじまじと目に焼きつけ脳裏に刻み、興奮状態になってしまう。
だけどそんな美少女は用事が済んだからなのかそそくさと帰っていこうとした。
「ありがとね!」
感謝の意を表した美少女は満面の笑みを浮かべ校長の前から消えていった。
そんな彼女を名残惜しそうに見送り、彼女の名をそっとつぶやいた。
「ララ・サタリン・デビルーク・・いい!すごくいい!」
自らのその肥満の身体を抱きしめつつ悶絶してしまう。
彼女の事を想うだけで胸がときめいたのだった。
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ララが転入許可を貰い、結城リトが勉強しているクラスへと転入するようだ。
彼らの担任であるヨボヨボのお爺さん・・骨川先生の引率のもとララは待ちきれないばかりか教室の扉を力強く開け
「やっほー!リト!私、学校に通える事になったのー!」
結城リトを見つけては飛びつくように抱きしめてにかかった。
「ちょ、ちょっとおい!ひ、ひっつくな!」
結城リトはいきなりのスキンシップに顔を真っ赤に染めあげ盛大に驚きを隠せないでいた。
ララにとっては至極の幸せであり、同時にどこか懐かしい気持ちになっていた。
初めてのはずなのに、それが当たり前のような錯覚ーーだけどそんな事なんかどうでもいい。
「私、嬉しいの!リトと一緒に勉強できるの!リトと一緒に遊べるの!だから幸せなの!」
そこにあるだけでの幸せが何よりの幸せであり、かけがえのない時間と経験になるのだろう。
「私、いっぱい頑張るからね!約束!」
自分との約束、彼との約束の意味を込めて真剣な目を結城リトに向けた。
そんな彼は未だに顔を真っ赤にさせて慌てていた。
「ああ!分かったから!さっさと離れろよ!」
結城リトは抱きつくララをどうにか離し、いったん落ちつかせたのだが、彼らの先程の行動を目の当たりにしたクラスメイトらは驚いた表情を浮かべていた。
その代表者という訳か、夕崎梨子は彼らに近づいてどういった知り合いなのかと尋ねた。
「えーと、簡単に言うとホームステイの子で俺の家で暮らしているんだ」
結城リトの言葉にクラスメイトの全員は大きな声で驚愕の声をあげる。
なぜあの美少女が結城家に通っているのか、なぜあの美少女は結城リトに抱きついたのか、彼らとの関係は一体どんな関係なのかと質問攻めにあうが、特になんの関係もないただの人懐っこいホームステイの子という説明のみをしたのだが・・
「ふふふ。人懐っこいって、犬や猫じゃあるまいし」
「本当なんだよ!信じてくれ!リコ!」
「まぁ、そういう事にしておくよ。今は、ね」
やはりといったところかそんなに信じてはいない様子のクラスメイトだ。
だけど彼らがどういった知り合いなのかはどうでもいいのか夕崎梨子はララに手を伸ばし握手を交わしていた。
「はじめましてララちゃんボクは夕崎梨子だ。気軽にリコちゃんとでも呼んでくれ」
「うん!はじめましてリコちゃん!仲良くしてね!」
「うん。言われなくてもそうするつもりだ」
夕崎梨子をはじめクラスメイトの皆は自己紹介をしていき、ララはクラスに馴染みはじめていたのだが、そんなララはとんでもない発言を投下させてしまう。
「あ、私リトと婚約者だからリトのこと盗らないでね!」
いったいいつから婚約したのだろうか?彼女は結城リトにひっついて爆弾発言を投下させた。
その爆弾の威力はなんたることか、驚愕の声が学校中に響いてしまう程の威力なのだ。
時が止まるようにシーンと静かになるまで時間がかかったのだがクラスメイトは唖然として呆けていた。
「お、オイオイ。ほ、本当かい?」
夕崎梨子は早くも正気に戻り彼と彼女に問いただすが、その顔は全くもって信じられないという顔なのだ。
それもそうだろう、彼は女の子に免疫がなく、婚約の約束どころか恋人の関係まで進ませる力なぞないのだから。
「ち、違うぞ!な、なに勝手に話進めているんだ!」
「え~?だって男の子と女の子が一緒に住む事を同棲って言うんでしょ?つまり結婚を前提にしたお付きあいになるんじゃないの?誰かが言ってたような気がするもの」
「ふ、ふふふ。確かに、だね」
「おい!リコ!なに面白がってんだよ!」
「オイオイ、勘違いしないでおくれよリト。ボクはキミを祝福しているんだ。おめでとう」
「だーかーらー!違うって言ってんだろー!」
ーーララの婚約発言はこれからの運命を変え始めてい
結城リトの奇妙でトラブルめいた運命が
ララとの婚約により彼と彼に関わる運命が
今、動きはじめていたーー
ToLOVEる設定を読みあさっているとブルマじゃなく普通の体操ズボンのようでしたねウッカリ。
ですけど、時間遡行による変化なのです!間違いない!そう、ボクのせいじゃあないんだあ!(確信)