ToLOVEる~変わりゆく運命と恋~   作:叶夢望

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最後までお付き合いくださりありがとうございました。
だいぶ大急ぎで終わらせました事をお詫び申し上げます。文才とストーリー構成がダメダメであるのは分かっています。しかし、書いてて楽しかったです。

次回はワンパンマンの作品です。
すぐに投稿します。


エピローグ

繰り返す世界が終わり数年経ったある日、地球という惑星の中の日本という国の中に小さな土地が複数あり、その土地のごくごく一部の片隅に3LDKの大きな木造建ての家がチョコンと建ててあった。その家の主の名は結城リトである。

 

彼には二人の嫁が居て、日本ならば絶対にあり得ない一夫多妻制の家庭だったが、ララ・サタリン・デビルークを正妻として迎えてデビルーク星の婿入りする事で一夫多妻制となる事が出来た。彼らはよく相談し、よく考え、決断した結果なので後悔はしていなかった。そしてセリーヌは幼女の姿から少しだけ成長し、中学生のような姿をしていた。

 

「よし、閉店の時間だ。おーいララ、春菜、セリーヌ!リコのところに遊びに行くぞー!」

 

結城リトは花屋を経営しており、彼の植物知識やキレイな花の種類が豊富となり、テレビや雑誌にでも紹介されるほど有名ブランドとなり、複数のチェーン店を日本各地に建てて、愛する三人の協力を経て何気ない日常を遅れる事になり、結城リトはありがとうと二人の妻の口に、そしてセリーヌにはほっぺにキスをして愛情を深めていく。

 

「リトー!もう一回!もう一回キスしてー!」

「ちょ、ちょっとララさん!?ダメでしょ!わ、私もキスしたいのに・・・」

「私もキスしてー!」

 

ララ、西連寺春菜、セリーヌの順に結城リトに愛情表現を交わしたくて交わしたくてたまらないようすだったので結城リトは微笑みながら二度目のキスをした。女に免疫があっても大好きな彼女達にキスしないと大好きだという彼女達に夫として示しがつかないのだ。その様子を遊びに来た結城美柑は冷たい視線を送りまたやっているよと言わんばかりの表情を浮かべていた。彼らがキスしている姿を目撃した数は数え切れないほどだし、キスしないと日常生活が送れないのかと叱った事もあるけど、彼らはそんな事気にせず、堂々とキスしていたのだ。

 

「どんだけみんなの事愛してんのよリト」

「ぅぅ、ごめん美柑。あ、そうだ近くにパーティーがあるんだろ?行こうぜ。リコが待ってるかもしれない」

「まーたあんたは誤魔化す。ま、リコねぇの顔に免じて許してあげる」

「ははは、良かった」

 

彼らは自宅を出て、しばらく歩く事二十分が経ち、彼らの目の前にはドームのようなパーティー会場があり、その会場は天条院紗姫のプライベート会場であった。彼らを待ちくたびれたと純白なドレス姿で現れた天条院紗姫は声高らかに「おーっほっほっほ」と笑っているのを冷たい目線で見る結城リト一同は天条院紗姫にパーティー会場に招いた事への感謝の言葉を伝え、早速パーティー会場に向かった。

 

そこにはかつての彩南高校で世話になった御門涼子やティアーユをはじめ結城リト達のクラスメイトの姿が全員集合していた。そして、かつてクラスの名物となっている夕崎梨子と古手川唯の口喧嘩は今でさえも行っていたのだ。彼女達はお互いに素直になれず、いつも喧嘩しているけど、顔は満面の笑みを浮かべ、楽しいし懐かしいという気持ちが読み取れるほどに彼女達は興奮していた。

 

「あらあら夕崎さん、あなた結婚しているのですってね?将来の夢はお嫁さんだったのかしら?本当に女の子の中の女の子なのね」

「ふふふ、ボクはようやく正真正銘の女の子になれたよ。口下手や素直じゃない性格は全然治らなかったけどね、ボクはそれを誇りにしているよ」

「それにしてもあなたのその口調はどうにも出来なかったのかしら?旦那さんとイチャイチャしたらその口調はどうなるのかしら?」

「ふふふ、唯ちゃんの期待に背くけどそうはならなかったよ。ただ・・・あの、け、結婚初夜は、は、激しかった、よ」

「な、な、なななな何を口走ってるの!ハレンチな!」

 

夕崎梨子と古手川唯はお互いに顔を真っ赤にして大慌てする中、パーティー会場に用意してあったスイーツを一心不乱に食べている三人の姿があった。ヤミはたいやきを口の中に突っ込み、黒崎芽亜はケーキを口に詰めたり、ネメシスはみたらし団子を口に頬張っていた。

 

「このたいやきは兵器ですね、私が処分しないと」

「うんうんっ!私達がやっつけないといけないよ!」

「くくく、私達がやられる訳がないがこのスイーツとやらやりおるからな」

 

その彼女達は夕崎梨子の家にずっと居候し続け、宇宙に帰るという考えを一切考えず、まるで地球が故郷だと言わんばかりの図々しさに結城リトは脱帽した。そんな最中、親友の猿山ケンイチが笑みを浮かべ結城リトに近づいてきた。

 

「おーい!リトー!久しぶりだなー!元気してたか?」

「ああ、結構大変だけどな」

「二人も嫁が居るのはズルいけどな」 

「う、うるせ-。オレは愛しているから仕方ないよ」

「ま、俺は嫁どころか三人の美少女に囲まれてるんだぜ?こっちは四人の美少女だ!羨ましいだろ!」

「あー・・・アイツらか。食費とか大変な事になるだろ?そっちこそ大丈夫なのか?」

「うっ!そ、そうなんだよ!助けてくれよー!アイツらとんでもねー胃袋を持ってやがる!俺の可愛くて愛くるしくてとんでもねー可愛い嫁はそれを見てニコニコするだけだよ!どうだ!参ったか!」

「可愛いをどんだけ連呼してるんだ?そして何故勝ち誇るんだ?」

 

猿山ケンイチの妻は夕崎梨子であった。猿山ケンイチは夕崎梨子に付き合ってくれと告白したら夕崎梨子はそれを二つ返事で了承し、数年の付き合いをしてそれから猿山ケンイチは夕崎梨子に結婚のプロポーズをした所、それも二つ返事で了承した。つまりは彼女になれーーうん、いいよ。妻になれーーうん、いいよと、とんとん拍子で結婚したのだ。夕崎梨子はそんな彼の事をいつしか好きになり、愛しているという気持ちへと変化していたのだ。

 

「リコー!愛しているー!俺は愛しているぞー!」

 

猿山ケンイチは会場に響くように叫び、顔を真っ赤にした夕崎梨子は猿山ケンイチの頭をポカッと軽く叩き、「ば、ば、バカッ!アホ!間抜けなサルくん!」と悪口を言って怒っていたので猿山ケンイチは土下座する勢いで謝るけど、夕崎梨子は頬を膨らませて怒っていたので猿山ケンイチは夕崎梨子の唇を自分の唇で奪った。

 

「~~~っっっ!!ぅぅぅ!は、は、恥ずかしい!」

 

夕崎梨子は顔を真っ赤にするけど、口元がニヤニヤとして非常に喜んでたようでそのニヤケ面はパーティーが終わるまで続いていた。

 

「リコ良かったな?猿山とキス出来て」

「う、う、うるさいなっ!二人も嫁にしているくせに生意気だよ!」

「うっ!気にしている事をズバッといいやがって!」

 

彼らがやいやいと騒ぎ出したので籾岡理沙や沢田未央、村雨静と御門涼子とティアーユが自然と集まり、結婚している彼らを祝福していた。

そして少し遅れてザスティンとギドとナナとモモが現れ、またもパーティー会場は大盛り上がりとなっていた。そのパーティーが終わり、結城リト宅へ結城一家とナナとモモ、夕崎夫婦とトランス能力三人組は二次会をやる事にし、結城リト宅はごった返しとなっていた。

 

二人の妻を持つ結城リトはナナやモモに二股ケダモノと呼ばれ、セリーヌは結城リトの背中にひっついて喜んでおり、ギドとザスティンは酒やつまみを用意し、結城美柑はお菓子やジュースを大量に運び出して二次会の準備をして、猿山ケンイチは夕崎梨子とイチャイチャして猿山ケンイチが告白したら夕崎梨子は顔を赤らめ、ヤミは黒崎芽亜とネメシスと共に結城家を飾り付けに勤しんでいた。

 

そして、結城美柑による大きな手作りケーキで締めくくり、真夜中になるまでどんちゃん騒ぎでいつしかみんなは眠っていたが、二人だけは起きていて、その人物は結城リトと夕崎梨子であった。寝ているみんなを起こさないようにベランダに出て、手すりに寄り添うように空に浮かぶ星空を眺めていた。

 

「あー騒いだ騒いだ。楽しかったな、リコ」

「ああ、なんだかんだ楽しんだよ、リト」

「あはは、それは良かった」

 

他愛の無い会話をしている彼らはふと高校生活を思い出していた。いきなり結城リトの前に宇宙人ララが現れ、見知らぬ夕崎梨子が現れ、金色の闇ことヤミは殺し屋から護り屋に転職し、幽霊騒ぎに首を突っ込んで、ゲーム世界に入ったり、文化祭は楽しかったから賑やかになって、植物から人間が生まれたり、世界がループしているとか有り得ない事実があったりと様々は出来事が彼らの脳裏に浮かんできた。それもこれもララや夕崎梨子が中心となっていてどれもこれもがいい思い出となり、宝物となっていた。

 

結城リトはララはもともと愛していたみたいだし、西連寺春菜も愛するようになっていた。もともと女に免疫がなかった結城リトだけど、夕崎梨子との出逢いと親友としての付き合いで少しは免疫がついたから感謝した。

夕崎梨子は猿山ケンイチと結婚し愛を育む妻となったけど、結城リトとの関係は変わることはないだろう。だけど、やはり夕崎梨子の不思議さを感じるので再び聞く事にした。

 

「なぁ、リコ。お前は本当に何者なんだ?そろそろ教えてくれよ。地球人以外の答えでも驚きはしないよ」

 

結城リトはただの好奇心で聞いてみた。夕崎梨子が実は宇宙人もしくは未来人はたまた異世界人と言っても驚きはしなかった。いや、そうだったとしても結城リトは夕崎梨子の親友だ。その親友の問いに若干戸惑った夕崎梨子は困った顔をしたけど、すぐに普段の満面の笑みを浮かべ答えてくれた。

 

「リトの親友かつサルくんと結婚した地球人の夕崎梨子だよ。いや、猿山梨子だ。気軽にリコちゃんと呼んでくれ」

 

それが当たり前だと。それが常識だと答えてくれた夕崎梨子改め猿山梨子の笑みを見て結城リトは微笑んだ。

 

「ーーああ、そうだったな、リコちゃん」

「ふふふ、初めてちゃん付けされたね?しかしボクの歳を考えるとちゃん付けはいただけないだろうね」

「何でだ?女の子は年下と思われれば嬉しいだろ?」

「確かに女の子は若く見られたい傾向かもしれないけど、子供扱いされるのは嫌いなんだよ」

「難しいな、女の子って」

「ああ、ボク自身も女の子が面倒くさいと思っているよ、やれやれ参ったな」

「あははは、また負けたな、リコ」

「ああ、ボクは常に敗北者だ。唯ちゃんに口喧嘩に負け続け、ヤミちゃんにメアちゃんにネメシスちゃんには妹扱いされるし、サルくんには心を奪われたし散々だったよ。でもね?ボクはそれを誇っているんだよ。みんなみんな大好きだからね」

 

彼らは微笑み合って、ベッドに潜り眠りについた。明日も愛する者とトラブルめいた日常もしくは何気ない日常を送る為に今日という日を大事に大事にしなければならないと彼らは心に誓い、また明日も元気に楽しい事が起こりますようにと願いながら運命と恋は動き続けていたのであった。

 

ToLOVEる~変わりゆく運命と恋~ 完

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