スタンドが本を取っていた
海人と出会った翌日
放課後の図書室にて
海人「よし、今日の仕事終わりっと
ジョーカー!もう仕事終わったから帰るよ!」
ジョーカー「…はい」
海人「急ぐよ、今日は有紗さんたちと一緒に帰ることになってるし」
と、海人は鞄を持ち、校門まで行こうとした時だった
海人「…ん?」
海人の目の前に、手のみの何かが本を持っていた
その手は手袋をしていてどういった形かはよくわからなかったが、最低でも人間の手のでかさではなかった
海人「まさか…」
海人はその手袋を追いかけた
その先には
「………ふーん」
紳士のような細身の男性がもくもくと本を読んでいた
「ん?今日はもうここは閉めるのですか?
やはり、時の流れは早いですね」
海人「…はい
ですから、早く出てってください」
「そうでしたね
それでは、校門までご一緒に」
海人はそのまま、その男と校門まで一緒に行くことにした
公一「そういえばまだ自己紹介していませんでしたね
私は本島公一と申します」
海人「…黒田海人です」
公一「警戒してるのですか?
まぁ、しょうがないでしょうね
あれを見てしまったら」
海人「…やっぱり
あれ、あなたのだったのですね」
公一「ご名答!
それで、知ったからといってどうするのですか?」
海人「敵か味方を判断してから決めます」
公一「なるほど…それでは
私を倒すことになりますね」
海人「!!」
公一「『ブレイン・ドレイン』!」
公一が出したスタンドはさっき海人が見た手のみのスタンドだった
すかさず海人もスタンドを出した
海人「『ジョーカー』!」
海人はジョーカーで公一のスタンドを攻撃しようとするものの、あまりの公一のスタンドの速さについていけず、かわされてしまった
その後、かわした公一のスタンドはそのまま海人のスタンドに攻撃した
海人「くっ!…なんて速いスタンドだ…
でも、これくらいのパワーだったらジョーカーでも…!
何度でも攻撃だ!」
海人は何度もジョーカーで攻撃するものの、相手には一向にあたる気配すらない
それどころか海人のスタミナが削られる一方である
海人「はぁ…はぁ…」
公一「おや?そろそろ限界が来たのですか?
それでは、ここからは私の反撃です!」
公一は海人のスタンドに連打した
いくらパワーの低いスタンドでも、速いスピードと連撃をくらえばひとたまりもない
海人「うぐぁ!」
公一「フハハハハ!
まずは一人!ここで再起不能になってもらう!」
有紗「海人君ー!どこにいるのー!」
公一(ちっ、ここで邪魔が入ってしまいましたか…
ひとまず、どこかに隠れないといけませんね)
有紗「ったく、ジョジョ兄ぃも人使い荒いよ
海人君が遅いからって、普通女子一人で行かせる?
…別に、ジョジョ兄ぃの頼みだからいいけど…」
公一(くそっ!まさかのリア充かよ!
いろんな意味で死ね!爆ぜろ!)
有紗「でも、ほんとに海人君図書室以外だったらどこにいるのかな
…って、そこにいるのは海人君のスタンドじゃない」
ジョーカー「…大変です」
有紗「どうしたの?」
ジョーカー「…海人さんが、スタンド使いの攻撃を受けています」
有紗「えぇ!?」
公一(あのスタンド!自我を持っているのかよ!
くそっ!やられた!こうなったら仕方ない!)
有紗「ジョーカー、今どこにいるの!?」
ジョーカー「…ついてきてくだs」
ドカッ
その鈍い音はジョーカーのほうから聞こえた
あまり強そうな音ではなかったが、今までの戦いで体力を消耗したのか
ジョーカーはその場で倒れてしまった
有紗「ジョーカー!」
ジョーカー「…有紗さん、あれです
…あれが、スタンドです」
有紗「そう…あれがスタンドね…
ありがと、ジョーカー…」
公一「ふっ、見せてしまってはしょうがないですね
私から出るとしましょうか」
有紗「…あなたが海人君を…」
公一「確かに、私があの男を倒しましたよ」
有紗「…『ベイビー・アイ』
…あんた、覚悟できてる?」
公一「なるほど…それがあなたのスタンドですか?
でも、私のスタンドには指一本触れることすらできませんよ!」
有紗「…それはどうかな?」
公一のスタンドは有紗のスタンドに向かって突進しに行き、寸前で背後にまわり攻撃しに来た
しかし、有紗のスタンド、『ベイビー・アイ』の攻撃は彼のスタンドにあたった
公一「ぐべぇ!」
有紗「あら?かなり効いちゃった?
あれでも結構手加減しておいたほうなんだけどなぁ」
公一「なぜ…私のスタンドに、攻撃出来たのですか…?」
有紗「私のベイビーアイには、相手の行動を読む能力があるの
その分遅いけど、あんたみたいに速すぎるやつだったら行動が読みやすいのよ」
公一「なるほど、確かにそれならあたっても仕方ないですね
でも、一発でやっつけなかったことを悔いるのですね!」
有紗「…なに言ってるのこいつ?」
もう一度、彼のスタンドは攻撃しに来た
有紗はもう一度攻撃をしようとするものの、当たらず彼のスタンド攻撃を受けてしまった
有紗「うっ!」
公一「フハハ!当てられるものでしたら当ててみるのですね!
いくら当てようとしても無理ですからね!」
有紗(なんで…行動が読めないの…?)
そう、有紗の攻撃を受けないのはスタンドの能力が発動しないためである
公一「君はこう考えているね、『どうして、スタンドの能力が発動できないの?』っと
教えてあげるよ
私のスタンド『ブレイン・ドレイン』は触れたスタンドの能力を無効にする能力を持つ、いわば対スタンドのためのスタンドなのですよ!
いくら強力なスタンド能力を持っていようとも、私の前では無力!私は無敵なのですよ!」
有紗「本当におかしいわね、そのスタンドの能力…」
公一「なんとでも言えばいいですよ!
勝てばようかろうですからね!では、あなたにもとどめを刺しまsy「ジョーカー!」ぐえぇ!」
海人「…大丈夫だった、有紗さん?」
有紗「海人君!
大丈夫だったよ!」
海人「そうでしたか…
でも有紗さん、一応言うと、あなたのスタンドもかなりおかしい能力を持っていますよ」
有紗「海人君のスタンドもでしょ…フフッ」
公一「おのれ…リア充ども…
俺の前でイチャイチャしてんじゃねぇ!
俺はこういうのが大っ嫌いなんだよ!なんで俺よりも下のやつが勝ち組なんだ!立場的には俺がそこに立っているはずだぞ!」
有紗「だいぶ言葉が汚くなったわね
しかも自意識過剰…」
公一「うるせぇ!
こうなったら2人まとめて倒してくれるわぁ!
行け!『ブレイン・ドレイン』!」
海人「…確か、公一さん、でしたっけ?」
公一「あぁ!?」
海人「僕のことはどれだけ傷つけてもいいです
でも、僕の友人を傷つけるのは、誰であろうと許しません!」
公一「ふっ、いまさら何を言う!
お前のスタンドのスピードじゃあ、俺のスタンドについていけねぇのは好みでわかってるだろ!おとなしくやられな!」
と、公一のスタンドは海人のスタンドに襲い掛かってきた
しかし…
海人「…見切った」
海人のスタンド、ジョーカーの出したナイフは公一のスタンドに命中した
公一「ぎゃああぁぁーーーー!!
背中があぁぁー!!」
あまりの痛さに公一はその場で転げまわった
海人「あなたの動き、あまりにも単純すぎるんですよ
そのため、見切るのには対して時間がかかりませんでした
それでは、有紗さん」
有紗「はい?」
海人「とどめ、任せましたよ」
有紗「うん」
そして、有紗は公一にゆっくりと近づいて行った
有紗「さぁて、海人君を傷つけて、私のことを馬鹿にした罪、償ってもらおうかなぁ…」
目が笑っていない状態で笑顔を作り、有紗はそう発言した
公一「ひぃー!!
すみませんすみません!もうこんなことしません!だから許してください!!」
有紗「最初は紳士かつ上品な感じだったけど
人ってここまで追い込まれると壊れるのね
わかった、かわいそうだから許してあげる」
公一「本当ですか!?」
有紗「うん、許してあげるよ
1か月程度の入院で」
有紗は全く許していなかった
ベイビー・アイ「ドォラララララララララララララララララァ!!」
公一「ぎぃやあぁぁーーーーー!!」
本島公一、スタンド『ブレイン・ドレイン』
再起不能
校門前にて
康一「何か二人とも遅いなー」
仗助「確かにそうだな…
まさか、スタンド使いの攻撃でも受けてるのか!?
やべぇ!俺ちょっと様子見に…」
有紗「ジョジョ兄ぃ
心配しなくてもここにいるよ」
仗助「有紗!海人!
無事だったんだな!」
海人「はい…少しばかり怪我を負ってしまいましたが…」
仗助「ほんとか!?
2人ともこっち来い!治してやるから!
『クレイジー・ダイヤモンド』!」
海人「すごい!一瞬で治った!
やっぱりオリジナルはすごいですね!」
有紗「でしょ!ジョジョ兄ぃのスタンドはすごいんだよ!」
仗助「おい有紗、ほめても何も出ないぞ」
有紗「まぁまぁ」
仗助「そんじゃ、もう6時過ぎちまってるし、そろそろ帰るか!」
他の4人「おー!」
一方、校舎内の廊下では
公一「りあじゅぅ…はぜろぉ…」
この後、のちに見つけた先生が119番を呼び
公一は病院のベッドで当分過ごすことになりましたとさ
キャラ設定
本島 公一(もとじま きみひと)
性別:男 身長182cm 体重:63kg
年齢:16歳 誕生日:12/25
容姿:紳士的な見た目で髪にはクセっ毛がなく、制服も一切の乱れがない
ぶどうヶ丘高校2-Bの生徒
文学部に所属していて、本を読む姿が様になると評判である
一見すると紳士かつ丁寧な性格だが、実は内面ではかなりの腹黒で自分は常に頂点に立っていると思っている自意識過剰な奴
リア充を嫌っていて見るだけで言動がおかしくなるくらい虫唾が走る
スタンド:ブレイン・ドレイン
破壊力E スピードA 射程距離100m
持続力B 精密動作性D 成長度C
能力:触れたスタンドの能力を無効化する