原作主人公ですよー
俺は一部の人物に非常にモテる。俺は種族で言うなら人ではあるが人ではない者に非常にモテると自覚している。一部の幼馴染みを除けば人間には嫌われているけども。
それでも俺は女性が大好きだ。現在俺が通う駒王学園のエロ魔王の名を欲しいままにしている位には好きだ。全く後輩と一緒に覗きやセクハラした位で騒ぐんじゃねぇって話だが、何故だか人外にはモテるので苦労はしてない。正直人外の方が俺好みの女が多いのもあるが。そして今現在もそうだ。
「あぁ一誠くん。いえイッセー様!どうか私に慈悲を!あなたの強さと優しさに私は虜にございます!あなた様より放たれた力の波動!なす統べなく消えるのみの私に施された慈悲!あなた様の、あなた様の子を授かりたいと私の子宮がうずくのです!」
長い艶やかな黒髪を振り乱し母性あふれる胸を己が右手で揉み上げ、逆の手は誘う様に乙女の花園を広げている。え?これなんてエロゲ?
とりあえず俺は少し前の事を思い出す。
その日は敬愛するボスと俺と同様にボスを慕う連中で最近この町に迷惑をかける隣町のヤンキーどもの駆除に向かい殲滅した帰り道だ。殲滅と言っても殺したりはしてない。死なせたら流石にまずいし、俺達は今はこんな暴走族のような見た目だがプライベートは至って普通。むしろ正義感が強い人間ばかり。そして皆が駒王学園の生徒で更生されていることから分かるが俺を除いて皆それなりに頭は良い。ただボスがヤンキーとか極道物に憧れてるから皆で雰囲気を出しているだけである。
あ?俺?俺はただの不良上がりのクソ男だ。中坊のころボスと出会い喧嘩してボロボロにされた。それから出会う度に喧嘩を吹っ掛けたが1度も勝てた事はなかった。そして俺に背を向けて去る姿にひどく魅了され強く憧れた。だから舎弟にしてくれと頼んだら
「はぁ?俺の舎弟?あーいらねぇいらねぇ。俺の舎弟に馬鹿はいらねぇ。ただ何もさせないでってのもあれだし条件付きでOKしてやる。駒王学園ってしってんだろ?あの偏差値全国トップクラスの元女子高な。俺そこの高等科に進学するからお前も受かったら舎弟にしてやる」
そう言いやがった。だから周りに驚かれながら必死に勉強してギリギリではあるが駒王学園に合格してボスの舎弟になった。その時親父とお袋嬉し泣きしてたなぁ。今まで苦労かけていたのを実感して表面上は普通にくらしている。
ともあれそんな帰り道に俺は黒髪のスタイルの良い美少女に告白された。なんでも喧嘩してる俺を見て一目惚れしたらしい。なにかありそうだなぉとは思ったが見た目好みだし何か起こればそれなりの対処をすればいいだけだからOKを出して、そして初デートの帰り道に寄った公園での出来事だ。
「お願いがあるの。死んでくれないかな?」
流石に唖然とした。今まで様々な女と遊んだ。だがそれは同意の上で俺は事に及ぶ前に必ず確認してからの所業であった。自己弁護と言われればそれまでだが、俺的には最大限の誠意を伝えていた。故に唖然とした。
まだ手を出してない女に死んでと言われたから?それもある。
人には存在しない黒い天使の様な翼を広げているから?それもある。まさか人外だったとは。
だが一番の理由は全くもって違う。だから俺は
「はははははははははは!おいドライグ!この人外俺に死ねってよ!え?何?こいつ俺の強さ知らねぇで近寄ってきたの?てめぇらみたいな人外散々相手してきたがお前みたいに言ってきた奴は初めてだよ!」
大いに笑った。
『笑ってやるな相棒。我らの力が分からぬほど脆弱な存在だぞ。まぁ俺を使わない相棒は魔力もからしきの体力と精力だけの人間だがな』
「うるせぇよ!人間同士の喧嘩に神器やら魔力やら使うかよ!そこまで腐ってねぇよ」
俺と俺に宿った神器である
「ちょ、ちょっと待ちなさい!あなた何がそんなに可笑しいの!?この堕天使レイナーレが死ねと言ったのだから死ねば良いのよ!そうすれば上司からアザゼル様のアレに模した模型がもらえるのよ!?良いから死になさいよ!」
「…………かわいそうな奴」
『俺が思ってたより更に残念な娘なのだな』
「『任務の報酬がただのオ○ニーグッズとは………』」
笑ってしまったことを何故か申し訳ないと思ってしまった。こいつはただのアホで馬鹿なだけなんだ。きっと悪い奴じゃないんだ。そう思わないとあまりにこいつの頭がハッピーすぎるし、ついさっきまで彼女だった女だと思いたくない。
「なによ!何でそんな残念なものを見る様な目で私を見るのよ!」
「いや実際残念だろ。オナ○ーグッズの為に人殺すとか馬鹿じゃねぇの?」
「グッズ言うな!あれは聖なる道具、聖具だ!聖遺物だ!」
「ちょっ、おまっ!ふはっ!笑わせるなよ!性具って、性異物とかっ!やっぱり○ナニーグッズじゃねえか」
「死ねぇぇーーーーーーーーーー!」
どうやらおちょくり過ぎた様でレイナーレは手のひらから光で出来た槍の様な物を投擲してきた。結構速いがボスの飼っている日本猿の拳に比べれば対した速さではない。あの猿は強すぎる。霊長類最強の一角だろう。ボスには従順だが。
「なんで!?何で当たらないの!?たかだか人間ごときが至高の堕天使である私の槍を!?」
「まって!お願いだからやめて!笑いが抑えられない!」
「何が可笑しい!」
自分で至高のとかナルシストすぎる。笑いを堪えるので動きが鈍りそうだ。
仮にも彼女だった女だししかたねぇな。あまりコンタクト取りたくねぇ奴だが助けを求めるとしよう。
俺はレイナーレの槍を避けながらスマホを操作してある男に電話をした。数回コール音がすると
『兵藤一誠。何か様か?決闘なら受けてたつぞ。今度は何で勝負しようか。単純な殴り合いも楽しいが最近飽きてきたので俺的には別の物にしたい』
「おーす。殴り合いは俺も飽きたから次は安産型の女見極め対決しようぜ!ルールは俺とお前で街に繰り出してより良い尻の女をナンパ出来た方の勝ちでだ。観察眼と雄としての魅力を試される闘いだ」
『尻か…………良いのか?尻は俺の土俵だぞ?』
「構わねぇよ。その代わり頼みがあるんだが」
『ふむ。兵藤一誠、お前がそう言うって事は女絡み、しかも俺に頼むと言うことは堕天使の件と推測するが?』
「相変わらずよく分かるな。その通り堕天使の女で俺の彼女が死ねとか言いながらやり投げしてくんのよ。お前の所の総督に代わってくんね?」
『分かった。少し待ってくれ』
その言葉の後に保留音が流れた。おいおい保留音が東京テディ○アとかあいつあんなクールな見た目してボ○ロ好きかよ。だが良いね!俺も東○テディベア好きだ。厨二臭がたまらん!全知全能の言葉をほらきかせてよー♪
『おう。俺が堕天使総督アザゼルだ。お前は誰だ?』
「アザゼルさんちーーーす!おたくん所のヴァーリたんのライバル兼親友の兵藤一誠、赤龍帝でーーす!何か堕天使の俺の彼女だった女が俺にやり投げ遊びしてんだけどどうしようか?一応好きな女ではあるし殺したくないんだけど?」
『はぁ!?赤龍帝だと!おいヴァーリ!何故未発見だった赤龍帝とお前が親友でライバルなんだ!?いやライバルは分かるが何故親友!?は?たまたま街で知り合って喧嘩したら赤龍帝だった?え?人間でお前と殴り合いしたの?なにそれ怖い』
何やら困惑気味のアザゼル総督。そりゃそうだ。何せヴァーリは白龍皇。俺の宿す赤龍帝の対をなす二天龍の片翼であり、代々殺し合いをしてきた間柄。そんな俺とヴァーリが親友となれば異常も異常かもしれん。俺には関係無いけど。出会いはボスに負けた後だ。強くなるために街で喧嘩を売り付けた第一号がヴァーリで生身で俺と喧嘩して引き分けたのは初めてだった。それはヴァーリも同じ様で気が付けば親友になりお互いの存在を知り、本気の闘いをしてなお同等であった俺らは本物の親友になっていた。
それにしてもレイナーレのやり投げはまだ続くのか?何か気が付けば堕天使が3人増えて4人に増えてる。レイナーレとワイシャツ無しのスーツなおっぱいねぇちゃんにゴスロリ少女とbarが似合いそうなカッコイイオッサン。
皆が皆俺にやり投げしてるが俺はそれを避け続ける。コイツらマジで雑魚だな。
「こんな人材しかいない堕天使マジ乙」
『聞こえてるっての。取り敢えずソイツ等殺すな。そんなんでも俺の部下だ。詫びはする。場所はヴァーリから聞いてるからそこの担当に連絡をとらせる。数分で辞めさせるからたえろ』
「あらほらさっさー」
言われた通りに光の槍を避け続けた。避けながらレイナーレのおっぱいを揉んだり、レイナーレのおっぱいを揉んだり、ゴスロリのスカートめくったりオッサンの顔に顔パンしたり、レイナーレのおっぱい揉んだりレイナーレのおっぱい揉んだり、おっぱいスーツのねえちゃんの前ボタン外したりしてるうちに奴等の顔が青ざめてきた。漸く実力差が分かったのだろう。それでも諦めない奴等には好感が持てた。こんな馬鹿は嫌いじゃない。
そうこうしているうちにレイナーレが胸の谷間からスマホを取り出して通話をしていた。
大きい大きいと思っていたがまさかスマホが隠れるほど大きいとは!もしかしたらあの谷間は四次元ポケットなのかと思わせるほどだ。
「お前らやめなさい!その方は赤龍帝!白龍皇の友人であり総督の庇護化にある人物よ! 」
その声で攻撃はやみ、堕天使は顔を青白くさせて俺に対して頭をさげる。どうやら俺の事を敵ではないと認識したようだ。
「アザゼルさーん。あざす。静かになりやしたー」
『俺も礼を言う。同族を殺さずにいてくれた今代の赤龍帝に。詫びとしてそこの奴等を好きにして良い。殺さないでくれるなら下僕でと奴隷でも好きにしろ。足りなければ俺が直々に俺がもてる最大の礼をしよう』
「いやいらねぇよ。コイツらは俺に掛けた迷惑料を払ったら解放してやるさ。土下座一回と今後俺に喧嘩を売らないって約束したら。次があったら容赦なく蹂躙するけどよ」
『寛大なお前に感謝する』
そうして通話は切れた。
俺の目の前にはガタガタと情けなく震える四人の堕天使。流石にこのままでは話しにくいので代表格のレイナーレに近付き顎を持ち上げ視線を俺に合わせた。
「つー訳でてめぇらん所のボスと話はつけた。俺に今後喧嘩を売らねぇ、敵対しねぇ、今回の事を謝るってんならそのまま解放してやる」
そして冒頭に戻る。
はぁ。強いのも罪だな。
何故かレイナーレ以外のおっぱいスーツねえちゃんとゴスロリ少女も股を広げていて、オッサンも俺に向けてチンぐり返しだがオッサンは醜いので蹴飛ばしてから美女3人を堪能した俺は悪くないはず!
原作主人公が常識人な訳がない。
これは決定事項だ!
さてさて。ボスって誰だろなー(棒