インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

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第111話

母に渡された航空券を千冬姉さんとマドカに渡した次の日、イチカとセシルは授業に参加せずに学園長に頼まれた臨時教師をしていた。イチカは技術科の授業を、セシルはIS技術の授業を教える事にしたが、最初はイチカとセシルの授業は同じように生徒達が騒いでいたが、イチカの授業は最終的に先生までもが授業に参加する光景になってしまい、セシルは

 

(これくらいかしら?)

 

と普段からやっている練習内容を一般人の身体能力に合わせて楽にした内容を考え生徒達にやらせたが、最終的に生徒達はセシルが考えた練習内容をやったのは良いが、生徒全員が授業が終わる頃には体力の限界を越えてしまい全員、運動場で生きた屍の様になっていて、それを見たセシルは

 

「もう少し軽くした方がよろしいですわね。」

 

と応援にきた先生達に担架で運ばれる生徒達を見ながら呟いたが、セシルの授業を受けた生徒達は次の日疲労と全身筋肉痛で寝込むはめになった。授業を見ていた担当の先生はセシルに

 

「もう少しやさしい練習内容でも良かったのでは?」

 

と聞いてきた為

 

 

「すみません、普段私とイチカさんあとマドカさんがやっている練習内容の9割位楽にしたのですが・・・」

 

それを聞いた担当の先生はその場で固まってしまったが、後からセシルの授業を聞いた千冬姉さんは腹を抱えて職員室の椅子から笑い転げ落ちた。

イチカの授業後は先生がイチカに質問するといった、どっちが先生なのかわからない光景となってしまい、その噂を聞いた学園長はすぐにイチカとセシルそしてその時の担当の先生を学園長室に呼ぶと

 

「イチカ君とセシリアさんに全て任せた貴女達に責任がありますが今日は初日だった為、厳重注意だけにしますが特にセシリアさんの方は全てセシリアさんに任せた先生のミスです。何故全てセシリアさんに任せたのですか?」

 

とイチカとセシルの授業の担当だった先生は自分達の不始末を注意され、特にセシルが受け持った授業に関しては大半の生徒が倒れてそのまま自分の部屋に運ばれる事件となってしまった為、それを見過ごせなかった学園長はすぐに内容確認をするために呼ばれて、そのまま厳重注意となった。

その頃刀奈はセシルのおこなった授業内容を倒れた友人から聞いたら代表が普段やる練習内容の倍位で、さすがの刀奈ももし自分がやったらと想像した瞬間気分が悪くなり、それと同時に改めて織斑家が人外と言うものを実感してしまったが刀奈は知らなかった。簪がマドカとやっている練習内容がセシルのやった授業内容の5倍と言うことに・・・。

 

 

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