インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

114 / 195
夏休み前編
第114話


刀奈が新しい機体を取りにロシアに向かってから数日が経ち、IS学園も夏休に入った。刀奈は4日ほどで戻ってきたが、ラクスにこってり絞られた様でゲッソリとなった姿だったが、刀奈は戻って俺の所に来るなり

 

「あの陰険女は~・・・」

 

と長々とラクスの悪口を言っていて、どうやらラクスは電話に出なかった刀奈を機体を受け取った後1日中お説教をしたらしく、学園に帰ってきて従弟の中で一番しっかりしている俺のとこに愚痴をしに来たらしいが

 

「刀奈さん、怒られるのは貴女がラクスさんの電話から逃げてたからでしょ?なのにお兄様の手を煩わせてただで済むと思っていますの?」

 

「え、セシリアちゃん?」

 

どうやら刀奈の愚痴はセシルの堪忍袋に触ったらしく、セシルは部屋を凍らせれるのではないかと思ってしまう程のオーラを出して刀奈を目を細めながら睨み、刀奈はセシルの出すオーラにガタガタと震えながら

 

「お、落ち着いてセシリアちゃん、お義姉さんはそう言うつもりで・・・」

 

刀奈がセシルにそう言った瞬間、セシルはさらに目を細め、おそらくは刀奈さんの体感温度はセシルの出すオーラで絶対零度になったみたいだが

 

「何が落ち着いてですか・・・、刀奈さん・・・、お兄様の大事な時間を貴女の下らない愚痴に割かれるなど・・・」

 

「・・・セ、セシリアちゃん?」

 

「万死に値しますわ!」

 

「ひっ!」

 

さすがのイチカも久しぶり見たセシルのブラコンにため息をついたが、セシルが超絶ブラコンと知らない刀奈は何でそんなに怒っているかわからず、ただセシルの絶対零度の怒りにただ恐怖するしかないが

 

「そこまでにしておけセシル・・・」

 

「助かったわ、イチカ・・・」

 

「殺るならこの部屋ではなくアリーナでやれ!」

 

「はい、わかりましたわお兄様!」

 

助け船を出されたと思った刀奈はすぐに地獄に堕とされ、セシルは刀奈の襟を掴むとアリーナに引きずって行った。その後アリーナからは刀奈の悲鳴が鳴り響き、刀奈の受け取ったばかりの機体はセシルによって全壊寸前まで破壊され、その事をセシルがラクスに話すと

 

『かまいませんわ、刀奈は好きなだけお説教してください』

 

と言っていて、その後イチカは

 

「セシル、久しぶりに生身で戦わないか?」

 

「よろしいですけど、マドカさんも見えますから一度マドカさんとやってみてはいかがですか?」

 

セシルの提案にイチカも乗り、学園にいるマドカに頼むと二つ返事で承諾してくれて、千冬姉さんに道場の使用許可を貰うとイチカはシルバーケースを持って道場に向かった。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。