インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

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第115話

イチカは今両手に銃を持って、マドカと対峙していた。

 

「手合わせとは言え、イチカ兄さんと戦うのは初めてよね!」

 

「そうだな・・・、マドカ出し惜しみ無しで行かせて貰う!」

 

「イチカ、マドカ準備はいいな。試合開始!」

 

千冬姉さんの合図で模擬戦は始まった。

 

 

イチカは合図と共に片方の銃をマドカに向けトリガーを引いた。銃声は一発だったが、マドカはその動体視力でイチカが放った3発の銃弾の内2発を両手に持つ鉄扇で難とか弾き、1発はギリギリ体をそらしてかわした。

 

「兄さん、いきなりエグイ技を使うじゃない!」

 

「へぇ~、これくらいなら何とかかわせるんだなマドカ!」

 

イチカとマドカは世間話みたいに言っているが、イチカとマドカの試合を聞きつけて道場の隅で観戦している鈴とラウラそしてシャルは

 

「ねえラウラ、今イチカさんの銃から出た銃声は一発分しか無かったわよね?」

 

「おそらく若はクイックドローと言う技を使ったと思う!」

 

「でもそれって素早くトリガーを引くだけだから銃声は撃った回数分聴こえないじゃないのかな?」

 

ラウラの答は正解だが、銃声が一発しか聴こえなかった事に三人とも疑問を持つが同じ様に観戦していたセシルが

 

「イチカさんは銃声が一発しか聴こえない様な早さでトリガーを三回引いただけですわ。ですが、あれはイチカさんにとって初めて戦う相手に対しての挨拶変わりと相手の力量を測る為の技でもありますわ。後ラウラさん、後でまたお仕置きですわね!」

 

セシルの説明でイチカの人外らしさを再び知った三人は言葉を失うが、ラウラは自分の失言に後悔をしながら顔を青ざめた。

 

「マドカこれはかわせるかな?」

 

「何処からでも来てください、そして私の体を傷物にしてください!」

 

イチカはマドカの変態染みた言葉に若干戸惑うが、それでも銃撃がぶれる事が無いイチカだが

 

「兄さん行きます!」

 

マドカは円を書くようにイチカの周りを走り、イチカは両手に持つ銃を関係無い方に向けて放つと今度は別の方に向けて放ち、マドカは疑問を持つがすぐにわかった。イチカの最初の銃撃はミラージュショットで次に放ったのはミラージュショットで跳弾になった弾を弾くビリヤードショットだったが、それに気づいたマドカは既に遅くイチカに計算されてはじかれた弾はマドカを囲むようにマドカの回りを弾き続け、まるで銃弾でできた牢獄の様に見え鈴達はもし自分達があの中にいたらと想像して身を震わせ、千冬も(イチカには逆らわない様にしないと)と思ってしまった。

 

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