インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon 作:焔鬼
マドカとの手合わせから数日が経ちイチカはマドカの一件で精神的に安定しておらず機嫌が悪かった。しかしその事を知らず刀奈はイチカの元に来て
「イチカ君、私の専用機がようやく直ったから試合しましょ!」
刀奈はセシルに全壊出前まで破壊された専用機が直り、ご機嫌良くイチカに試合を申し込んだが刀奈は知らなかった、機嫌の悪いイチカに試合を申し込んだ時に自分の専用機が再び全壊出前まで破壊される事を・・・。
しかし丁度その光景を見ていたセシルは刀奈を哀れみの目線で見ていた事を刀奈は知らず
(私ですら今のイチカさんには声をかけれないのに刀奈さんは・・・。後でラクスさんには事情を話して刀奈さんの専用機の修理の依頼と精神科の先生の手配、最悪のはお墓の手配をしないと。短い付き合いでしたわ刀奈さん)
とセシルは一人考えてしまいため息をついた。
その日の夜、アリーナで生徒最強を賭けた戦いが行われようとしているがイチカのピットには誰もいない、何故ならセシルが今のイチカには近づかないよう警告してイチカを一人にしたからであったからだ。その頃指令室では
「千冬義姉さん、担架の準備はできてますか?」
「できているが本当にいるのかセシリア。それに更織妹も連れてくる必要があったのか?」
「千冬義姉さん、もしかしたらこの試合が刀奈さんの最後の試合になるかも知れないとしたらどうしますか?」
「どう言う事だセシリア?」
「セシリアさん、私も気になります。」
千冬姉さんと簪はセシルの「最後の試合」と言う言葉に疑問を持ちセシルに聞くと
「イチカさんはマドカさんの一件で気持ちの整理が付かず、精神的に安定しておらず機嫌が物凄く悪い状態で私ですらイチカさんにお声をかけれないのに刀奈さんは試合を申し込んでしまったと言う事です。なので刀奈さんにはお気の毒ですがイチカさんのストレスの発散相手になってもらいますが、最悪は刀奈のIS人生が終わってしまうので、せめて簪さんには姉である刀奈さんの最後の試合になるかも知れないこの試合を見て欲しかったのです。」
「そう言う事かそれは刀奈の自業自得だな。」
「織斑先生の言う通り、空気の読めないお姉ちゃんが悪い。だから私は部屋に戻るね。セシリアさん、後で試合の結果とお姉ちゃんの状態だけ教えて。」
と刀奈は実の妹と従姉に切り捨てられた事を知らず一人三途の川に足を踏み入れるのだった。今から始まる狩りと言う名の試合にただ一人、刀奈はピットから飛び出した。イチカと言う人外の怖さを刀奈は心身とともに焼き付けられる試合に・・・。