インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon 作:焔鬼
束さんの父篠ノ之柳韻に案内され、イチカとセシリアは束さんの家に上がり
「まさか人見知りの束が会社に入るとは、束も成長したな!」
「その言い方はひどいよお父さん。」
束さんは父に茶化されて、少し拗ねていたが
「でも心配したのよ束、急にいなくなったから私とお父さんは町中探したのよ」
と束の母篠ノ之葵は言ったが
「でもよかったわ、束が元気でこれもイチカ君とセシリアさんのおかげね!」
「そうだなイチカ君、セシリアさん本当にありがとう」
柳韻さんに頭を下げられたが
「こちらも束さんが入ってくれて感謝してますよ!束さんには今開発部署の責任者をやってもらってますが、最初は他の人と距離をおいてましたが、今では他の女性社員と遊びに行く事があるくらいです。」
それを聞いて柳韻さんと葵さんはまさかと言うような顔をしながら束さんを見て、束さんは顔を真っ赤にして俯いたがセシルが
「ところで柳韻さん、マドカさんと箒さんは仲が悪い様でしたが、なぜですの?」
「それは箒の性格に原因があってな、それが原因で学校でも何度も問題を起こしかけて、束が止める事がほとんどだった。箒は自分の思い通りにならないと、さっきみたいに木刀を振り回したりして、よくマドカちゃんや姉の千冬ちゃんにも怒られていたが、どうしてあのような性格になってしまったか私にもわからない。」
それを聞いて束も申し訳そうな顔をするがイチカが
「とりあえずこの話はこれで終わりましょう、柳韻さん千冬さんは今どちらにいますか?」
「私も千冬ちゃんが今何処で働いているかはわからない、マドカちゃんの方が詳しいと思うが?」
「柳韻さん、私も姉さんが今何処で働いているかはわからないんです、週末にふらっと戻ってきて日曜日の夜にまた出かける事しか・・・」
それを聞いた柳韻さんは呆れていたが
「ところでなぜ君は千冬ちゃんを探してるのかね?」
「そう言えば自己紹介がまだでしたね、僕はイチカ・オルコット、マドカの生き別れていた兄です。」
それを聞いた柳韻さんと葵は驚きマドカに顔を向けると
「柳韻さん、葵さん、兄が言ってる事は本当です、束さんも証人です。」
「まさかこんなに早く見つかるなんて、良かったわねマドカちゃん。」
葵さんはニコニコしながらマドカに言うと柳韻さんが
「だとすると君達は学校をどうしたのかね?」
柳韻さんが俺達に聞くとセシルが
「それは心配ありませんわ、私達の学校は単位制で既に進級に必要な単位は去年の内に取りましたわ。私達の通っている学校は基本貴族や社長のご子息が通っている学校なので勉強の仕方も自由なのです。」
「私も兄さんとセシリアさんが通っている学校に留学した時は驚きしかありませんでした、授業は開かれますが時々私一人しかいなかったりとか、提出する宿題やレポートによって貰える単位が違いましたので。」
それを聞いて柳韻さんは
「ではイチカ君はイギリスの貴族に育てられたと言う事なんだね?」
「確かにオルコット家は貴族ですが、会社も経営してます。」
「ではセシリアさんの父が今の社長なのですか?」
「いえ、父は去年事故にあい今私が社長をやらせてもらっていますわ。ちなみにイチカさんは副社長の任に付いています。」
それを聞いた柳韻さんと葵さんは、まさかイギリスの会社の社長と副社長が自分の娘と同じ歳と言う事に驚いていた。
箒が空気になってます