インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon 作:焔鬼
第125話
イギリスに着いたイチカ達はまず荷物を置くためオルコット家の別宅にやって来たが扉を開けると燕尾服の男が
いて、イチカの前に来てお辞儀をすると
「イチカ様お待ちしていました。」
「シロウか、序列持ちのバトラーのお前がここにいると言う事は何かあったのか?」
「はい、下らない思考のあのご令嬢が何か企んでいる事がわかりましたので、イチカ様に直接伝えるためにお待ちしてました。」
「わかった。本家にいる序列持ちのバトラーとメイド全員に何時でも出れるよう準備をさせておいてくれ!」
「承知しました。では私は本家に戻らせていただきます。」
シロウはそう言って別宅を後にしたが
「兄さん今の人は誰?以前来たときは居なかったよね?」
「そっかマドカは知らなかったな、彼らはオルコット家の執事で日系イギリス人のシロウ・エミアだ。彼らはオルコット家に使える執事達のまとめ役で序列1位だ。」
イチカがマドカにシロウの事を話すと
「姉さんすまん急用ができたから街の案内は束さんに頼んでほしい、束さんに頼んだマドカと簪の機体が完成したから手が空いているはずだから。セシリアとエミリアとステラは俺と来てくれ。」
イチカは千冬姉さん達にそう言うとセシル達を連れて屋敷の奥にある部屋に向う。残された千冬姉さん達はイチカに言われた通り束さんを呼び出してイギリスの街に観光に向かった。そして屋敷の奥にある部屋に入ったイチカは
「まったく、マルフォイ家には困ったもんだ。弟のアーロンも馬鹿だったが、姉も馬鹿な考えの持主だった事を忘れていた。」
「そうですわね。どうして優良貴族マルフォイ家の子供は馬鹿ばっか何でしょう。マルフォイ卿はあれだけ誇れる人なのに頭が痛くなりますわ。」
「イチカ、セシル、もしもの事があったらオルコット家にあの権限を再度与えるわ。」
「すまないステラ、でもあの長女の事だから絶対やるだろうな。」
「イチカさん、その時は私からヤードに話しますわ。」
「ヤード上層部もあの権限を知っているし、昔ほどオルコット家とヤードの仲が悪いわけではないから大丈夫だと思うわ。」
「最悪は私がヤードに直接OHANASIするから安心して!」
「助かるよエミリア、ステラ。」
イチカ達が屋敷の奥で話してから数日がたった日、マドカと簪そして蘭の三人が買い物に出掛けた時事件が起きた。蘭がマルフォイ家の長女の命令で連れ去られたのだ。だがマルフォイ家の長女はオルコット家の逆鱗に触れてし待ったのだ。