インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

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第130話

蘭がイチカに告白している頃、イチカ達と一緒にイギリスに来た簪はと言うと

 

「嫌ぁぁぁぁぁぁ!」

 

「簪ちゃん待って、そんなの防ぎきれないよ!」

 

イチカに許可を貰い、IP社地下にある実験闘技場でシャル姉妹相手に模擬戦をしていたが

 

「くっ、反応が遅い、もっと速く!」

 

碧鉄は簪の反応速度に徐々に追い付けなくなり始めていて、終いには碧鉄の関節から煙を上げ始めていたが簪はそれに気づかずにいたが

 

「簪ちゃん、ストップ、ストップ!」

 

「簪ちゃん、機体から煙が出てるから止まって!」

 

シャル姉妹の静止も聞かず、シャル姉妹に向かってイグニッションブーストを使った瞬間、碧鉄のブースターは爆発を起こしてそのまま壁に激突してしまい気絶してしまい、簪が次に気付いた時は知らない部屋のベットの上で、外も夜ではなく朝だった。簪が部屋を見渡していると部屋の扉が開き

 

「簪さん、気がつきましたか。」

 

「セシリアさん、私はいったい・・・」

 

「覚えていませんか?貴女は昨日の夜、わが社の闘技場の壁に激突して気絶したのですよ!」

 

セシルに言われて次第に思い出していく簪だが

 

「セシリアさん、私のIS・・・、碧鉄はどうなりましたか?」

 

「それに関しては私ではなくイチカさんが説明してくれるみたいですが、私が見た限り碧鉄はもう・・・」

 

セシルは残念そうな顔をして簪はすぐに悟ったがとりあえずセシルに連れられてイチカさんが居る部屋に向かった。

 

 

イチカさんの居る部屋に着き、部屋に入るとセシリアさんが私の前にお茶とお菓子を置きイチカの横に座ると

 

「簪さん体調はどうですか?痛いところなどはありませんか?」

 

「大丈夫です。イチカさん、碧鉄はどうなりましたか?」

 

「昨日の夜シャル達から電話を貰って直ぐに駆けつけて、君の傷の手当てと碧鉄の状態を見させてもらったが、残念ながら碧鉄は壁に激突した衝撃とブースターの爆発で全壊、修復は不可能と言う結果が出た」

 

「そうですか・・・」

 

予想通りの答えがイチカさんから聞かされ私は落ち込むが、イチカさんは話を続けた

 

「ブースターの爆発の原因は碧鉄が君の反応速度に完全に追い付かなくなってしまったからで、君のせいじゃないから落ち込まなくてもいいよ。碧鉄最後の運用データを見る限り、君の反応速度ははっきり言って一般人を越えていた。碧鉄は元々打鉄を俺とセシルが改造したISだから反応速度は一般人に合わせて作られていた。だから碧鉄は壊れてしまった、だから簪さん少し時間をくれないな?」

 

「え?」

 

「元々簪さんがイギリスに来たのは何故かな?」

 

「それは・・・、あっ!」

 

「思い出してくれたかな?元々簪さんがイギリスに来たのは新しい機体を渡すため、だからその機体を世代シリーズから人外用のシリーズ、マドカと同じシリーズに再設計、再組み立させてもらう。マドカの機体と同じ機体データを使うし、コアは束さんと相談して何とかするだから安心しな」

 

「イチカさん、ありがとうございます。」

 

私はイチカさんに頭を下げると同時に胸の中が暖かくなり、それが恋心と気付くのは数日後の事だった。

 

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