インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

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駄姉ツインズの処刑と実る簪の思い
第149話


ロゴスヨーロッパ支部壊滅作戦が終わり、イチカ達は次の日の便でイギリスに戻り、土曜日はマリュー義姉さんとリザの母親が謝罪の為、粗品とガタガタ震えるマリュー義姉さんを連れて別宅に訪れ、日曜日は何もない平穏な休みになったが・・・

 

 

 

 

「久々にお姉さん登場!」

 

とまだ夜も明けてない時刻に日本にいるはずの刀奈が別宅に不法侵入していた。刀奈はイチカをまだ諦めておらず、イチカが寝ているベッドに足音と気配を消して近づき、イチカが羽織っているシーツをゆっくりと剥がすと目が点になり

 

「・・・えっ?」

 

シーツから現れたのはマグナムを刀奈に向けているリザだった。リザは刀奈のわずかな気配で起きてしまったらしく

 

「貴女、誰?ここはイチカ君の屋敷よ、事と事情によっては・・・」

 

と不機嫌そうにリザはマグナムの引金を引きながら不法侵入の刀奈に言うと

 

「リザさん、彼女はイチカさんを狙う泥棒猫ですので殺ってもかまいませんよ」

 

眠そうなセシルがイチカの耳に何処から出したかわからないが耳栓を入れており、リザはセシルがイチカの耳に耳栓を入れ終えるのを確認すると容赦なくマグナムのトリガーを連続で引いた。刀奈はリザの容赦の無い連射を慌てながら紙一重で交わすが

 

「ちっ!」

 

リザは弾が無くなったマグナムを捨てるとISの拡張領域から出す。

 

「ちょっ、待って、待って、話をしましょう!」

 

刀奈はリザに交渉を持ちかけるが

 

「問答無用!」

 

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

リザはマグナムの弾が無くなる度に拡張領域からマグナムを出して撃ちまくる。そしてリザの予備のマグナムが無くなった頃にはベッドの側にマグナムの山が出来ており、刀奈は肩で呼吸をしながら壁に涙を流しながら座り込んでいたが

 

「セッシー、マグナムの予備が無くなったどうする?」

 

「とりあえずイチカさんの部屋から出て行ってもらいましょ」

 

リザとセシルはそう言いながらベッドから出るが刀奈はリザとセシルを見て顔を真っ赤にする。理由はリザとセシルは服どころか下着も着けて無かったからで

 

「何で二人とも何も着てないのよ!」

 

「何でって、ねぇセッシー」

 

「イチカと愛しあってそのまま寝たからに決まっているでしょ」

 

セシルとリザは隠そうとせずそのまま刀奈に近づくと

 

「とりあえず刀奈、貴女がどうやって入ってきたか洗いざらい喋って頂きますわ!」

 

「ドイツ式拷問を受けたく無かったら素直に喋ることね!」

 

セシルとリザはそう言いながら暴れる刀奈を引きずってイチカの部屋から出て行った。ちなみにセシルとリザが刀奈を尋問兼拷問した結果、刀奈を屋敷に入れるように手引きをしたのはもう一人の駄目姉こと千冬義姉様さんだっだ事が、精神崩壊をおこしかけている刀奈からわかったのだった。

 

 

 

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