インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

155 / 195
第155話

簪と刀奈がアリーナで話している頃に観戦室にイチカがやって来た。イチカはセシルに何があったか聞くと呆れ果てて何も言わずに椅子に座ると

 

「イチカさん、マドカさんと簪さんの機体なんですが、黒のアーキタイプコアを使っているためかナノマシンの使用条件がsecondshiftをしないと使えないらしいですよ。」

 

「つまりはそれだけ強力な威力を持つと言うことか?」

 

「はい、簪さんのデータはこれからですが、マドカさんのナノマシンデータはこちらに」

 

「重力か・・・」

 

「はい、PICを使っての重力操作。私もまさかこのような能力を持つとは思いませんでした」

 

「流石は特殊タイプ、だとすると新しく追加した簪のアーキタイプコアも」

 

「恐らくは・・・」

 

イチカとセシルはマドカの機体データを見ながら話していた。

 

「とりあえずは簪さんの試合も始めましょう」

セシルはそう言って試合の合図を鳴らした。

 

 

 

「さぁ刀奈さん、・・・地獄の片道切符を貴女にプレゼントとするね」

 

簪がそう言うとどす黒いオーラはよりいっそう増し、ビームグレイブを片手に刀奈に切りかかった。

 

「か、簪ちゃん待って!」

 

「問答無用!」

 

簪は逃げる刀奈を追いかける。簪と刀奈の機体のスピードは簪の方が上、その為刀奈は激流槍・弐式でひたすら防ぐ形となるが

 

「もういい、貴女にやる気がないなら」

 

は一切攻める事をしない刀奈に憤怒を覚えてsecondshiftの承認ボタンを押す。

 

「今すぐ貴女に地獄を見せてあげる。このメルト・フェアリーの力で!」

 

簪はマドカと同じ様に虹色に光る翼から莫大なナノマシンをアリーナ全体に散布させ

 

「見せてあげる。私のフェアリーの力を」

 

簪はそう言って地面に降りると手のひらを地面に着けてゆっくりと放して行くと虹色に光るナノマシンが螺旋を描きながら手のひらに着いていく形で上がり、少し遅れて石でできた棒の様な物が出てくる

 

「か、簪ちゃん、いったい何を?」

 

しかし簪はそれを無視して棒が簪の胸の当たり待て来ると棒を掴み一気に引抜き、そして出てきたのは一本の薙刀だった。

 

「私のナノマシンの能力は原子操作。ハイパーセンサーに新たに追加された分析能力を使い、物の原子を索敵、そこから原子を一度分解して自分の思い描く形に再構成する。」

 

「え、それって・・・」

 

「元々付いている武器もあるが、そこに原子があれば何処でも武器を作る事ができる。最後に教えてあげる、私がイギリスに来たのはイチカさんの側居たいからよ、私はイチカさんが好き、だからイチカさんに誘われたときについていく事にした、私はイチカさんの愛人でもいいそれだけイチカさんの事が好きなの!さぁかかって来なさい糞姉、イチカさんに付きまとえなくなるまで潰してあげる!」

 

 

刀奈は完全に積んだ。水も水素と酸素でできているため簪の前には自分のナノマシンは一切通用しない上、簪の逆鱗に触れた事にいまさら気づいたが既に手遅れだった。そして刀奈の頭の中では走馬灯が流れていたのだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。