インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon 作:焔鬼
IS委員会であり亡国の襲撃の次の日、イチカとセシルは再び更識家の屋敷に来ていた。
「改めてお礼を言わせてもらうよ、イチカくんそしてセシリアさん。だが何故君達が日本にいるのかね?会社はどうしたんだ。」
「日本にいる妹と姉に会いに旅行に来ただけですよ。」
「おや?君の妹はセシリアだけではなかったかな?」
「俺は元々生まれてすぐにオルコット家に預けられ、そのまま養子になったんですよ。俺の旧姓は織斑、織斑千冬の弟なんです。」
それを聞いて楯無さんは驚いていたが
「ところでイチカくん、セシリアさんのISは大丈夫なのか?」
「まだ詳しく調べて無いのでわかりません。」
「良かったら私の会社の整備室を使いなさい、あそこなら機材も揃っているから。」
「ありがとうございます、楯無さん」
俺は楯無さんにお礼を言ってセシルと楯無さんの会社に向い、セシルからブルーティアーズを受けとり、ブルーティアーズの状態を確かめ始めた。
ブルーティアーズの状態は予想どおり最悪だった、外部からの負荷と、内部からの負荷で修復不可能の状態でさらにコアも縦に割れてしまい、その事をセシルに話すと
「予想はついていましたわ、ですがコアまで割れてしまうなんて・・・。」
だが俺はまだセシルには話して無いことがあった、このコアはISを起動させる事は出来ないがエネルギーを貯める機能だけは使えるため、この機能を俺とセシルの新しい機体に使おうとイチカは思っていた。
とりあえず楯無さんにブルーティアーズの現状を全て話すと、楯無さんは土下座で謝ってきたが俺とセシルはそれを止めて、ちょうどお昼だった為食堂でお昼にすることにしたが、周りの視線が俺とセシルに突き刺さった。何故なら、セシルは昨日の出来事の後から積極的になり、今も俺の腕に抱きつきながら歩いていたからだ。それを側で見ている楯無さんはニヤニヤしながらこちらを見ていた。
その日の夕方イチカとセシルはマドカに言われた待ち合わせに場所に来て、しばらくするとマドカは学校帰りなのか制服姿でやって来た
「ごめん兄さん、セシリアさんまった?」
「大丈夫ですわ、マドカさん私たちも今来たばかりですわ。」
「良かった~、ところでセシリアさん、ブルーティアーズはどうしたんですか?」
マドカは気付いた、セシルの耳に付けているピアスがない事に
「ブルーティアーズは昨日入った急な仕事で無茶をして壊れてしまったので、本国に戻ったら新しい機体をイチカさんが設計して作ってくれるそうなので大丈夫ですわ。」
セシルはマドカにそう言うと納得してくれたが、イチカとセシルはマドカに真実を隠すことに心が傷むも、マドカはそのまま織斑の家に案内してくれた。