インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

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第163話

次の日の午後、蘭はイギリス代表と代表候補生用の訓練施設にあるアリーナの一つに来ていた。

 

「蘭ちゃんお待たせ!」

 

「束さん私の機体は?」

 

「できてるよ。昨日の夜、蘭ちゃんから連絡を貰った時には機体は9割り完成してたから人員を増やしてペースを早めて完成させたよ!」

 

束はそう言いながらコンテナの扉を開けるとそこには黒いボディーに赤いラインがいくつも入った機体があった。

 

「この機体の名前はバンシー」

 

「バンシー?」

 

「そうバンシー。アイルランドの伝承に出てくる妖精で、家人の死を予告する妖精の名前。そしてこの機体は愚かな人間が作ったこの世界に終焉をもたらす為に作られた機体。イチカさんのISFに積まれているコアを始りのコアとしてこの機体のコアは終わりを意味する機体。そして新しい世界を始める為の機体だよ!」

 

「束さん、ISFて言うのは?」

 

「ISFて言うのはアーキタイプコアを積んで、さらに一般人をも越える身体能力を持つ人達専用の機体。そして全てのISと今後増える宇宙対応型IS通称IP以上の性能を持つ機体だよ!」

 

蘭は束から説明をされながら鎮座する自分の専用機に触れるとバンシーは輝きだし、蘭はバンシーを纏う

 

「蘭ちゃんおめでとう。これでバンシーとバンシーに積まれているコアは蘭ちゃんの物だよ!」

 

「束さんそれって・・・」

 

「うん!そのバンシーは貸し出し機ではなくて個人所有の機体だよ」

 

蘭は束さんバンシーが個人所有機と聞かされ言葉を失うが

 

「とりあえず時間も迫ってるからパーソナライズしちゃうけど、firstshiftは直ぐには起こらないからそれだけは覚えといて!」

 

束さんそう言われ蘭は頷き、束がセッティングを終わらせた後、蘭はカタパルトへと足を進めバンシーがカタパルトに接続されると

 

「蘭ちゃん、頑張って!」

 

「束さん、ありがとうございます。」

 

蘭が束にお礼を言うと顔をアリーナ向け

 

「五反田蘭、バンシー、目標を駆逐します!」

 

蘭はそう言ってアリーナへ勢よく飛び出した。

 

 

 

 

 

 

「ようやく出てきましたわね!」

 

「五月蠅い!」

 

蘭がそう言うと、セシアは手に持つ青いライフルを蘭に向ける

 

「貴女、今、なんと言いましたか?」

 

「五月蠅いと言った」

 

「もう、許しませんわ!貴女が何を言おうと、この私セシアとその専用機ブルー・ティアラで貴女を全力で潰させて頂きますわ!」

 

この時セシアは蘭の機体を探ろうとしなかった。そして試合開始のアラームがなり、そしてこの試合でバンシーが鳴くのであった。ISが産み出したこの世界に終焉を終わらせるために・・・

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