インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon 作:焔鬼
その光景に監視していたアリーナの管理者が慌てて観戦席にいた生徒や代表そして候補生達に避難勧告出し
「二人とも今すぐ試合を止めてピッドに戻りなさい!」
管理者が試合を止める様に言うが蘭は止まらなかった。蘭は怯えるセシアに容赦なくマグナムを放ち、セシアはギリギリでかわすがマグナムの威力は高くかすっただけでブルー・ティアラのシールドエネルギーを削り、ただかわすがだけのセシアに蘭は痺れを切らして懐に入るとグローブみたいな装備を再び出してセシアの腹部を思いっきり殴り、セシアは観戦席を守るシールドに叩き付けられそのまま重力に引かれ地面に叩き付けられブルー・ティアラは解除された。ブルー・ティアラが解除されるとバンシーのIS―Dも自動的に解除され、蘭はそのままピッドに戻るとそこには束さんが居て
「蘭ちゃん大丈夫?」
束さんは心配そうに聞いてきて
「だいじょう、・・・ぶ」
そこで蘭は意識を失い、次に気づいたら病院のベッドの上だった。
蘭が病院のベッドの上で目を覚まして次の日、今日も束さんは仕事を放置してお見舞いに着てくれた。
「蘭ちゃん体調はどお?」
「束さん、心配かけてごめんなさい」
「私の事は気にしなくていいから、蘭ちゃんは自分の事だけを考えて!」
束さんがそう言うと病室の扉が開き、イチカさんのお母さん、春風さんが入ってきた
「精密検査の結果、蘭ちゃんの身体には問題は無かったけど、当面はあの能力は使ってはだめよ!」
春風さんが言った能力とはおそらくはIS―Dだと蘭と束は思ったが、春風さんは話を続けた
「蘭ちゃんの身体には問題は無いけど、蘭ちゃんのお腹の中にいる子はどうなるかは私もわからないから絶対に使わないでね!」
「えっ、春風さんそれって・・・」
「おめでたよ。精密検査の時違和感があったから詳しく調べたら蘭ちゃんが妊娠してる事がわかったわ!」
春風さんから妊娠を聞かされ蘭は自分のお腹を撫で、束さんは固まっていたが
「イチカには私から話した方が良いかしら?」
「いえ、私が直接話します!」
「わかったわ。一応、私からイチカに電話するように言っておくから、電話が来たらここに来るわね!」
「春風さん、ありがとうございます。」
「蘭ちゃん、私の事はお義母さんと呼んで!」
春風は頬を膨らませながら蘭にそう言うと
「はい・・・、春風お義母さん・・・」
蘭は恥ずかしそうにそう言う。そしてその後、春風は満足した顔で病室を出て行き、いまだに固まっている束がもとに戻ると
「蘭ちゃんおめでとう!私、お祝いたくさんすね!お祝いの品何が欲しい?蘭ちゃんが欲しい物なら何でも買ってあげるから!」
と束は蘭に欲しい物を聞くがその時ちょうど面会の時間も終わり、束はお祝いの品を楽しみにしててねと言って帰って行った。それから数時間がたち、春風が再び部屋に来た
「蘭ちゃん、イチカから電話が来たから渡しに来たわよ!」
春風はそう言って蘭に電話を渡すと
「イチカさん」
『蘭か、どうしたんだ?』
「イチカさん、私、妊娠してたみたい」
『そっか・・・、蘭はどうしたい?』
「私は産みたい。イチカさんの子供を産みたい!だけど・・・』
『企業代表の事なら気にしなくていい、蘭が産みたいならは反対しない』
「イチカさん・・・」
『セシルからは俺から言っておくし、IS学園の入学の方もこっちで何とかしておくから蘭は安心して生活してくれ』
「はい!」
『それと蘭』
「はい?」
『俺の子供をみごもってくれてありがとう』
「私、元気な子供を産みます!」
『後、蘭の世話役を桜の他に増やす様に屋敷に言っておくから何かあったらすぐに頼れよ。蘭、愛してるから』
「私もイチカさんの事、大好きです!」
『それじゃ、お休み蘭』
「お休みなさいイチカさん」
蘭はそう言って電話を切って、春風に電話を返すと
「良かったわね。何かあったら私にもすぐに連絡しなさいね!」
「お義母さんもありがとうございます!」
そう言って蘭は寝床についた。