インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon 作:焔鬼
蘭が退院した次の日、桜が言った通りマリューが屋敷にやって来た
「蘭ちゃん久しぶり!ステラから聞いたわ。蘭ちゃん妊娠したみたいね!」
マリューは蘭を見つけるやいなや、抱きついてそう言いながら蘭を撫で回すマリュー
「ちょっ、マリューお姉ちゃん、苦しいです!」
「久しぶりの蘭ちゃんだから、もうちょっと我慢してね」
と蘭の願いも虚しくマリューは蘭をひたすら撫で回し、マリューが満足した頃には蘭の髪はぐしゃぐしゃになっていたが
「あら、マリュー様お久しぶりです」
「久しぶりね瑠璃さん」
「何故マリュー様がこちらに?」
「瑠璃さんに話があったから来たのだけど、とりあえず場所を変えましょ。蘭ちゃんも着いてきて」
マリューはそう言って蘭と瑠璃そして桜の他にメイドを二人連れて向かったのはホグワーズにあるフラワーだった 。マリュー達が店に入ると直ぐに店員が来て
「マリュー・ラミアス様、オーナー、それとオルコット家のメイドの方々、お待ちしてました。エミリア・ヴァーミリオン様とステラ・ヴァーミリオン様が既にお待ちしてます。」
店員はそう言ってマリュー達を案内するが店員内には何組か生徒達がいて、マリュー達に顔を向け生徒の中には蘭のクラスメイトも居たため蘭はクラスメイトから注目を浴びるが
「こちらの部屋です」
店員が案内したのは会議ができるようになっている部屋で、マリュー達が中に入ると
「蘭ちゃんおめでとう!」
ステラがそう言って蘭に飛び付いてきた。
「ステラお姉ちゃん!?ちょっ、苦しいです!」
蘭はマリューの二の舞になってしまい、必死にステラを剥がそうとするが離れずまた髪がぐしゃぐしゃになってしまったのだった。
その後、ステラが蘭から離れ、桜が蘭の髪をセットしなおした頃にちょうどお茶とお菓子が運び込まれ、エミリア達はお茶を飲んでいるとマリューが
「瑠璃さん、貴女・・・、イチカ君の事好きでしょ!」
「ぶぅぅぅぅ!」
マリューの直球の一言で瑠璃は口に含んでいたお茶を吹き出してしまい
「瑠璃さん・・・」
そして吹き出したお茶は蘭におもいっきりかかったのだった。その後蘭はフラワーにあるシャワー室でシャワーを浴びて綺麗になったが
「蘭さんごめんなさい、蘭さんごめんなさい、蘭さんごめんなさい・・・」
と瑠璃は蘭にひたすら謝るのだった。その後何とか瑠璃を落ち着かせて話を戻したマリューは
「瑠璃さんはイチカさんと結婚できたら、結婚したいと思っているの」
瑠璃はマリューの質問に対して
「確かに私はイチカ様と結婚したいと思っていますが、私の家は代々メイドの家系。貴族に使える家系は昔からあるルールで貴族の家系の人と結婚できない事になってますので・・・」
「それは知ってるわ。でもそのルールには抜け道があることを瑠璃さんは知ってる」
「はい、このルールは曖昧な所がいくつかありますのでそれくらいはわかりますけど、どれも私一人では解決できないので・・・」
「だから私達は瑠璃さんがイチカ君の下に嫁げる様に話し合ったのよ!」
「・・・えっ?」
「私達は話し合って瑠璃さんを貴族の養子になって貰おうと思ってるの。瑠璃さん今は20歳だから瑠璃さん一人の判断で決めれるから後は瑠璃さん次第になるわ」
瑠璃はマリューから養子の事を聞かされ悩み
「でも私がイチカ様の下にに嫁いで良いのでしょうか。私はISの適正も低いですし」
「瑠璃さん、イチカさんはISの適正で決める人ではないですよ」
悩む瑠璃に蘭が助けて舟を出すと
「マリュー様、もし私が養子になるとしたらどこの貴族になるのですか?」
「エスフォード家よ。エスフォード家には既に話してあるから後は瑠璃さん次第よ。それに瑠璃さんは小さい時から一緒にいたし、仕える主じゃないのに私達の事も気にかけてくれた。だからこれは私達からのお返しよ!」
マリューがそう言うと瑠璃は
「ちなみにセシリア様はこの事を知ってるのですか?」
「知ってるも何もセシルから相談された事よ」
瑠璃はマリューからそう言われ顔を崩していき最後には泣き出してしまった。しばらくして泣き止んだ瑠璃はマリュー達に頭を下げた
「マリュー様お願いします」
「わかったわ。でもイチカ君に告白するのは瑠璃さんだから頑張ってね!」
「はい・・・」
マリューから応援されると瑠璃は頬をうっすら赤く染めて返事をする
「瑠璃さん、後これをあげるね」
「えっ!?マリュー様これは!」
「瑠璃さん、エスフォード家の養子になるから今日から瑠璃さんは私達の姉妹の一人よ。だから受け取って!」
瑠璃でマリューから渡されたのは義姉妹の証であるネックレスだった
「後、様付けはよして私も瑠璃ちゃんと呼ぶからね」
こうして瑠璃はエスフォード家の養子になたのだった。