インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon 作:焔鬼
マドカによる千冬姉さんへの制裁は、最終的にマドカの勝利?だった。千冬姉さんはおとなしくマドカに勤務先を教えたが、マドカは歯向かった罰として4月までお酒とお小遣いを無しとして、さらには6ヶ月間の自宅への帰宅を禁止した。その裁決を聞いた千冬姉さんは完全に燃え尽きており、マドカは
「姉さんの顔を見たくない」
と言って、俺とセシルそして束さんが泊まるホテルに家出をしたがその際に俺はホテルに話してマドカが束さんの部屋で泊まれるようにしてもらった。
マドカがホテルに泊まりに来た翌日、俺とセシルは部屋でのんびりと朝食をとり、束さんは実家に戻ってマドカは友達からの連絡で少し前に出かけたが、俺とセシルが朝食を食べ終わった頃部屋のドアがノックされ、セシルが出ると一人の女性がいて
「朝早くから申し訳ありません、私は布仏虚と言います。P.TからP.IとF.Sに会わせたいメンバーいると言われ迎えに上がりました。」
俺とセシルは念のために持ってきたスーツに着替え、迎えの車で更識本社に向かった。
更識本社に着いたイチカとセシリアは虚さんに案内され、社長室に入ると千冬姉さんとマドカそして先日会った刀奈さんと刀奈さんに似た女の子が立っていて、千冬姉さんとマドカはイチカとセシリアが入ってくると
「何で一夏(兄さん)がいるんだ(の)?」
と言ってきたが
「こら千冬君、マドカ君彼らは私と同じPの一人だ。失礼だぞ!」
P.TがイチカとセシリアがP、つまりファントムタスクの幹部である事を千冬姉さんとマドカに教えると千冬姉さんとマドカは言葉を失うがイチカが
「やはり千冬姉さんとマドカはファントムタスク関係者だったか・・・。」
「おや、気付いていたのかP.I?」
「俺だけではありません、P.Sも気付いていました。」
「何時から気付いていたのだ?」
「昨日の夜、千冬姉さんがマドカにドイツに残った理由を聞いたとき、千冬姉さんがドイツ軍元帥を知り合いと言った時ですよ。現ドイツ軍元帥はP.Bですのですぐ気づきました。マドカもそうです、自分の姉がドイツ軍元帥と知り合いだと普通は驚きますが、マドカは驚く素振りもありませんでした。だから気付きました。」
千冬姉さんとマドカの昨日のやりとりで気付いたとイチカはF.Tに伝えると 、P.Tは千冬姉さんとマドカを見て
「まったく、君達は自分達がファントムタスクのメンバーと言う自覚はないのかね?あるなら自分の言動に注意しているのが普通だよ千冬君、マドカ君。今回は仲間だったから良かったものの、もしこれが町中ですぐ近くにやつらの仲間がいたら大変な事になっていたかも知れないだろ?」
「「申し訳ございません、P.T。」」
「罰として今月の給付金は50%カットさせていただきます。これに懲りたら以後の言動には注意しなさい!私の娘達のようにやれとは言わん、だが最低限守りなさい!わかりましたかな?」
「「はい、今後注意させていただきます。」」
「さてイチカ君、セシリアさん」
「「なんですか?」」
「今回呼んだのは日本のメンバーを紹介したかっただけなんだけど、イチカ君の姉妹が場所を考えず軽率な会話をして申し訳なかった、ファントムタスク日本代表総司令として謝らせていただく、すまなかった。」
「頭をあげてください楯無さん」
「そうですわ楯無さん、私達はこのままにしても大丈夫だと判断したのでそのままにしただけですわ。楯無さんが謝る事ではありませんわ!」
「そう言っていただけると私も助かります。」
「どこで楯無さん、こちらは?」
イチカが楯無さんの娘達に目を向けると
「そうだったな、こっちの外に髪が跳ねているのが長女の刀奈で、こっちの内側に髪が跳ねているのが次女の簪だ!」
楯無さんがアバウトな紹介をすると、刀奈さんと簪さんがどこからかハリセンをだして
「「お父さんの馬鹿ー!!」」
楯無さんをおもいっきりハリセンで殴ったが、ハリセンと思えないような音を出していた。それを見たイチカとセシリアは言葉を失うが突然虚さんが入ってきて
「楯無様大変です、本社の前にこの前の亡国の残党がISを展開して攻めて来ました!」
それを聞いたイチカ達はすぐに迎撃準備をした。