インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

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第35話

セシルに叩きつけられた箒はゴキブリ並の生命力で生きていたが、先生と生徒全員(イチカ以外)は完全に切れたセシルに恐怖で沈黙してしまい、セシルは

 

「チッ、何て生命力かしらまだ生きてますわ。まぁ、後は総当たり戦でまだ生きていたことを後悔させてあげますわ。」

 

そう言うと自分の席に戻るが

 

「お、おいオルコット妹、流石にやり過ぎではないか?」

 

「織斑先生、日本には仏の顔も三度までと言うことわざがありますが、それと同じで私もそこのゴミの言う事を聞き流して耐えてきましたが、流石に今回だけは無理でしたわ!イチカと祖国を侮辱されて、はいそうですかと言えるほど私の心は広くありませんわ!」

 

「わ、わかったオルコット妹、箒の処罰は私がやるからその殺気を押さえてくれ。気絶してるやつもいるからな。」

 

織斑先生に言われセシルはまわりを見ると、織斑先生の言うとおり気絶している人が何人かいて、セシルは「やってしまいましたわ」と言うような顔をした後、セシルは教室にいる人全員に謝った。しかし放課後になるとその出来事は噂で一年生全体に行き渡り、セシリア・オルコットさんを切れさせてはならないと言う、一つの暗黙のルールが一年生全体にできた。

 

 

その後イチカとセシルは寮の自分達の部屋に入るとベッドに座り、イチカはセシルを心配してセシルの頭を撫でながら

 

「セシル、今日はやり過ぎだけど、俺の為に怒ってくれてありがとうなセシル。でも次からはできるだけ手を出すなよ!」

 

とイチカがセシルを優しく叱ると、セシルは

 

「ぐす・・・、イチカさんごめんなさい。」

 

「わかれば良いよ。」

 

そう言ってイチカが撫でるのをやめると

 

「お兄さま、もう少し撫でてください。」

 

「くす、本当にセシルは昔から甘えん坊だな。」

 

「イチカお兄さまの馬鹿・・・。」

 

最近のセシルは甘えモードになると俺の呼び方が昔の呼び方に戻るのだが、セシルはイチカの言葉にむすっとしながらも夕食の時間まで、セシルはイチカに抱きつきながら頭を撫でてもらった。昔のように・・・。

 

 

次の日、セシルはクラスの人達から嫌われるどころか逆に好かれ、時々セシルは他の一年生からもセシルお姉さまと呼ばれたり、泣きながら女子に追いかけ回されて俺に助けを求めた。

 

 

 

それから数日がたち総当たり戦当日、問題が無いと思われた総当たり戦だったが、実際は問題が起き千冬姉さんは頭をかかえた。原因は篠ノ之箒で、千冬姉さんはピットで篠ノ之箒を問いただした。

 

 

 

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