インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

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第77話

イチカとセシルは束さんが止めるのを聞かずジェミニを起動させたが

 

「ちっ、やはりシンクロ率が安定しない・・・」

 

「イチカさん、フェアリーが暴走する前に急いで福音を止めましょう!」

 

イチカとセシルはアーキタイプコアとジェミニのシンクロ率が安定しない中、再び福音に向かって攻撃を再開したが、シンクロ率が安定しないため長期戦はできないものの、フェアリーの性能自体は最大とはいかなくとも上がっており、イチカとセシルはセカンドシフトをした福音を何とか追い詰めていくが、突然セシルのフェアリーが一時的に停まってしまった。

 

その頃、マドカと簪に押さえられている箒は

「私の邪魔をするなマドカ、私はイチカと共にあのISを破壊して、私の力を見せつけなければならないのだ!」

 

「何訳のわからないことを言っているのよ、あの戦闘を見てわからないの?あの戦いは私達が踏み込める領域じゃないのよ!それくらいわかりなさい馬鹿箒!」

 

「今貴女があそこに入ったらイチカさんとセシリアさんの邪魔になるだけ、それに貴女を撃墜するように束さんから依頼を受けているの、だから貴女はここで落とします!」

 

マドカと簪は箒を容易く追い詰めて行き、ティアのエネルギーが残りわずかとなった箒は

 

「こうなったらあの女だけでも道連れに・・・」

 

箒の歪んだ考えから導きだされたのはセシルを落とすことで、箒は手に持ったISブレードを停まってしまったセシルに投げ、それに対応できなかったマドカと簪はそのISブレードが向かう先を見て慌てて

 

「セシリアさん危ない!」

 

「セシリアさん避けて!」

 

「え?」

 

セシルは自分の後ろから飛んで来るISブレードに反応できず、自分に刺さろうとした瞬間

 

「セシルゥゥゥゥゥゥ!」

 

イチカがセシルを庇うように間に入ると、箒の投げたISブレードはイチカの背中に突き刺さった。その影響でメインスラスターが爆発してホワイト・フェアリーのエネルギーが0になり、ISが解かれたイチカを見てセシルは慌ててイチカを抱き締め

 

「イチカさん?」

 

今起きたことに頭が追いつけず、セシルはしばらくしてから現状を理解し始め

 

「何でイチカさんが・・・、嫌・・・嫌よ、私を、私達を置いて何処にも行かないで!」

 

セシルは福音と戦闘中と言う事を忘れてその場で泣き叫ぶが、その姿を好機と見た福音がセシルに向けた攻撃が、上手く動けないセシルに直撃していまい、消えかかる意識の中、セシルはイチカを抱き寄せ、そのまま一緒に海に落ちていった。

 

 

 

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