インフィニット・ストラトス...通称ISが世に出てから数年がたち、世界は大混乱に包まれていた。女性にしか動かせない超兵器の存在は女性を驕り昂らせ、男性を排他的に扱うようになったのだ。しかし、男たちもただ黙って為すがままとなっていたわけではない。ISを扱える男を人工的に作り出す研究をして来たのだった。それでもやはり失敗ばかりであった。動かせない個体ばかりが出来てしまう。このまま凍結してしまうのかと思われたその時だった。唯一の成功例が誕生したのは...
とある研究所の最深部。数々の死体をバックに二人の人物が対峙していた。一人は仮面をつけた男。もう一人は...
「誰だテメェ? 何しに来たんだァ?」
子供。しかし彼の出で立ちは異常そのものだった。その眼は狂気に包まれていて、もともと白かった髪も返り血によって赤く染まっている。どうやらこの死体の数々はこの子供がやったことがうかがえる。
「いやなに、ここに物凄いやんちゃな子供がいると聞いてね。とりあえず様子を見にここまで来たのさ。」
仮面の男はその光景に吐き気一つせず、寧ろかわいい子供を前にした大人の様な調子で話しかけてきた。
「確か警備員が居た筈だろォ?」
「こう見えて腕っぷしは強いのでね、ちょちょいのちょいさ。」
あくまでもおどけた感じで仮面の男は話す。それが気に入らなかった。
ブォン!!
手刀で鳩尾を狙う子供。しかし次の瞬間には地面に叩きつけられる。
「!?」
何が起きたのかわからなかった。いきなり消えたと思ったら目の前が真っ白になってしまい、鈍い痛みが体中を走っていた。動こうとするも動けない。抑えられているわけではないのだが、体がすくんでしまってるとでもいうのだろうか?
「何もンだ...テメェ。」
「私はアナキンスカイウォーカー。亡国機業の長をやっている者だ。やはり私の睨んだ通りだ...合格♪」
いきなりおかしなことを言いだす仮面の男。合格? 一体何が合格なんだ? 自分は目の前の男を殺すことが出来なかったのに何でそのセリフが出て来るんだ? 思考の渦に包まれている少年に男は近づいていく。一歩、二歩、三歩と近づいていくたびに体が震えだす。すると仮面の男はしゃがんで床に突っ伏している少年を抱きかかえる。
「Happy Birthday!!今日から君は亡国機業のルーク・スカイウォーカーだ!」
「は...?」
急すぎて訳が分からない。目の前の男は何を言ってるんだ? なぜ自分にそこまで気を掛けるんだ?幼いころから実験動物として他の仲間と殺し合いをして来た彼に対する周りの認識は化け物という一単語であった。どんなに結果を出しても研究員の連中は淡々と実験を続ける、他の仲間は自分を忌み嫌う。それだというのに仮面の男はそんな雰囲気など全く出さずに仲間に引き込もうとする。
「改めまして、私は君の父親アナキンスカイウォーカーだ。父さんって読んでくれて構わないよ。」
「っざけンじゃねェぞクソ野郎!!!」
アナキンとルークの
~オマケ~
とりあえず一旦世界のどこかにある天災のラボに訪れた二人。
「はろはろ~♪みんなのアイドル束さんだよ!」
「...誰だこのクソ兎。」
「クソ兎は酷いなるーくん。できればお母さんって呼んで♪」
「誰が呼ぶかクソ兎!! それとるーくんって呼び方やめやがれ!!」
「...あーくん。束さんこの子気に入ったよ!! 専用機作りたいからしばらくの間預かってもいいかな?」
「もちろん構わないよ。」
「ハァ!? 俺は何も賛成してないンですけど? というか元の場所に戻しやがれ!」
「いや~まさか初対面で篠ノ之博士に気に入られるなんて、私の見込んだ通りだったよ。」
「話を聞きやがれェェェェェェ!?」
To be continued...