転生したら何故かチートなオリ主になっていた?! :REBOOT   作:雷狼輝刃

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以前投稿していた物の少し手直しして再投稿します。


第0話  プロローグという名の凶宴

 

   目をさますと、目の前には白い景色が写った

 一瞬、自分がどこにいるのかわからなかった。しかし冷静になっていくと、ある考えが突然浮かんだ。

 

 

 (………………………えぇ~と、何だろう……これってまさか……最近よく読んでいる二次小説なんかでよくある…………)

 

 

 何となく嫌な予感がし上半身を起こしてみる。

 そこには乱雑におかれた書類らしき紙が山となって積み上げられている机

それ以外は真っ白い空間の部屋だった。

 

 

 (…………………いよいよもって、これは…………このパターンだと背後に土下座している神様か天使がいるんだよな………)

 

 

恐る恐る後ろを振り向くと、そこには白い羽根を背中もつ白いローブを纏った金髪の女性が土下座していた。

 

 

 「スイマセン、スイマセン、この度はたいへん申し訳ございません。」

 

 

必死に謝っていた。

 

 

 「あの~、つかぬことをお伺いしますが…………もしかして、ここは死後の世界とか? そしてあなたは天使とかです?」

 

 

女性は土下座したまま

 

 

 「スイマセン、スイマセン、その通りでございます。 ここは死後の世界で、私はここを管理する天使ミカといいます。 この度は此方のミスであなたを死なせてしまいたいへん申し訳ございません。」

 

 

 相変わらず土下座を続ける女性

 

 

 「とりあえず、顔を上げてくれないかな? それから、なんでこうなったか説明してくれないかな?」

 

 

  「わかりました。 ことの発端は、ある人物を転生させることが決まったのが始まりでした。 

 その人物は、あまりにも不幸で不運な人生を送っていました………いくら何でもおかしすぎたので、調べてみると、その人物の人生にバグが発生しているのがわかったのです。」

 

 

 「バグ?   人の人生にバグなんて発生するの?」

 

 

 「人の人生はプログラムで設定されていて、それが生まれる前にインプットされて人は生まれるのです。本来ならそのプログラムにはバグなど発生しないのですが、ごくまれに様々な要因が重なってバグが発生する事があるんです。」

 

 

 「なるほど、それで。」

 

 

  「はい、一度バグが発生すると修正は不可能で、そこでバグの発生した人物は一旦その人生を終わらせて再び新たな人生を送らせる事になっています。」

 

 

 「……………それが俺ってこと?」

 

 

 「いいえ違います。 それがその…………その人物を転生させる為にその人生を終わらせようとしたら、どういう訳かか本来ならその人物だけが死ぬはずなのに他の人を巻き込んでしまったのです。」

 

 

 「…………………巻き込まれたのが俺?」

 

 

 「はい……………あなたともう一人います。」

 

 

 ミカの言葉に最期の瞬間を徐々に思い出してきた。

 店が終わり自宅に帰る途中、突然背後から眩しい光が当てられて凄まじい衝撃を受けたことに。

 こめかみを押さえながらおそらく、この後に起こる展開を思い浮かべながらミカに質問する。

 

 

 「………………それで俺はどうなるの? このまま天国に行くことになるの?」

 

 

 「いえ、今回の事はこちらのミスですので、あなたには転生していただきます。 転生する世界は『リリカルなのは』によく似た世界です。」

 

 

 「転生が前提なの? 生き返らせてもらえないの?」

 

 

 「残念ながら、一度終えた以上再び生き返らせるのは不可能でして………」

 

 

 「……………わかりました…………」

 

 

 「それでは、転生について説明させていただきます。」

 

 

 「その前に、聞きたいんだけど………俺が死んだ後の俺の家族はどうなるの? もし転生特典とかがあるならそれを使って残された家族にいろいろしたいんだけど………」

 

 

  「残された家族に関しては、何も心配する必要は御座いません。 今回の一件は此方のミスですので、いろいろとサポートさせていただきます。 

 例えば、お金に関しては保険金がおりますし、どういうわけか偶々あなたの財布に入っていた宝くじが

一等に当選して○億円当たります。 それ以外でもあなたの家族はありとあらゆる疫災から護られます。

その一生を終えるまで。 更にサービスとして、お子様のお喜び事があった際にはお知らせします。」

 

 

 「わかった、それならいい………それじゃあ転生の話に戻ってくれ」

 

 

  「はい、あなたには転生していただきます。先程ご自分でも仰られた通りに転生特典が御座います。 本来なら3つなんですが、今回は此方のミスということで一つ追加して4つにします。それで転生特典特典と設定を……………あれ? 記入してもらう書類がないな………」

 

 

 そう言って天使ミカは辺りを探し始めた。そして机の上の書類をあさりだした。

 

 

 「え~と、これは違うし……………これも違う………これは二人目の記入済みの書類だし……これは一人目の書類…………あった! 一番下になっていた。」

 

 

 そう言って書類をもって此方にきた…………しかし、二人は気づかなかった……こちらに来るさいに一人目の転生者の書類が一枚机から落ちて、側にあった黒い屑籠に入ったことに………屑籠には『 地獄行き 』と書いてある。

 

 

 

 「はい、これに記入してください。 一枚目はパーソナルデータになります。氏名・年齢などが記載されてますのでご確認ください。 2枚目にご希望の転生特典を書いてください。」

 

 

 「あの質問なんですが、リリカルなのはの世界ということは魔法が必要になりますけど、リンカーコアや魔力、それにデバイスはどうなりますか? 」

 

 

 「 リンカーコアは勿論あります、魔力ランクはSで転生します、そしてデバイスは特別製のものを1つ差し上げます。これ以上欲しい場合は転生特典となります。」

 

 

 「了解、そうなると……………一つ目何だけど、これってOKかな?」

 

 

 そう言って書いたものを天使ミカに見せる

 

 

 「それは…………大丈夫ですね。 そこまで特殊じゃないので」

 

 

 「それじゃあ、二つ目は………これなんだけど?」

 

 

 「えぇ~と……………そうですね、これは少し制約がかかりますね…………使用すると一定期間は再使用は出来ませんね…………そうですね10日間くらいでしょうか」

 

 

 「それならOKだ…………さて3つ目だけど………これはどうかな?」

 

 

 「これは何も問題ありません。」

 

 

 「それじゃあ最後の一つは……………これでどうかな?」

 

 

 「こちらも何の問題もありません。 それではこれで全ての手続きを終えます。それでは新たな人生をお楽しみください。」

 

 

 そう天使ミカが言うと俺の意識は遠のいた

 

 

 

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

 

 (さて全ての転生手続きは終えたし、この書類とさっきの二人の書類を提出しますか。)

 

 

机の上にあった書類を取って壁の一部を開いて、そこに入れた。

 

 

(やれやれ、二人目と三人目はかなりまともな転生者でしたね…………一人目もまあ、思ったよりましでしたが、やはり少し歪んでましたね………まああんな人生送っていればそうなりますか………)

 

 

 お茶をのみ始めた天使ミカ、すると机の上の電話がなる

 

 

 「はい、天使ミカです」

 

 

 『こちら転生課です。 申請のあった転生者の手続き全て承認されました。 今転生が完了しました。』

 

 

 「ありがとうございました。 この度は此方のミスでいろいろとご迷惑を」

 

 

 『いえいえ、気になさらずに…………ところで、転生者は三人と伺ってましたが二人でしたね。しかも一人は転生特典が7つなんてえらくはずみましたね。』

 

 

 「へっ?!……………そんな筈は………………念の為、データを此方に送ってもらえますか?」

 

 

 『わかりました。すぐに送ります。』

 

 

そう言って電話はきれた。 そしてすぐに壁の一部が開き、一枚の書類が出てきた。 

 それを手にとり確認すると

 

 

 「………………えっ?! 何で肝心の一人目の人が居ない!!! それに一人目の転生特典が三人目のさっきの人のになってる、なんで?!」

 

 

 思わず声を上げる天使ミカ、すると再び電話がなる

 

 

 「はい、天使ミカです。」

 

 

 『ようミカひさしぶりだな閻魔だ。』

 

 

 「これは閻魔大王様、ご無沙汰しております。」

 

 

 『おいおい、お前と俺の中だそんな堅苦しい呼び方しなくていいと何時も言ってるじゃないか。』

 

 

 「そういう訳には………ところで、どういったご用件で?」

 

 

 『おう、お前から直接送られてきた書類の奴だが、早速地獄行きにしたからよ。 いや~あ、珍しくお前から直接送られてきたから張り切って他のを後回しにして承認したよ。』

 

 

 「へっ?……………私、地獄行きの書類なんて送って…………………まさか?! すいません閻魔大王様、その人の名前は?」

 

 

  『※※※※※※※※※だが、何か問題あったのか?』

 

 

 その名前を聞き、一瞬何が何だかわからなくなった天使ミカ、それでもすぐさま閻魔大王に

 

 

 「閻魔大王様、すぐにその人の刑の執行を止めてください。 その人は転生予定者で、地獄行きじゃ無いんです!」

 

 

 『なんだって?! しかし、承認したからすぐには刑は止められないぜ。 ともかく、お前の名前で[執行停止要請書類]と[執行取消要請書類]を各108枚に………その後に[再審要請書類]を急いで送ってくれ。』

 

 

 「108?! 何でそんなに多いんですか?」

 

 

 『お前から直接送られてきたから張り切ってしまって煩悩抹消108刑にしてよ………108刑の全てを受けさせることにしたんだ………つまり、全ての刑罰に対して書類が必要なんだ……………急いでくれよ。じゃあな』

 

 

そう言って閻魔大王は電話を切った。

 

 

「何で、こうなるの……………どれだけ不運なのあの人も私も……………」

 

 

茫然となる天使ミカ




お付き合いいただきありがとうございます。
更新は不定期となりますので、どうか気を長くしてお待ちください。

この物語の主役となる人物の紹介します

転生者三人目(書類上は一人目)

氏名:三好 涼一    年齢:6歳(転生前42歳)
性別:男

特技&趣味:料理&お菓子作り・読書・模型作り・ゲーム

 家族構成:転生前 妻・子供二人(4歳の娘と1歳の息子) 転生後 家族無し

備考
転生前は、パティシエとして有名なケーキ屋に勤めていた。
妻と二人の子供と幸せに暮らしていたが、ある日帰宅途中に一人目の転生予定者の起こした事故に巻き込まれ死亡
 家族を残したことに強い後悔がある。
原作知識はあるが、他に二人転生者がいると聞いているので、積極的に関わる気は無い。
転生特典は、万が一巻き込まれた際の保険としてとった。
そう言いながらもゲーマーでもあるので、はまりだすと止まらない。
 
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