遊戯王ARCーV 生き残った儀式使い   作:AMs

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今回はユーキサイトの話です。


※一部ミスがあったので修正しました。


20話 月光の舞

ミエルたちが遊矢と遭遇する数十分前

 

 

「バトル!ブレイズ・リボルバーでダイレクトアタック!!」

 

俺はデニスとのデュエルの後、火山エリアを出ようとした。だがその前に2人のデュエルリストが現れた。どうやらこいつらは榊游矢とのデュエルに敗れ再び倒そうとしていたそうだ。で毎度お約束で俺を榊游矢と勘違いしてデュエルを挑んできたってわけだ。

奴らのデュエルはリアルファイトによる戦闘不能を行おうとするゲスどもだったが俺はそれを軽く返して、逆に奴らを痛めつけて勝利した。

 

で、デュエルに勝利と共に2人からアクションカードを取ると、2人はどこぞへと逃げて行った。

 

「…たく、やるならもっと鍛えて来いよな。」

 

あいつらのやり方はデュエリストとしては最悪だが俺のいた世界ではあれくらい可愛いものだ。それに奴らのデュエルはあまりにも単調的過ぎた。おかげで儀式モンスターを出すまでもなく勝利できた。

 

「さてと…さっきからそこの物陰に隠れている奴。隠れてないで出てきたらどうだ?」

 

俺の言葉に相手は反応し、物陰から1人の少女が姿を現した。

 

「お前は…」

 

そいつは一瞬この大会に出場している柊柚子かと思ったが、大会前に見た時とは服が違ううえに、左手につけているデュエルディスクの形も違っていた。

 

「お前は…アカデミアか?」

 

俺は少女に問い掛けた。

 

「いかにも。私はセレナ。アカデミアの戦士だ!そう言う貴様は何者だ?」

 

「俺はユーキ。そうだな…簡単に言えばお前らアカデミアの敵かな!」

 

俺はそう言うとデュエルディスクを展開した。

 

「ふっなるほどな。エクシーズの残党狙いだったがまあいい。まずはお前から倒させてもらうぞ!」

 

対する相手もデュエルディスクを構えた。

 

「「デュエル!!」」

 

 

「私のターン!私は<月光蒼猫 A1600>を召喚!」

 

相手の場に現れたのは2本足で立つ青い猫だった。

 

「カードを2枚伏せてターンエンドだ!」

 

 

ユーキ LP4000 手札5

場 0

伏せ 0

VS

セレナ LP4000 手札2

場 

月光蒼猫 A1600

伏せ 2

 

 

「俺のターン!」

 

奴がアカデミアなら当然融合モンスターは使ってくるはず。ならあのモンスターと伏せカードは融合召喚への布石。ならば!

 

「おれは手札の”再炎獣人ブレイズ・ワービースト”を捨てて効果発動!デッキから”再炎の儀式”を手札に加える!」

 

「儀式魔法だと!?と言う事は貴様、儀式使いか!」

 

「そうなるな。俺は<再炎魚ブレイズ・シャーク A1000>を召喚!このカードの召喚に成功した時、墓地からレベル4以下の再炎モンスター1体を特殊召喚する!甦れ!<再炎獣人ブレイズ・ワービースト D200>!さらにマジックカード<再炎準備>を発動!今手札に加えた再炎の儀式を見せる事でデッキからレベル9以下の再炎儀式モンスター”再炎海竜ブレイズ・リヴァイアサン”を手札に加え、俺はそのレベル1つにつき100ポイントのダメージを受ける。ブレイズ・リヴァイアサンのレベルは9!よって900ポイントのダメージを受ける。」

 

LP4000→3100

 

 

「この瞬間”ブレイズ・シャーク”の効果発動!自分が効果ダメージを受けるたびにこのカードのレベルを1上げる!」

 

再炎魚ブレイズ・シャーク レベル4→5

 

「これで奴の場のモンスターのレベルの合計は9。来るか!」

 

「俺は儀式魔法<再炎の儀式>を発動!レベル4のブレイズ・ワービーストとレベル5のブレイズ・シャークを生贄に捧げる!再生を繰り返せし深炎の竜よ、渦巻く炎の中から浮上せよ!降臨せよ!レベル9!<再炎海竜ブレイズ・リヴァイアサン A2800>!」

 

儀式召喚と共に現れたのは蛇のごとく長い体をした炎に包まれた存在だった。

 

「”ブレイズ・ワービースト”がフィールドから離れた場合、墓地から”再炎の儀式”を手札に戻す。バトル!ブレイズ・リヴァイアサンで月光蒼猫を攻撃!」

 

ブレイズ・リヴァイアサンの口から放たれた炎のブレスが月光蒼猫に直撃し月光蒼猫は破壊された。

 

LP4000→2800

 

「ぐっ!だが破壊された”月光蒼猫”の効果発動!このカードが戦闘・効果で破壊された場合、デッキから新たなムーンライトモンスターを特殊召喚する!」

 

「無駄だ!”ブレイズ・リヴァイアサン”の効果!このカードがフィールド上に存在する限り、相手は墓地、除外ゾーンからカード効果は発動できず、効果も無効になる!」

 

「なっ!だがトラップ発動!<月光輪廻舞踊>!自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合、デッキから”ムーンライト”モンスター2体を手札に加える!私は”月光白兎”と”月光黒羊”を手札に加える!」

 

後続のモンスターの召喚は阻止できたが奴の手札にモンスターが2体も手札に加わったか。これは次のターン来るな。

 

「俺はカードを1枚伏せてターンエンド!」

 

 

ユーキ LP3100 手札3(再炎の儀式)

場 

再炎海竜ブレイズ・リヴァイアサン A2800

伏せ 1

VS

セレナ LP2800 手札4(月光白兎、月光黒羊)

場 0

伏せ 1

 

 

「私のターン!手札の”月光黒羊”を捨てて効果発動。デッキから”融合”を手札に加える!」

 

融合を手札に加えてきたか。

 

「私は<月光白兎 A800>を召喚!このカードの召喚に成功した時、墓地から<月光黒羊 D600>を特殊召喚する!」

 

ブレイズ・リヴァイアサンは墓地のカードは無効にできるけど、手札から捨てたり、墓地から特殊召喚する効果に対しては防げない。まさかそのわずかなスキをついて融合素材を揃えてくるか。

 

「”月光白兎”の効果!自分フィールドのこのカード以外のムーンライトカードの数まで相手の魔法・罠カードを手札に戻す!」

 

「チッ!」

 

「マジックカード<融合>を発動!」

 

「融合…来るか!」

 

「フィールドの月光白兎と月光黒羊で融合!月光に映え躍動する兎よ!漆黒の闇に潜む獣よ!月の引力により渦巻きて新たなる力と生まれ変わらん!融合召喚!現れ出でよ!月明かりに舞い踊る美しき野獣!<月光舞猫姫 A2400>!」

 

融合召喚と共に現れたのは、月の形をした仮面をつけ、両手には短剣を持った、女性型のモンスターだった

 

「マジックカード<月光香>!墓地のムーンライト1体を特殊召喚する!私は<月光蒼猫 A1600>を特殊召喚!」

 

ここでリクルーターを蘇生させたか。いったい何を考えている?

 

「”月光蒼猫”の効果発動!このカードが特殊召喚に成功した時、蒼猫以外のムーンライト1体の元々の攻撃力をターン終了時まで倍にする!私は月光舞猫姫を選択!」

 

月光舞猫姫 A2400→4800

 

「攻撃力4800だと!?」

 

「さらに”月光舞猫姫”の効果!月光蒼猫をリリースして、このターン、相手モンスターはそれぞれ1度だけ戦闘では破壊されず、このカードは全ての相手モンスターに2回ずつ攻撃できる!」

 

まずい!ブレイズ・リヴァイアサンとの差は2000。2回攻撃されたら俺のライフが一気に0になる。何て脳筋コンボだ!

 

「バトル!月光舞猫姫でブレイズ・リヴァイアサンに攻撃!月光舞猫姫が攻撃する時、相手プレイヤーに100ポイントのダメージを与える!」

 

LP3100→3000

 

月光舞姫猫がブレイズ・リヴァイアサンに接近する瞬間に手に持つ短剣から放たれたビームが俺に直撃し、わずかだが”ダメージ”を受けた。

 

「”ブレイズ・リヴァイアサン”のモンスター効果発動!」

 

「何!?このタイミングで!」

 

「俺が効果ダメージを受けた場合、フィールドのカード1枚を除外する!消え去れ!舞猫姫!」

 

 

再炎海炎竜ブレイズ・リヴァイアサン レベル9 炎

海竜族/儀式/効果 A2800/D3000

「再炎の儀式」により降臨。

①:相手が墓地から発動する効果を発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その効果を無効にし、デッキに戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。

②:自分のエクストラデッキに裏側表示のカードが存在しない場合、このカードがフィールドに存在する限り、相手の墓地・除外されいるカードの効果は発動できず、効果は無効になる。

③:1ターンに1度、自分が効果ダメージを受けた場合に発動できる。フィールドのカード1枚を選択して除外する。

 

 

「させるか!舞猫姫を対象にトラップ発動<スキル・プリズナー>!このターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする!」

 

「ぐっまだだ!手札から速攻魔法<再炎ブースト>!」

 

「何っ!?相手ターンに手札から速攻魔法だと!」

 

「このカードは相手ターンに効果ダメージを受けているなら手札から発動できる。自分フィールドの再炎モンスターの攻撃力を1500アップし、俺は1000ポイントのダメージを受ける。」

 

再炎海炎竜ブレイズ・リヴァイアサン A2800→4300

 

LP3000→2000→1700

 

再炎ブーストの効果でブレイズ・リヴァイアサンの攻撃力が舞猫姫にわずか500にまで縮めることができた。これで次の攻撃を受けても俺のライフが0になる事は無い。

 

「チッ仕留め損ねたか。だったらそのモンスターだけは倒す!月光舞猫姫でブレイズ・リヴァイアサンに2回目の攻撃!」

 

LP1700→1600→1100

 

「悪いが破壊もさせない!俺は墓地の”再炎準備”を除外する事でブレイズ・リヴァイアサンの破壊を無効にする!」

 

 

再炎準備 通常魔法

「再炎準備」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:手札の「再炎」儀式魔法1枚を見せて発動できる。デッキからレベル9以下の「再炎」儀式モンスター1枚を選択して手札に加え、自分はこの効果で手札に加えたモンスターのレベル×100のダメージを受ける。

②:自分フィールドの「再炎」モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。

 

 

「モンスターも倒せなかったか。私はカードを1枚伏せてターンエンド。」

 

 

再炎海炎竜ブレイズ・リヴァイアサン A4300→2800

 

月光舞猫姫 A4800→2400

 

 

ユーキ LP1100 手札3(再炎の儀式)

場 

再炎海竜ブレイズ・リヴァイアサン A2800

伏せ 0

VS

セレナ LP2800 手札2

場 

月光舞猫姫 A2400

伏せ 1

 

 

さすがアカデミアのデュエリスト言った所か。まさかワンキルを狙ってくるとわな。もし舞猫姫に効果ダメージを与える効果がなかったら負けていたかもな。だがおかげで奴らの実力は分かった。一気に決めるぞ!

 

「俺のターン!」

 

俺がカードを新たにドローしようとした瞬間、セレナの背後に2つの人影が現れた。

 

それはさっき俺と戦ったデニスとセレナそしてランによく似た少女柊柚子だった。




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