遊戯王ARCーV 生き残った儀式使い   作:AMs

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プロローグなのでデュエルはありません。


本編
プロローグ 滅びた次元


デュエルモンスターズ

 

それはモンスター、魔法、罠など様々なカードからデッキを組み戦うカードゲーム

 

本来ならただのカードゲームだが今の俺達の世界では全く違う。

 

「ぎゃああああ!!」

 

「死ね死ね死ね!!」

 

「いやあああ!!死にたくない!死にたくない!」

 

俺の世界でのデュエルは殺しの道具となっていた。

 

何故デュエルなのかと言うと数年前にリアルソリットビジョンシステムの開発に成功したことから始まる。

 

これによりデュエルに新たな可能性を示すものになると思われた。

 

だが人間とは誰しも正しい使い方だけでなく間違った使い方をする奴もいる。

 

最初の頃はその迫力に誰しもが魅了されたが何時しかそれもエスカレートし、デュエルで殺害をおこす輩も現れた。

 

この時に使用を禁じるべきだったのだが、時すでに遅く、様々な国で軍事兵器として活躍を始めていた。

 

それによる争いの連鎖により世界はまさに世紀末となっていた。

 

「ハァ・・ハァ・・・」

 

そんな中俺と幼馴染のランと一緒に逃げていた。

 

「もうすこしだらん。」

 

「まってゆーき・・」

 

俺達は争いが起こる街を小さな体を使って一生懸命に逃げていた。

 

俺達の両親はすでに戦いに巻き込まれて死んだ。そして幼い俺達はそんな中必死に生きていた。

 

いつかこんな戦いは終わるはず。そうすればまた2人で楽しくデュエルができるはず。そんな思いを願ってながら。

 

だがそんな願いはかなう事は無かった。

 

ドゴーン

 

何か爆発する音がした。

 

音がする方を向くと崩壊寸前のビルが爆発し、俺達に向かって倒れてきた。

 

「走れ!」

 

俺の言葉にランも気づき全力で走った。

 

だが俺達はまだ幼く、さっきまで走っていたため体力の限界に達していた。

 

それでも走ってあと少しで避けられる所まできたが崩壊したビルがもう目の前まで来ていた。

 

ああここで俺達は死ぬんだな、もっと生きたかったな・・・

 

俺は死を覚悟したその時

 

だれかが俺の背中を押した。

 

「え?」

 

振り返るとそこにはランが俺を見ながら笑顔でこう言った。

 

生きて

 

その言葉を聞いた直後にビルは地面に落下した

 

ランを下敷きにして

 

「あっああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

俺は今の状況を理解できずただ泣き崩れていた。

 

『グオオオオオオオオオオ!!』

 

ビルが元あった場所を向くとそこにはモンスターが戦っていた。恐らくあそこで誰かがデュエルを行っていたのだろう。そしてデュエルの衝撃でビルが壊れたのだろう。

 

「アイツラガ・・・」

 

あいつらがデュエルをしなければランは

 

この時の俺はランを殺された怒りに満ちていた。

 

「コロス!」

 

俺はデュエルディスクを展開し1枚のカードを取り出し

 

「うおおおおおおおおおおおお!!現れろ!!ブルーブレイズ・リチュアル・ドラゴン!!」

 

デュエルディスクにセットした

 

現れたのは全身が蒼い炎に包まれ大きな羽を羽ばたかせたまるで不死鳥のような蒼き竜の姿がそこにあった。

 

『グアアアアアアアア!!』

 

ブルーブレイズはどこか悲しんだ鳴き声を上げると空高く飛び上がりその体を蒼い炎に包みこみモンスターがいた場所に向かって突撃した。

 

突撃した場所は蒼い炎に包まれ全てを燃やし尽くした。恐らくそこで争っていたデュエリストは死んだだろう。

 

その光景を見ながら俺はただ茫然と立っていた

 

「・・・どうして・・・」

 

どうしてランが死なければならないんだ。どうして俺を助けた。どうして俺だけ生き残ったんだ。

 

そんな様々な思いが俺の中で渦巻いていた。

 

「グアアアアアアアアアアア!!」

 

そんな俺の元にブルーブレイズが戻ってきた。

 

「お前も悲しんでくれるのか・・・」

 

ブルーブレイズに話しかけるとブルーブレイズのカードが突如と光出した。

 

「これは・・・」

 

光はさらに強くなりしばらくすると光は弱まった。

 

そこにユーキもブルーブレイズの姿はどこにもなかった。




取りあえずデュエル回まで書くつもりです。その後どうなるかわかりません。
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