遊戯王ARCーV 生き残った儀式使い   作:AMs

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今日の遊戯王を見てついに遊矢の中にいる者や零王の正体などが判明してきましたね。

ズァークは融合、シンクロ、エクシーズの全ての召喚法を使うようですが相変わらず儀式に関しては全く触れませんね・・・

だが逆に考えるとズァークは儀式召喚では最強じゃないってことだ。これは使えるかもな・・・

皆さんはどう思いますか?

それじゃあ本編へどうぞ

※デュエル部分に間違いがあり修正しました。


3話 運命が変わる時

倉庫でのデュエルをした後、夕暮れの街を歩いていた。

 

せっかく寝床を見つけたと思ったらまた人違いのせいでデュエルする羽目になりおまけに新しい寝床を探さなきゃいけなくなった。

 

「新しい寝床もだが、その前に飯にするか。」

 

さっきデュエルしたせいもあるがお腹が空いたな。

 

「と言ってもこのどこにどの店があるか分からないし、どうするか。」

 

どこで飯を食おうか考えながら歩いていたら

 

突如と上から何かが落ちてきた。

 

「ん?」

 

気になって下を見るとそこにはコイン型のペンダントが落ちていた。

 

今度は上を見るとカラスが飛んでいた事からあいつの仕業だと思われる。

 

俺はとりあえず落ちているペンダントを取り上げた。

 

「こういうのって交番に届ければいいのかな?」

 

だがあいにく交番がどこにあるのか知らない。

 

「待てええ!!」

 

その名ことを考えていたらどこからそんな声が聞こえてきた。

 

声がする方を向くと頭に黒いリボンを付けた赤毛の少女が上を向きながら走っていた。

 

しかも上を向いて走っているためか俺には気が付いてはおらず、そのまま俺にぶつかってきた。

 

「きゃ!」

 

ぶつかってきた少女と俺はお互いに反対側に倒れてしまった。

 

「いてて、もう何よ!」

 

「それはこっちのセリフだ。いったい何をそんなに急いでるんだ?」

 

「ミエルは無くしたペンダントを・・・ああ!!」

 

少女は何かを言おうとしたが俺の手に持つペンダントを見て驚いていた。

 

「もしかして、これあんたのか?」

 

俺はペンダントを少女に見せながら言った。

 

「ええそうよ。なんでミエルのペンダントをあんたが持っているわけ!」

 

少女はすっごい睨め付けた目でオレを見ていた

 

「落ち着け。こいつはさっきカラスが落としていったものだ。」

 

「へ?そうなの!」

 

「俺はそれを拾っただけだ。ほらよ。」

 

俺はペンダントを少女に返した

 

「もうなくすなよ。」

 

俺はそのままこの場を去ろうとしたら

 

「待って!」

 

俺を呼び止めたようとしていた。大方お礼でも言うのかと思ったが

 

「・・・ミエルとデュエルしなさい。」

 

少女の発した言葉はあまりにも予想外だった。

 

さすがに無視することはできず振り向くと少女はリンゴ型の水晶を覗き込むようにしていた。

 

「どういうい(ぐ~)・・・」

 

俺が理由を聞こうとした瞬間俺の腹がなってしまった。

 

「・・・取りあえず場所を移さないか。」

 

こうして俺達は気まずい雰囲気の中、近くのファミレスに向かった。

 

ーーーー

 

「・・・で、どうして出会って間もない俺に対してデュエルを申し込んだんだ?」

 

ファミレスで腹いっぱいに食った俺は少女に質問した。

 

「占いに出たのよ。」

 

「占い?」

 

「ええ、ミエルのペンダントが無くなった時にどこに行ったか占ったのだけど、その時に見えたのよ。”ペンダントを見つけた人とデュエルすれば新たな強さを手に入れ運命が変わるだろう”って。」

 

「なんだそりゃ?」

 

あまりにも意味不明な理由だ。あえて気にしなかったがこの子オカルト系の人かな?

 

「あんたミエルの言葉を信じてないね!」

 

俺の反応に少女は不満げにしていた。

 

「そりゃいきなり占いなんて言われてもな・・・」

 

生憎俺はこういうのは信じないようにしている。占いで未来が知る事とができても本当にそうなるとは限らない。そんな不確定な結果に踊らされるのはどうかと思うからな。

 

「だったら証拠を見せてあげる!」

 

そう言うと水晶に手を近づけて、よく占いをするポーズをしていた。

 

「何を占っているんだ?」

 

「あんたの過去よ!」

 

「なぜ俺の過去なんだ?」

 

「本当は未来を占おうと思ったけど、それじゃああんたは信じないでしょ?」

 

まあその通りだな。と言うかそれって占いなのか?

 

でもこれでこいつの占いが本物かどうか判明出来るな。

 

「いいぜ。もしそれで俺の過去を知れたらデュエルしてやる。」

 

「約束だからね!」

 

そう言って少女は再び水晶に向かって集中していた。

 

しばらく水晶を見つめていた少女の表情は強張りやがて口を開いた

 

「争い・・・崩壊する街・・・人の死・・・」

 

少女から発した言葉はどれも俺の過去と言うより俺のいた世界に関するものばかりだ。

 

「・・・あなた、いったい何者なの?」

 

占いの結果から俺が何者か聞こうとしていたが

 

「出会ったばかりの奴にそんなことを教える義理はない。」

 

さすがに別世界から来たとは言えないし、教えるつもりもないがな。

 

「ただこれだけ言っておこう。あんたの言葉と表情からして占いは当たってるぞ。」

 

「っ!?」

 

俺の言葉に少女は驚きを隠せずにいた。

 

「それじゃあなたは・・・いや、ごめんなさい。あなたの事をよく知らずに勝手に過去を見て。」

 

さすがに罪悪感はあるようで誤った。

 

「気にするな。もう終わった事だ。それでどうするんだ?」

 

「どうするって?」

 

「デュエルだよ、デュエル。」

 

「えっでも・・・」

 

「結果はどうあれ、あんたの占いが本物だって事は分かったからな。約束通り受けてやるよデュエルを。」

 

「・・・それじゃあお願いします。」

 

「デュエルはここでいいよな。」

 

俺はそう言ってテーブルをたたいた。

 

「ええ、構わないわ。さすがにそこまで贅沢は言わないわ。」

 

そう言うと少女はデッキを取り出した。

 

「そう言えばまだ名乗ってなかったね。私は方中ミエルよ。」

 

「俺はユーキだ。」

 

俺もデッキを取り出しお互いの準備を終え、

 

「「デュエル!!」」

 

デュエルを開始した。

 

「先攻はミエルから!モンスターを裏守備表示でセット。カードを1枚伏せてターンエンドよ。」

 

 

ユーキ LP4000 手札5

場 0

伏せ 0

VS

ミエル LP4000 手札3

場 

裏守備×1

伏せ 1

 

 

相手の初手はカードを伏せただけでターンエンドか。これじゃあ相手のデッキの特徴が掴めないな。

 

「俺のターン。<再炎獣ブレイズ・ビースト A1800>を召喚。」

 

今回のデュエルはデュエルディスクを使わずに行っているため当然モンスターは実体化しない。

 

「バトル。ブレイズ・ビーストでセットモンスターに攻撃。」

 

「セットモンスターは<占術姫コインノーマ D1400>よ。」

 

「攻撃力はこっちが上。よって破壊される。そしてこの瞬間”ブレイズ・ビースト”の効果を発動。」

 

「私も”コインノーマ”のリバース効果を発動よ。デッキからレベル3以上のリバースモンスターを裏守備表示でセットする。私は<占術姫クリスタルウンディーネ D2200>をセットする。」

 

「こっちもデッキからレベル4以下の「再炎」モンスターを特殊召喚する。俺は<再炎銃士ブレイズ・リボルバー A1600>を特殊召喚。」

 

 

再炎獣ブレイズ・ビースト レベル4 炎

獣族/効果 A1800/D200

①:このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、デッキから「再炎獣ブレイズ・ビースト」以外のレベル4以下の「再炎」モンスター1体を特殊召喚できる。

②:自分のターン中に自分が効果ダメージを受けている場合、このターンの間、このカードは相手モンスターに2回攻撃できる。

 

 

「”ブレイズ・リボルバー”の効果発動。フィールドのモンスターの攻撃力の半分の数値分、自分にダメージを与える。ブレイズ・リボルバー自信を選択し、その半分の800のダメージを受ける。」

 

LP4000→3200

 

「自分からダメージを!?」

 

「その代わりデッキから受けたダメージ以下の再炎モンスターを手札に加えることができる。俺は攻撃力200の”再炎の妖精”を手札に加える。さて、これ以上のバトルは無意味だな。俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ。」

 

 

 

ユーキ LP3200 手札5(再炎の妖精)

場 

再炎獣ブレイズ・ビースト A1800

再炎銃士ブレイズ・リボルバー A1600

伏せ 1

VS

ミエル LP4000 手札3

場 

裏守備(占術姫クリスタルウンディーネ D2200)

伏せ 1

 

 

「私のターン。まずはクリスタルウンディーネを反転召喚。そしてリバース効果を発動。デッキから儀式モンスター”聖占術姫タロットレイ”を手札に加える。」

 

「ほう、儀式モンスターか。」

 

まさかこんなところで儀式使いに出会うとはな。今まで旅をしてきたが儀式モンスターを使ったデュエリストは全くといっていいほどいなかったな。

 

「私は儀式魔法<聖占術の儀式>を発動。フィールドのクリスタルウンディーネと手札の占術姫アローシルフをリリース。全てを見通す太古の巫女よ。古の秘術によりて今よみがえれ!儀式召喚!レベル9!<聖占術姫タロットレイ A2700>!」

 

「盛り上がっているところ悪いがあまり騒ぐと店の迷惑になるぞ。」

 

俺は周りを見回しながらそう言った。

 

「しょっしょうがないじゃい!普段こんな形でデュエルしないから。」

 

「ハイハイ、分かったから続けて。」

 

「むぅ、バトル。タロットレイでブレイズ・ビーストに攻撃。」

 

LP3200→2300

 

「モンスターをセットしてターンエンド。エンドフェイズ”タロットレイ”の効果発動。手札からリバースモンスター<占術姫ウィジャモリガン D0>を裏守備表示でセットする。」

 

 

ユーキ LP2300 手札5(再炎の妖精)

場 

再炎銃士ブレイズ・リボルバー A1600

伏せ 1

VS

ミエル LP4000 手札0

場 

聖占術姫タロットレイ A2700

裏守備(占術姫ウィジャモリガン D0)

裏守備

伏せ 1

 

 

相手は手札を全て消費させてモンスターを展開したか。恐らくあの2枚のリバースモンスターに何かあるのだろうな。本来ならセットしたモンスターの効果を確認したいところだがここは彼女の策に乗ってみるか。

 

「俺のターン。お前が儀式召喚をしたならこっちもそれに答えよかな。手札の”再炎獣人ブレイズ・ワービースト”の効果発動。手札のこのカードを捨てて、デッキから儀式魔法”再炎の儀式”を手札に加える。」

 

「儀式魔法!?まさかあなたも!」

 

「そう言う事だ。俺は儀式魔法<再炎の儀式>を発動。手札の再炎の妖精を生贄に<再炎死霊魔術師ブレイズ・ネクロマンサー A2350>を儀式召喚。」

 

いつもは召喚口上を言うが今は特に言う必要はないから省略させてもらう。

 

「永続トラップ<再炎起動>。その効果で1ターンに1度、互いのプレイヤーに500のダメージを与える。」

 

LP2300→1800

LP4000→3500

 

 

再炎起動 永続罠 (調整版)

「再炎起動」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:1ターンに1度、お互いのプレイヤーに500のダメージを与える。

②:①の効果以外で自分が効果ダメージを受けた場合に発動する。その数値分、自分のライフを回復する。

③:墓地のこのカードを除外して効果を発動。自分のライフを500回復し、500ダメージを受ける。

 

 

「この瞬間、”ブレイズ・ネクロマンサー”の効果発動。1ターンに1度、俺が効果ダメージを受けた場合、墓地から再炎モンスター1体を特殊召喚する。俺は<再炎獣人ブレイズ・ワービースト A1900>を特殊召喚。」

 

 

再炎死霊魔術師ブレイズ・ネクロマンサー  レベル6 炎

アンデット族/儀式/効果 A2350/D0

「再炎の儀式」により降臨。

①:自分が効果ダメージを受けたターン中、手札のこのカードを捨てて発動できる。自分の墓地から「再炎死霊魔術師ブレイズ・ネクロマンスサー」以外の「再炎」カードを2枚まで選んで手札に加える。

②:1ターンに1度、自分が効果ダメージを受けた場合に発動できる。自分の墓地から「再炎」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

 

 

「いくらモンスターを並べても私のタロットレイの攻撃力の方が上よ。」

 

「だったら攻撃力を上げるだけだ。速攻魔法<再炎ブースト>。その効果でブレイズ・ネクロマンスサーの攻撃力を1500アップさせる。ただし発動後、俺は1000のダメージ受ける。」

 

再炎死霊魔術師ブレイズ・ネクロマンサー A2350→3850

 

LP1800→800

 

「だが永続トラップ”再炎起動”の効果で俺が効果ダメージを受けた場合、受けた数値分のライフを回復する。」

 

LP800→1800

 

 

再炎ブースト 速攻魔法

「再炎ブースト」の①の効果は1ターン1度しか使用できない。

①:自分フィールドの「再炎」モンスター1体を対象に発動できる。対象モンスターの攻撃力をエンドフェイズまで1500アップし、自分は1000ダメージを受ける。相手ターン中に自分が効果ダメージを受けている場合、このカードは手札から発動できる。

 

 

「バトル。ブレイズ・ネクロマンサーでタロットレイに攻撃。」

 

「ふっ甘いわよ。リバースカードオープン。<砂漠の光>。私のモンスターを全て表側守備表示にする。」

 

ミエルの使用したカードによりタロットレイは守備表示になり、裏守備になっていた2体のモンスターが表側になった。

 

「”占術姫ウィジャモリガン”と”占術姫ペタルエルフ”のリバース効果は発動。」

 

なるほどな。リバースモンスターを一気に発動するためのカード

 

「まずペタルエルフの効果でこのカードがリバースした時、相手フィールドの表側攻撃表示モンスターを全て守備表示にする。この効果で守備表示になったモンスターは表示形式を変更できない。」

 

まずいな。再炎モンスターの守備力はそのほとんどが200。次のターンに全滅されそうだな。

 

「続いてウィジャモリガンのリバース効果。このカードがリバースした場合、そのターンのエンドフェイズに相手フィールドの守備表示モンスターを全て破壊し、破壊したモンスターの数×500ダメージを相手に与える。」

 

と思っていたらその前に全滅のようだな。まあそれくらいしてくれなきゃ面白くない

 

「俺はこのままエンドフェイズに入る。」

 

「あなたのエンドフェイズ時、ウィジャモリガンの効果であなたのモンスターをすべて破壊する。破壊されたモンスターの数は3体。よって1500のダメージを与える。」

 

LP1800→300

 

「だが再炎起動の効果でライフは回復する。さらに破壊された”ブレイズ・ワービースト”の効果で墓地から再炎ブーストを手札に加える。」

 

LP300→1800

 

 

再炎獣人ブレイズ・ワービースト レベル4 炎

獣戦士族/効果 A1900/D200

①:このカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。デッキから「再炎」儀式魔法1枚を手札に加える。

②:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。自分の墓地から「再炎」魔法・罠カード1枚を選択して手札に加える。

 

 

「俺が効果ダメージを受けたことで手札の<再炎鳥ブレイズ・バード D200>を特殊召喚し、その効果で受けたダメージ分のライフを回復する。」

 

LP1800→3300

 

「そして特殊召喚に成功した時、デッキから”再炎リボーン”を手札に加える。」

 

「私も”タロットレイ”の効果を発動。1ターンに1度、フィールドのモンスターを裏側守備にする。私はペテルエルフを選択。フルスリープ。」

 

なるほどね。あの儀式モンスターでリバースモンスターを何度でも再利用するわけか。悪くないコンボだ。

 

「俺はこれでターンエンドだ。」

 

 

ユーキ LP3300 手札3(再炎ブースト、再炎リボーン)

場 

再炎鳥ブレイズ・バード D200

伏せ 0

再炎起動

VS

ミエル LP3500 手札0

場 

聖占術姫タロットレイ A2700

占術姫ウィジャモリガン D0

裏守備(占術姫ペタルエルフ D700)

伏せ 0

 

 

「私のターン。ウィジャモリガンを攻撃表示にしてバトル。ウィジャモリガンでブレイズ・バードに攻撃。」

 

占術姫ウィジャモリガン A1300 VS 再炎鳥ブレイズ・バード D200

 

「タロットレイでダイレクトアタック。」

 

LP3300→600

 

「メインフェイズ2、”タロットレイ”の効果発動。1ターンに1度、フィールドのモンスターを裏守備表示にする。私はウィジャモリガンを選択。フルスリープ。さらに速攻魔法<サイクロン>を発動し再炎起動を破壊する。」

 

モンスターを引かれなかったとはいえ、中々の引き運を持っているな。

 

「これでもうダメージを無効にする事ができ無くなった。エンドフェイズにタロットレイの効果で墓地の<占術姫クリスタルウンディーネ D2200>を裏守備表示で特殊召喚する。」

 

 

ユーキ LP600 手札3(再炎ブースト、再炎リボーン)

場 0

伏せ 0

VS

ミエル LP3500 手札1

場 

聖占術姫タロットレイ A2700

裏守備(占術姫ウィジャモリガン D0)

裏守備(占術姫ペタルエルフ D700)

裏守備(占術姫クリスタルウンディーネ D2200)

伏せ 0

 

 

危ない危ない。再炎起動とブレイズ・バードの回復コンボがなかったらこのターンに終わってたぜ。しかし

 

「おまえ、中々面白いデュエルをするな。」

 

「いきなり何よ?」

 

「何、俺は今まで数多くのデュエリストを見てきたがここまでリバースモンスターを使いこなした奴はいなかったからな。」

 

と言うのもリバースモンスターはその性質上、どうしても発動までのタイムラグがかかってしまう。それ故に使いこなすのは困難と言ってもいい。だが彼女はそれをまるで手足を操るようにプレイしている。

 

もっとも俺の世界じゃ、その前に殺されるのが落ちだがな。

 

「それじゃそろそろ終わりにするか。」

 

「まさかこの状況から勝てると思っているの?」

 

「そのまさかだ。俺のターン。マジックカード<死者蘇生>。その効果で墓地から<再炎死霊魔術師ブレイズ・ネクロマンサー A2350>を特殊手召喚する。

さらにマジックカード<再炎リボーン>。墓地から<再炎鳥ブレイズ・バード A1000>を特殊召喚し、そのレベル×100ポイントのダメージを受ける。」

 

LP600→300

 

 

再炎リボーン 通常魔法

「再炎リボーン」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:自分の墓地から「再炎」モンスター1枚を対象に発動できる。対象モンスターを特殊召喚する。その後、特殊召喚したモンスターのレベル×100のダメージを受ける。

②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「再炎」モンスター1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加え、自分は手札に加えたモンスターのレベル×100のダメージを受ける。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

 

 

「そして”ブレイズ・バード”の特殊召喚に成功した事で、デッキから”再炎の儀式”を手札に加える。

さらに”ブレイズ・ネクロマンサー”の効果。俺が効果ダメージを受けたことで墓地から<再炎銃士ブレイズ・リボルバー A1600>を特殊召喚する。

”ブレイズ・リボルバー”の効果。特殊召喚に成功した時、フィールドのモンスターの守備力分のダメージを与える。俺はタロットレイの守備力の半分、600のダメージを与える。」

 

LP3500→2900

 

「儀式魔法を手札に加えたって事は新たな儀式モンスターを呼ぶつもり!?」

 

「その通りだ。俺は儀式魔法<再炎の儀式>を発動。フィールドのブレイズ・ネクロマンサーとブレイズ・バードをリリースしてレベル9の<再炎爆竜ブレイズ・レックス A2900>を儀式召喚。」

 

「無駄よ”タロットレイ”の効果を・・・」

 

「残念だがブレイズ・レックスはモンスター効果を受けない。よってお前のモンスターで守備表示にすることはできないぜ。」

 

「何ですって!?」

 

「バトル。ブレイズ・レックスで裏守備表示のウィジャモリガンに攻撃。ブレイズ・レックスは貫通効果を持つ。」

 

「だったら”タロットレイ”の効果でウィジャモリガンを攻撃表示にする!フルリバース。」

 

占術姫ウィジャモリガン D0→A1300

 

「これでまだ耐えることが・・・」

 

「”ブレイズ・レックス”の効果。このモンスターが相手モンスターに攻撃するバトルのダメージ計算時の間、相手モンスターの攻撃力と守備力のどちらか好きな数値とバトルできる。よってウィジャモリガンの攻守を変更する。」

 

占術姫ウィジャモリガン A1300→A0

 

 

再炎爆竜ブレイズ・レックス  レベル9 炎

恐竜族/儀式/効果 A2900/D1000

「再炎の儀式」により降臨。

①:自分が効果ダメージを受けたターン中に手札のこのカードを捨てて発動できる。このターンの間、「再炎」カードは相手のモンスター効果を受けない。

②:このカードはモンスター効果を受けない。

③:このカードが相手モンスターに攻撃する場合、攻撃対象となるモンスターの攻撃力と守備力をダメージステップの間入れ替える事ができ、このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

 

 

「そしてバトルは続行される。これで終わりだ!」

 

LP2900→0

 

 

 

デュエルが終わりミエルは何故かだんまりしていた。

 

「どうして・・」

 

「・・・ん?」

 

「どうして手を抜いたの!?」

 

そう言って机に手を置き俺に顔を近づけてきた。

 

「気づいていたか。」

 

「ええ、前のあなたのターンに手札にあったブレイズ・レックスの効果を使っていたら、あなたのモンスターは私のぺタルエルフの効果を受けず、ウィジャモリガンの効果で破壊される事は無かった。それところか私のモンスターは全滅して、次のターン何もできずに敗北していたわ。」

 

そう、彼女の言う通り、あの時、俺の手札にはブレイズ・レックスはいただがあえて使わなかった。

 

「それはお前の実力を知りたかったからだ。」

 

「私の実力?」

 

「あのまま勝負がついていたらお前の実力が分からないまま終わっていた。だからお前のデュエルの実力を知りたくてあえて使わなかったんだ。もし手を抜いたことに怒っているなら謝る。」

 

俺はそう言って頭を下げた。

 

「べつにそこまで怒ってないからいいよ。それよりあなたも儀式モンスターを使うのね。」

 

「ああ、お前も面白い儀式モンスターを使うな。さらにリバースモンスターとのコンボは強力だったぜ。」

 

「でしょ!でもどうして儀式召喚って他の召喚法と違って流行らないのかな?」

 

「それだよな。俺が儀式モンスター出すたびに”マイナー”、”ほかの召喚法の方が強い”、”そんな使いにくいの使うなんて”なんて言うんだよな。」

 

「分かる分かる。」

 

その後も俺達は儀式モンスターについて熱く語るのだった。

 

ーーーー

 

気が付くと外はすでに暗くなっていた。

 

「悪い、長く話しすぎた。」

 

「いいのよ。あなたと話してて楽しかったから。」

 

俺もここまで話したのは久し振りだな。

 

「そう言えばあなた泊まる場所は決まっているの?確かこの街には今日来たって言っていたけど。」

 

「あ~、そう言えばまだ決まってなかったな。」

 

まっいつもの通りにどこかで野宿すればいいかと思っていたら。

 

「そこでミエルにいい案があるのだけど。」

 

「いい案?」

 

「実は私の通っている塾なんだけど。そこに部屋が余ってるの。私が頼み込んだら貸してくれるはずよ。」

 

なるほどな。確かに俺からしたらありがたい話だ。だが

 

「それで何が望みだ?」

 

さすがに今日あったばかりの奴にそこまでやるとは思えない。となれば何か要望があるはずだ。

 

そう思っていたら彼女の発っした言葉は

 

「私を・・・あなたの弟子にしてください!」

 

あまりにも予想外の言葉だった。

 

「・・・え?」

 

「あなたのデュエルをして私はまだまだだと思わされたわ。それに占いでもデュエルをすれば運命が変わるってでていた。これは私の未熟だって事を知らしめることだったんだと思うの。そして私はまだ強くなりたい。」

 

「そこでお前より強い俺に弟子入りか?」

 

「ええ。それにあなたは私と同じ儀式使い。だから・・・お願いします!」

 

そう言ってミエルは俺に頭を下げた。

 

「・・・」

 

あの目は本気だった。本気で強くなろうとしていた。だが

 

「俺のデュエルを習っても強くなる保証はないぞ。それでもいいのか?」

 

「ええ」

 

「はぁ・・・なら勝手にしろ。」

 

こうして俺は弟子を持つことになるのだった。

 




という訳でミエルちゃんの登場でした。相変わらずキャラを忘れがちですが(テンションの高い時が特にどう書けばいいのやら・・・)

今後レギュラー化するか分かりませんが少しは強化を入るつもりです。主に壺とか・・・後相性がいい儀式モンスターってあったかな?


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