ちょっと変わってる人はひふみんに好意を寄せていた。   作:カントーさん

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第3話

「「「おはようございまーす」」」

 

そう言って入ってきたゆん、はじめ、青葉の三人だったが…

 

「おっす、おはよ」

 

そう言って手を上げ挨拶を返してきた人物を見た瞬間三人は固まった。

 

「あぁ〜コーヒーうまい。りんさんコーヒーおかわり」

 

そんな三人を他所に、呑気にコーヒーを啜る男が一人と

 

「自分で入れてください」

 

コーヒー淹れろと命令する男にニコッと微笑むが目が全然笑ってないりん。

 

「りん、コーヒーおかわり頂戴ー」

 

そして空気を読めないのか男と同じ事をりんに頼むコウが居た。

 

そんな三人の様子を見ている固まってる方の3人は思わず口を揃えて言った。

 

「なんで居るんですか……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

−−−−−−−−−−−−−−−−

 

 

「と、言うわけだ。多分葉月からも聞いてるだろうけど俺は副職でコンポーザーをやってるんだ。だからこのフェアリーズストーリーのキャラデザが完成した今モーション班が取り掛かってる仕事が終われば俺の出番って訳だから。そして今週中にできあがる予定らしい。たから先にデスク移動だけでもってな、完成後移動だと時間かかるし」

 

羽海野の説明になるほど…と頷くさっき固まってた3人だった。

 

「って言ってももう今から羽海野はここでの仕事あるんだけどね」

 

そう言ってコーヒーを啜りながら言うコウ。

 

「そうね。コンポーザーは副職だから、本来の仕事をここでしなきゃならないのよね」

 

りんは苦笑いしてそう言った。

 

「羽海野先輩の本来の仕事って何なんですか?」

 

そう聞いたのははじめだった。

 

「管理部さ」

 

羽海野は答えた。

 

「管理部……?」

 

青葉は頭にはてなマークを浮かべ呟いた。

 

「管理部って何ですか?」

 

聞いたことのない部所に疑問を抱いたのか、ゆんがきいた。

 

「まぁ簡単に言うと班とかチームとかじゃなくて個人の仕事をする奴らの部屋って感じだな」

 

羽海野はわかるか?と答えた。

 

「そうなんですか。そんな部があるなんて知りませんでした」

 

青葉は驚いたように言った。

 

「知らないのも無理ないわよ。普段の管理部さん達の仕事って一人仕事だから関わる人は極一部でプロデューサーやディレクター、社長さんくらいだしわざわざそんな部所があるなんて教える人は居ないから」

 

りんは仕方ないわよと微笑んで言った。

 

「社長さんにプロデューサーさんにディレクターさん……って事はやっぱりお偉い部所なんですか?」

 

青葉がまさか……とでも言うように、りんに聞いた。

 

「いんや、全然」

 

と、コウが答えた。

 

「おい………」

 

そんなはっきり言うなよ…と羽海野は肩を落とした。

 

「まぁ部所全体としては偉くないけど、その中じゃ羽海野は偉い方だと思うよ」

 

コウはそう言ってフォローをいれた。

 

「あぁ、でもまぁ、管理部に偉い悪いは無くて仕事の内容だったり量だったり、その時によって違うかな。まぁ偉い人だと良い仕事が振られるし、下っ端の方だと雑用とか簡単なものとかからって所か」

 

羽海野はそう言った。

 

「って事は今回ここに飛ばされたのは管理部の仕事なんですか?」

 

そうはじめが聞くと

 

「いや、管理部での仕事は他にあるし今もやらなきゃいけないさ」

 

羽海野ははぁ…とため息を吐き、そう言った。

 

「え、じゃぁ……」

 

と、青葉は疑問を抱いた。

 

「まず、コンポーザーって言うのはどのゲーム会社にも珍しくてな、会社によっては大きな所も居ないとこが多いんだ。ここの会社にはコンポーザーは俺しか居ないから。流れ的にコンポは俺担当になってんだよ」

 

羽海野はそう説明した。




すみません変なところで区切ってしまいました……
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