俺のエクスカリバーが普通じゃない   作:nyasu

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嘘、私の扱い低すぎッ

ルイズと契約して、俺は胸が苦しくなった。

激しい動悸、そして少し熱っぽく身体がなっていた。

火照った身体に動悸、間違いないコイツは……

 

「どうやら風邪を引いてしまったようだ、マスター」

「はぁ?」

「ヴァカめ!貴様、ルーンを刻まれて魅了されているだけだ」

「はぁ?」

「どうやらそうらしい、ルイズは実在してるしルイズ・フランソワーズたんの桃色ブロンドの髪をクンカクンカしたいおが実現できそう」

「はぁ?」

 

絶対零度ってこういうことを言うんですねって視線をこれでもかと浴びせられた。

その後、部屋まで何故かルイズを背負って移動させられた。

周りみたいに飛んで帰宅しろよ、あっ出来ないでしたね。

まぁ、胸は当たらなかったけど太股がナイスだったので余は満足である。

そんな事を言ったら、ルイズがエクスカリバーの杖で俺を殴っていたけど、っていうかお前も杖を取られるんじゃないよ、ルイズ暴君かよ。

 

「ここがマスターの部屋か」

「おい、紅茶はまだか?」

「ちょっと、アンタ達に調子乗ってるんじゃないわよ!」

 

プンスカしてるけど、ハハハ可愛い奴めと言ったらガチのグーパンをお見舞いされた。

痛くないけど、何の躊躇もなかったので怖い。

あと、ルイズの命令に渋々ながら従うエクスカリバーもいつ裏切るか怖い。

コイツ、ルイズの手に渡って自動で魂の波長併せて反逆してこないだろうな?

なんか従順なエクスカリバーってどういうことだよって感じである。

 

「およそ、貴様の考えていることが分かるぞヴァカめ!貴様のルーンの影響が私にも出ているのだヴァカめ!レジスト出来るが面白そうだからそのままにっ、してるのだっ!ヴァカめ!」

「馬鹿馬鹿言わないでくれますかねぇ、久しぶりにキレちまったぜ、屋上に行こうぜ」

「ちょっと、アンタ達うるさい!もう、何時だと思ってんのよ!」

 

ルイズに怒られた、オカンごめん。

そんなオカンなルイズが何故か脱ぎ始める。

俺は当然、いえぇぇぇぇいと前屈みになって立ち上がった。

そう、まるで外人4コマみたいである。

 

「な、何よ。見てんじゃないわよ」

「いや、俺使い魔だから気にするなよ。だから隠すなよ」

「ほほーい、ほほーい、スカートゲットだぜー」

 

寝るために着替えかなとガン見していたら、何故か顔を赤くして服で下着を隠し始めた。

馬鹿な、俺がサイトじゃないから見せてくれないのか。あんなにノーブラで堂々としていたのにか。

なお、エクスかリバーは杖でスカートを引っかけてクルクル回していた。

なんていうか最近、キャラ崩壊が激しいのとその声でほほーいとかテラ小安、道化な小安じゃないか。

 

「ちょ、ちょっと返しなさいよ!」

「ヴァカめ、私が手に入れた戦利品をどうしようと、あっ、おいやめろ」

「なんなの、この、そもそも生き物なのこれ!」

 

平和だなぁ、とルイズとエクスカリバーの様子を見ていた。

 

 

 

朝チュン、朝チュンなのか日

 

翌朝、寝ているルイズの前で正座待機していた。

まだ触ったりするにはフラグが足りてないと思うので触らない、魔王だから狡猾にフラグを建てていくぜ。

 

「ふん、貴様自分の行動が気持ち悪いと思わないのかヴァカめ!」

「うるせぇ、チート貰った童貞のやることなんてこんな変態的な物なんだよ!むしろコンプライアンスとか気にして欲望をひた隠しにしている二次小説の主人公どもがおかしいんだ、ところでコンプライアンスって何?」

「ヴァカめ!コンプライアンスというのは……そんなことも知らんのかヴァカめ!ヴァカめ!」

「あぁ、もう!うるさい、アンタ達!あぁ、悪夢だわ……まだいたのコイツら」

 

そう言って二度寝を敢行するルイズ、現実が原作と違うなんて、そうこの世界は現実なんだ。

よくあるリリカル世界の嫁とか言っちゃう踏み台系じゃない俺はちゃんと認識してるから慌てないぜ。

 

「ちょっと、なんでベッドに入ってきてるのよ!」

「ハハハ、可愛い奴め」

「念力!」

「ふごぉ!?」

 

衝撃が頭を貫通する。

クラクラする状態で状況を確認すれば杖を片手にベッドの上で髪を振り乱すルイズの姿があった。

俺はその時、壁に叩きつけられており何が起きたか把握した。

あの瞬間、爆発して俺は背後まで吹っ飛ばされたのだ。

 

「コ、コイツは『失敗すること』を見越してコモンマジックを使った!確実に『失敗する』そう『確信』して『実行』したんだ!『成功する』なんて欠片も思っちゃいねぇ!」

「朝からなんで気持ち悪いのコイツ、しかもどうして生きてるの?」

「ルイズは殺す気だったんだ!『ブッ殺すぞ』と忠告するまでもなく、もう既に殺してから『ブッ殺した』と言う気だったんだ」

 

な、何がそこまでさせるのか。

いや、カンピオーネで良かった。

鼻血が出るくらいで済んだからね。

 

「私は気付いたのよ、失敗魔法でも発動して、ブッ殺すと心の中で思ったならッ!その時既に行動は終わっているのよッ!」

「取りあえず、ルイズおはよう」

「ハァ、死ねば良いのに……」

「ハハハ、好感度がマイナスな分だけプラスに反転するから楽しみだよ」

「あぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

頭を掻き毟って半狂乱になるルイズがそこにはあった。

家系的にヒステリーってやだね。

ルイズはその後着替えて、食堂に行くことにした。

途中、魔法で着替えないのかこれだからマニュアルわ、とエクスカリバーに煽られてキレたりもしたが普通に可愛かったので問題ない。

例え周りが魔法でやっちゃうオートマやろうでも可愛ければ問題ないのである。

 

「で、なんでアンタは私の席に座ってんのよ!どこにご主人様を座らせようって思ってるわけ!」

「そんなの膝の上に決まっフゴッ!?」

「し、淑女が簡単に男と触れる訳ないでしょ!」

「淑女やべぇ、顔面爆破してくる淑女やべぇよ……」

 

因みにエクスカリバーはちゃっかり隣の椅子で紅茶を飲んでいた。

エクスカリバ-の一日は紅茶で始まるからな。

なんかマルコなんたらとかいうデブと争っていたけど、気にするほどのことでもなかったぜ。

 

「アンタはコックにでも分けて貰いなさいよ」

「いや、でもエクスカリバーは……」

「いいだろう。私の伝説は12世紀から始まった。この話を聞けば、貴様にも女の扱いという物が理解できるはずだ」

「はい、師匠!」

「なんかマリコルヌが良いみたいだから問題ないわ」

 

バ、バカな……これがコミュ力だというのか。

そんな、引きこもりだってチートさえ貰えれば社交的になれるというのに俺という奴は、なんで……

諦めてコックに土下座してご飯を貰った。

午後、錬金の授業というか復習があった。

案の定、ルイズが爆発させたけど教師間で情報共有が出来ていない現状に教えるきないなコイツらと思った。

 

「じゃあ、あとよろしく」

「ご主人はやらないんですね」

「命令」

「悔しい、でもやっちゃう」

 

逆らおうとか思わないのはルーンのせいかもしれない。

普通から好きに変わったサイトと違って、好きから大好きに変わってるせいだ、そうに違いない。

いや、しょうがないさ。美少女の設定だったキャラが現実になったら美少女なんだから、仕方ないさ。

俺はルイズがアイドルだって言ったら信じるね、髪の毛がピンクなのはすごい気になるけどね。

 

「はやく、そこ汚れてる」

「一応、教室にはいてくれるところがマジツンデレ」

「何言ってるか分からないけど、はやくしなさい」

「そうだぞ、ヴァカめ!」

「お前は集めたゴミを元の場所に戻すんじゃねぇよ、邪魔しかしないなこの聖剣」

 

 

 

おい決闘しろよ日

 

給仕の手伝いをなんやかんやですることになった。

仕方ない、風邪で欠員が急に出ちゃったしご飯を人質に取られたからな。

そういえばサイトも原作では香水とか拾ってたな、とか思いながら落ちた香水を見て思った。

拾わなかったら隣のシエスタという昼寝みたいな名前の準ヒロインが拾ってしまった。

なるほど、原作と違ってこうなるのか。

 

「僕はあの時知らないフリをしただろ!おかげで二人のレディの名誉が傷ついた。どうしてくれるんだ!」

「すみませんすみません」

 

そのままシエスタは最後まで謝っていた。

食事の時間が終わるまで怒るなんてモンスタークレーマーである。

なお、黙って見てたら決闘イベントは起きなかった。

まったく、残念だね。

 

 

 

 

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