なので前作をお読みでない場合はそちらをお先にお読みいただくことを推奨いたします
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魔法の森のはずれにある峠
メアリー戦後、フリッカ達が八雲家へ行った後
メアリー「…あの女の人に、情け…かけられちゃった…わね。せっかく…お母さんの所に行けると…思ったのに…」
その時、メアリーの脚から力が抜けた
メアリー「ハハハ…どっちにせよ…この傷じゃもうそろそろ死ぬか…」
そうメアリーが呟いていると、八雲家の方が光っているのが見えた
メアリー「ん?何か…あっちで光ってるわね。って、こっちに近付いて来てる!?」
その光を傷負いのメアリーが避けれるはずもなく、吹き飛ばされてしまった
妖怪の山
椛「さてと、今日の警備も終わったし、家に帰りましょうかね。…ん?」
椛は自宅への帰り道の途中に何かを見つけた
椛「あれは…人?まさか登山でもして遭難したんでしょうか…」
そう思い近づいてみると、その人は血塗れになっていて、腹も切り裂かれていることが分かった
椛「!?大丈夫ですか!?何かに襲われたんですか!?」
メアリー「コヒュー…コヒュー」
椛はその人間が僅かながら息をしていることを確認できたが、この息の音は肺に穴が開いている可能性があった
椛「(と、とにかく、一旦私の家に運んで手当しないと!)」
椛はそう思い、メアリーを担いで自分の家に走った
椛の家
メアリー「…うっ…ここ…何処?」
椛「ああ、ようやく気が付いたんですね。数日間起きないからもうダメかと思いましたよ」
メアリー「貴女誰ですか?と言うか、ここは何処なんですか?」
椛「ああ、そんなに警戒しないでください。私は椛、ここは私の家です」
メアリー「何で私はこんな所に…」
椛「何でかは知りませんが、山で大怪我をしていたようですよ?お腹も熊か何かに引き裂かれたような傷がありましたし。とりあえず、止血だけでもと思って勝手に連れてきたんですよ」
メアリー「そうだったんですか…ありがとうございます」
椛「それで、何があったんですか?」
メアリー「…何で怪我をしたのかも山に登った記憶もないんです」
思い返そうとしたが、ベルさんと別れた後からの記憶を思い出そうすると頭がズキズキと痛み、思い出せない
椛「そう…ですか。まあとりあえず、体が大丈夫なようなら麓まで案内しますよ?」
メアリー「何から何まで、ありがとうございます。じゃあお願いします」
椛「いえいえ、じゃあ行きましょうか」
そう言って二人は山を下っていった
妖怪の山 麓
椛「ここを真っ直ぐ進めば人里に着きますよ」
メアリー「ありがとうございます」
椛「それでは、お気をつけて」
そう言って椛は妖怪の山に帰っていった
メアリー「(とりあえず、何か手掛かりがあるかもしれないし、私の事を知ってる人を探さないといけないわね)」
人里
メアリー「どなたか、私の事を知ってる人はいますか?」
メアリーはそのように人里で聞いて回った。すると…
老婆「あれ?あんた確か前に回覧板で回ってきてた似顔絵の…」
老婆がそう呟き、懐から何か紙を取り出した
老婆「…やっぱりだ!あんたこの紙の人物じゃ!」
老婆がそう叫ぶと、周りの住民が集まってきた
メアリー「え?なんか私ここらで有名人なんですか?」
急に人が集まってきて注目されたことにより、メアリーは少し照れてしまう
しかし、それはメアリーの大きな勘違いであった
男性「ああこいつだ!間違いねぇ!」
メアリー「あの、私何でそんなに有名になってるんですか?」
男性「何で…だって?こいつ、自分のやった事を理解してねえぞ!」
メアリー「え?まさか、私何か悪い事をして指名手配されてるんですか?」
女性「あんたは…私の母や喜助さんを殺した…殺人鬼だよ!」
メアリー「え?…何…それ…」
老婆「こ、こやつ…泣いておるぞ」
男性「嘘泣きに決まってんだろ!殺人鬼が罪を悔いるかよ!」
メアリー「嘘だ…そんな…わけ…」
メアリーは何故か無意識に体がその場から逃げていた
男「あっ!おい!逃げるな!」
人里 人気のない裏道
メアリー「ハァ…ハァ…そんなの…嘘…だよね?」
メアリーがそんな事を呟いていると、声をかけられた
フリッカ「貴女…メアリー?あんた今までどこ行ってたのよ!」
メアリー「私の名前…知ってるの?」
フリッカ「はぁ?当たり前でしょ?」
メアリー「私は人を殺したの!?嘘よね!?嘘なのよね!?」
フリッカ「…まさか、今までの記憶がないの?」
メアリー「うん…でも、その反応って事は私は誰かを殺したのね…」
フリッカ「…ちょっとついて来て」
そう言ってフリッカはメアリーの手を引き人目につかぬようにとある場所に向かった
博麗神社
フリッカ「霊夢、ちょっと話があるんだけど」
霊夢「あら、フリッカいらっしゃい。話って何?」
フリッカ「今日ってさとりさんが来てる予定だったよね?」
霊夢「ええそうだけど?今は縁側に居ると思うわ」
フリッカ「そう、ありがとう」
そう言ってフリッカはメアリーを連れて縁側に向かった
霊夢「あれ?今フリッカが連れて行った子ってどこかで見た気が…」
博麗神社 縁側
さとり「ふぅ…地上でひなたぼっこもなかなかに良いものねー」
そんな独り言を言っている小五ロ…さとりのもとにフリッカ達がやってきた
フリッカ「さとりさん、お久しぶりです」
さとり「あら、フリッカさん、ご無沙汰してます。私に何か…ああ、そういう事ですか」
フリッカが用件を言う前に言いたい事をを察したさとりはメアリーに意識を集中した
さとり「…ええ、確かにこの方は記憶を失っているようですね。ベルさん?とかいう人の場所から去った後位から記憶が曖昧になって読み取れなくなっていますよ」
メアリー「何でベルさんの事知ってるんですか?」
さとり「何でって…貴女の記憶から読み取ったんですよ。私覚妖怪ですし…」
メアリー「妖怪?そんな現実性のない話あるわけ…」
さとり「そんなこと言われても私が妖怪なのは事実ですし…」
その後、浮遊したりしてようやくメアリーはさとりが妖怪だという事を理解し、ついでにここが幻想郷という所だという事も教えた
メアリー「それで、私は記憶がない間にこっちで何をしてたの?フリッカだっけ?は知ってるんでしょ?」
フリッカ「…貴女は、人を殺したの。それも数十人単位でね」
メアリー「…やっぱり、そうなのね。ありがとう、あと、ここにはもう来ないわ。貴女やさっきの巫女さんに迷惑かかるだろうし」
そう言ってメアリーは帰っていった
さとり「あの人、お燐から聞いてる話と別人ですね」
フリッカ「ええ、ほんとに同じ人物なのか疑うレベルですよ」
さとり「もしかして、現世に居た時に何かがあって、それで殺人鬼になってしまったのかもしれませんね」
To Be Continued
自分が殺人鬼だったと知らされたメアリーは行くあてもなく歩き続け、いつの間にか魔法の森へたどり着きます。そこでとある妖怪に会い、そのことがメアリーの人生を大きく変えることとなりそうです
それではまた次回 (*≧▽≦)ノシ