地上最強の生物vs幻想郷   作:コマネト

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 小説初投稿となります!
そのせいで、文章だったり表現だったりおかしいところがあると思います。どんどんご指摘下さい!

それでは、地上最強の生物の物語をお楽しみください。


part 1 幻想入り

 地上最強の生物……

 そう言われて頭に浮かぶのはなんだろうか。

 ライオン?トラ?シャチ?

 一般的に考えるとこの辺りがでてくるのではないだろうか。

 しかし、男は知っていた。

 自分は生まれた頃から地上最強であると。

 自分に勝てるものなどいやしないと。

 

 これは、そんな地上最強の生物――範馬勇次郎に起こった話である。

 

 

 

 

 

「あの野郎…いい所で邪魔しやがって…。」

 

 勇次郎は激怒していた。本部以蔵に対して。宮本武蔵が二天一流の完成形に近いものを披露し、これからだという所に本部が我が身を守護りに来た。

 

「あの馬鹿が…」

 

 勇次郎は激怒していた。しかし、僅かな時間ではあるがあの宮本武蔵とやりあえたことを思い出すと、次第に表情が変わっていき徐々ににやけてくる。

 

「次は存分に味わってやろう…。」

 

 そう考え、歩を進めていた。

 

「やっと見つけましたわ」

「ん?」

 

 声が聞こえてきたほうに振り返ると、そこには、両端に紫色のリボンが付いている一筋の線が空中に引かれていた。その線がまるで空間を裂くかのように上下に開かれ、そこから女が現れた。

 長身で美しく伸びた金色の髪。男なら思わず二度見をしてしまう程の身体つき。

女性としては、完璧なボディを持っている女に勇次郎は目を惹かれていた。

 ただし、それはこの女の美貌に対してではない。この女から漂う人ならざるものの匂い。

 今まで喰ってきた者とはまた別次元の匂いに勇次郎は惹かれていたのだ。

 

「貴様は誰だ?」

「あら、レディに対して口の聞き方があまりよろしくないわね。」

「あいにく、人ではない者に対する礼儀は学んでねェんでな。」

「ふふっ。」

 

 女は微笑んだ。あまり勇次郎の態度を気にしてはいないようだ。

 

「この俺に何の用だ。」

「そうですわね…。まぁ、一言で言うなら旅行のお誘い、かしらね。」

「旅行?」

「ええ。申し遅れましたが、私は八雲紫。この世界とは隔離された、幻想郷。という場所の管理人をやらせていただいてますわ。今日は、その幻想郷に貴方をお誘いに来たのです、範馬勇次郎さん。」

「……」

 

 勇次郎は、この女が嘘をついていないことはわかった。仕草や表情、筋肉の緊張の度合いから判断した。

 

「旅行ねぇ…。その幻想郷とやらに俺を連れていく意味はあるのかい?」

「ええ、もちろん。この旅行は幻想郷の為にも、そして貴方の為にもなりますわ。」

「俺の為だと?」

「そうですわ。聞くところによると、貴方は地上最強の生物。と呼ばれているとのことですわね。」

「それがどうした。」

「そして、こうも聞きましたわ。更なる強者を求め、世界を渡りあっていると。」

 

 確かにその通りだ。勇次郎は、自分の本気を出させてくれる強者を求め世界を渡り歩き、時には戦場にまで足を運んだこともある。しかし、自分を満足させてくれる者は居なかった。

 

「それで?」

「勇次郎さんには、幻想郷に住む強者たちと戦っていただきたいのですわ。」

「ほう…(ニヤァ~)。」

 

 勇次郎は笑った。とてつもなくいい笑顔で。

 

「そいつはいい旅行になりそうだ。だが、今はこっちでも面白い野郎がいる。まずはそいつを喰ってからだ。」

「その点は心配には及びませんわ。こちらの時間軸と向こうの時間軸は違います。こちらの1日が、幻想郷では1年にもなります。それだけ違えば、貴方も幻想郷の強者達と思う存分戦えるでしょう。」

「なるほど、そいつはいいことを聞いた。で、幻想郷にはどんな強ェやつがいるんだい?」

「幻想郷は、人間だけではなく妖怪や神々。この世界ではとうに忘れ去られた種族が共存しています。それらの強者が数多くいますわ。」

 

 妖怪や神々。勇次郎はその言葉を聞いた瞬間、心を奮わせた。

 最強の剣豪や、最強の原人。範馬の血が濃く宿った我が息子。中国拳法の郭王。

 様々な強者とやりあい、または見てきたが、そのどれもが人間。自分と同じ存在。

 だが、今から行く所にはそんな自分と全く違う者がいる。

 それらとやりあえることに、勇次郎は期待していた。自分を満足させてくれるやつがいるのではないかと。

 

「どうですか?来たくなりましたか、我が幻想郷に。」

「……いいだろう。テメェのお誘いに付き合ってやるよ。どっかの元大統領の願いよりはマシだ。」

「ありがとうございます。感謝致しますわ。それでは早速お連れしたいのですが、準備等はよろしいですか?」

「無用だ。」

「かしこまりました。それでは――幻想郷へようこそ。幻想郷は全てを受け入れますわ。」

 

 

20XX年X月X日

地上最強の生物が幻想郷に足を踏み入れた日――その日、幻想郷に存在する全ての生物の強さのランクが、一つ下がったっっ!!

 

 





 見ていただきありがとうございます‼
 お楽しみ頂けたでしょうか。

一応作者の原作知識を披露しておきます。

 ・バキ
 グラップラー~刃牙道まで単行本は全部持っている。チャンピオンの方では全く読んでいない。そのため、最新の情報までは入っていない。ちなみに渋川さん大好き。

 ・東方
 原作の方は一度もプレイしたことない。(プレイ動画は見たことある)
二次創作や、mmdなどは見ている。にわかである。

こんな感じですね。バキの方はまだしも、東方の方は原作と大分キャラが違ったりするかもしれません。その時はすいません。

 これからも頑張って作っていきますので、よろしくお願いします。





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