デスマーチからはじまる迷宮都市狂想曲   作:清瀬

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29話:ヘルメス・ファミリア

 あの黒いゴライアスを倒して、オレとベル君たちは、無事、オラリオに帰還出来た。ただ、18階層の一件は緘口令が敷かれた。神様が原因で起こった事だから仕方がない。もともと語るつもりもなかったことだ。それに、ナナシの話があまり出回らないというのは正直助かる。

 もっとも、人の口を全て塞ぐことなんてできないから、一部の人や神には知られるだろうけど。

 18階層滞在中も周囲がかなり騒がしくなった。あれだけ派手な真似をしておけば当然だけどね。いくら話されても、ロクに会話をしなかったけど。

 ベル君に関しては、なんか憧れの目で見てきたし、帰りのダンジョン移動中にナナシと会話を試みようとしてくれたが、ポツポツと話す程度に留めておいた。

 魔刃砲について聞かれたので、魔刃の先の技術と答えたが、ファイヤボルトがある以上、ベル君にとっては不要な技術なので、魔刃の精度を高めることに集中しろとも言っておいた。

 なお、ベル君と別れる際に、魔刃剣をサトゥーに返しておいてくれと手渡したのだが、英雄が使った剣だとはしゃいでいたのは、内心複雑だった。

 オレは英雄なんて大したもんじゃないんだけどね。

 モルドに関しては、後から唆した人物の名を聞いたが、口を割らなかった。ベル君に謝ったようだし、モルドの説得により、ベル君たちが助けた冒険者が援軍に協力したようなので、今は強引な手段で喋らせることは止めておいた。

 さて、隠れてクリーンを使っていつもキレイとはいえ、いい加減、ナナシの仮面とローブを脱ぎたいのだが、いくつか監視の目が付いているのがマップから読み取れる。縮地で逃げるなりしてもいいが、今後のことを考えると、隠形系のスキルが欲しい。

 前に索敵スキルを得た時は、周囲から様々な変化を感じ取ったが、逆に自身を周囲に溶け込ませて一体になるイメージで得られるか?

 色々試しているとそんなに時間をかけることなく得ることができた。

 

>「潜伏」スキルを得た。

>「隠形」スキルを得た。

 

 早速有効化しておく。スキルのおかげか簡単に見張りを撒くことができた。

 適当なところで装備を解除し、木剣を身につける。

 ホームでジッとしていられず、外で木剣を振っていて帰ってきた。そんな筋書だ。木剣は教会を直すときに余った木材で作ったものをストレージから取り出した。

 普通に歩いているつもりが、少し早足になっていた。サトゥーとして彼らの帰還を喜びたいと思っているのが表れたのかもしれない。

 ホームに戻り、一通りベル君達と言葉を交わした後、ステイタスの更新をしてもらった。

 

サトゥー

 Lv.1 (ランクアップ可能)

 力:H103→H125 耐久:I61 器用:G216→G286 敏捷:H169→G211 魔力:F361→E447

 《魔法》【クリーン】

      ・清浄魔法

      ・詠唱式【我が意に沿いて、汚れをはらえ】

     【】

     【】

 《スキル》

 【異界之理(アナザールール)

  ・異世界での理と恩恵(ファルナ)の理、共に適用される。

 

「……かなり上がったね」

「上がり過ぎですね。黒いゴライアスは特別な個体だったそうですし、特別な補正でもかかったのでしょうか?」

「そうかもしれないけど、イレギュラーすぎて、考えても答えはでなさそうかな。

 さて、以前の更新の際、僕も焦ってたから、言ってなかったけど、ランクアップの際、発展アビリティは2つから選べるよ」

 

 しかし、ヘスティア様の言葉が発展アビリティが複数から選択可能なわりに暗い。どういうことだ?

 

「ひとつは狩人」

 

 たしか一度倒したモンスターと戦う時にプラス補正がかかるアビリティだっけ?

 

「もうひとつは……家事だよ。実はボク、これもベル君の幸運と同じく初めて聞くよ」

「え……? 炊事・洗濯・掃除とかの意味の家事ですか?」

「……うん」

 

 ヘスティア様とオレの間で奇妙な沈黙が流れる。

 たしかに、ヘスティア・ファミリアの家事は基本オレがやってきたし、スキル任せとはいえ、結構いい環境を作ってきたはずだと思う。

 ダンジョン潜ってモンスター倒してランクアップ可能になったのに、家の仕事がこなせるようになる発展アビリティなんて発動する奴はいないだろうな……。鍛冶や調合などのダンジョン関連のアイテムを作るスキルならともかく。

 

「まぁ、発展アビリティは狩人を選べば問題ないよ」

「いえ、ランクアップするなら家事を選びます」

 

 鍛冶持ちが特殊な武器を作れるなら、家事持ちは泊まるとより疲労が回復したり、食べるとプラス補正が付く料理が作れる可能性が高い。そこまでいかなくても、より美味しい料理を作れるだろう。

 どのみち、現状はオーバースペック気味なのだ。

 いまさら自分だけにプラス補正がかかる狩人よりは、皆に補正のかかる可能性がわずかでもある家事のほうがいいだろう、ということをヘスティア様に説明した。

 

「……君が納得しているならそれでいいんだけどね。それでランクアップはどうするんだい?」

 

 さて、ランクアップしないという選択もあるが、レベルが高い方が、オレの目的の次元転移魔法が発現する可能性が高い気がするというのもある。それに、ベル君たちの様子をみて、トラブルに巻き込まれた際、解決することを考えるなら、ある程度レベルがあったほうが説得力があるだろう。毎回ナナシとして変装できる余裕があるとも限らない。

 悪目立ちする件については尻ごみしなくもないが、ベル君への神の勧誘もなくなったわけではなくとも、一時に比べると大分落ち着いている。

 オレがランクアップしても、しばらくすれば落ち着くだろう。

 

「では、家事でランクアップお願いします」

「君がそれでいいというなら、わかったよ」

 

サトゥー

 Lv.2

 力:I0 耐久:I0 器用:I0 敏捷:I0 魔力:I0

 家事:I

 《魔法》【クリーン】

      ・清浄魔法

      ・詠唱式【我が意に沿いて、汚れをはらえ】

     【】

     【】

 《スキル》

 【異界之理(アナザールール)

  ・異世界での理と恩恵(ファルナ)の理、共に適用される。

 

 神に近づくとヘスティア様は言っていたが、特に何かが変わったような気はしないな。残念ながら、魔法やスキルも発現しなかった。

 ベル君とリリに報告すると、

 

「サトゥーさん、ランクアップおめでとうございます」

「おめでとうございます。

 ですが、魔法のクリーンに発展アビリティの家事、と非戦闘系の効果ばかりを得て、リリは少し心配です」

 

 といった言葉をかけられた。

 

 一通り言葉を交わした後、ソーマ様の元を訪ね、無事帰還したことの報告した。

 報告に対してソーマ様はそうか、と小さくつぶやいただけだったが、どこか安心したような雰囲気を感じられた。

 なお、神酒の酔いの経過だが、皆、酔いが完璧に醒めたとのことだ。

 報告後、リリに食べさせるためのタルトづくりに励んだが、特に家事スキルの恩恵らしきものは感じずに、味見してもいつも通りだった。完成されすぎてて、味が変わらなかったのかな?

 

 ホームに戻り、皆の夕飯を作る。

 普通にタルトを作った場合は特に変化があったように思えなかったので、疲れを癒すような効果が付け、と念じながら料理を作った。

 普通の料理の場合はいつもより美味しくできた気がする。

 ベル君が一口食べて笑顔になったり、ヘスティア様が一心不乱にかきこんだり、リリがその二人を見て微笑ましそうにしてたりと、大体いつも通りのリアクションだ。

 一応、AR表示を見たが、良補正の状態変化などは発生していなかった。表示なくステイタスが一時的に上がっている場合は、確認する方法がない。これからの実験次第ではあるが、あくまで気休めと思ったほうがよさそうだ。

 デザートとして皆に神酒(ソーマ)の失敗作とタルトを出した。

 ベル君やヘスティア様は、堪能してくれているようだ。

 だが、リリはタルトには手を付けたが、酒にはなんどか手を伸ばすものの途中で引っ込めることが続いた。顔が青い。

 彼女の過去に対して、オレは軽々しく考えすぎたかもしれない。

 

「すまない、リリ。抵抗があるならお酒下げようか?」

「いえ……リリの知っているお酒とは違うのはわかっているのです」

 

 そう言って、震える手でグラスを持ち、彼女は酒に口を付けた。

 

「……これが今のソーマ様とサトゥー様が作ったものなんですね。……とても暖かく気持ちいいのに、……とってもスッキリした気分になれます」

 

 リリの手の震えは収まり、かわいらしい笑顔と共にそう言ってくれた。

 彼女は一口ずつ味わうようにタルトとお酒を綺麗に食べ終え、こう言ってくれた。

 

「ベル様、サトゥー様、ヘスティア様、本当にありがとうございます。リリが今の幸せな味に出会えたのも、皆さまのおかげです」

 

 

 

 食後、それぞれに与えられた個室に戻った後、隠形スキルを使ってバレないように外に出た。

 ハデスヘッドの動作確認及び、ヘルメス様へ釘を差すためである。

 また、うちのファミリアの子をさらわれたり、リンチにしたりするように焚き付けられたら、たまらないからね。

 とりあえずは適当なところでナナシに変装して、ストレージからハデスヘッドを取り出す。

 どうやって使うのかわからないが、とりあえず装備して透明になれと念じてみる。すると、全身が透明になった。どうやら、念じている間は透明になる仕様で、ごく少量の魔力を消費する仕組みらしい。チートアイテムすぎる気がするね。

 せっかく、透明になる兜があるんだし、背後をとってヘルメス様を驚かせようか。

 ヘルメス様に会いに行く前に、試しに体や装備の臭いを消し去るように念じながらクリーンを使ってみる。それほど嗅覚が優れているわけでもないから、すべて消えたとは言えないが、オレには無臭になったように思える。

 マップで確認すると、ヘルメス様は、ヘルメス・ファミリアのホームで、アンドロメダさんを含む数人の護衛と一緒にいるようだ。

 隠形系スキルと透明化で、簡単に部屋の前までは侵入できたが、さすがに扉を開ければ気付かれるだろう。

 さてどうしたものかと考えていると、部屋の中から扉が開かれた。

 

「透明化を解きなさい」

 

 そういって、アンドロメダさんが緊張した面持ちで声をかけてきた。あれ、なんで気づいたんだろう?

 

「そこにいるのはわかっているわよ。透明化なんて悪用されそうなアイテムをなんの対策もなく作るわけないでしょう?」

 

 至極まっとうな意見だが、まったく考慮していなかったな。透明化を解除した。

 

「ナナシ、何の用かしら?」

 

 アンドロメダさんはあまり驚いてはいない。ある程度予測していたのだろう。

 

「ナナシなのかい。とりあえず、部屋に入ってもらいなよ」

 

 部屋の中からヘルメス様の声が聞こえる。

 

「しかし、透明化を使い、侵入してきました!ナナシは危険です」

「もし、手を出すつもりなら、話す暇もなく終わっているよ。

 それくらい力の差の有る相手だろう?」

 

 アンドロメダさんは渋々部屋にオレを招きいれた。

 周囲に本棚、窓が一つ。執務用の机に高そうな革張りの椅子に腰掛けた笑顔のヘルメス様。透明化を使った護衛二人がオレの横に、アンドロメダさんがヘルメス様の後ろに立つ。

 マップがあるし、空間把握スキルもあるので、透明でも位置がわかる。

 

「やぁ、ナナシ。よく来たね。何の用だい?」

「この兜を冒険者に渡して、焚き付けた理由を聞きたかった」

 

 ストレートに言ってみた。嘘を見抜く神様相手に駆け引きなどできないだろう。ナナシとしては少々饒舌になっているが、会話のしやすさのためだ。特にヘルメス様はなにもいってこない。作られた口調というのはよくわかってたのかもね。

 

「ああ、ベル君に冒険者の一面を知ってほしかったのさ。ベル君は人間の綺麗じゃない部分を知らなさ過ぎる」

 

 兜を渡したことを認めずにごまかすかとも思ったが、意外と素直に答えてくれる。モルドを捕まえたことは見ていたはずだから、モルドがバラしたと思っているのかな?

 

「正直に話してくれてありがとう。モルドは結局、誰が渡したか言わなかったから」

 

 モルドがバラしたと勘違いされて、彼に危害が加わるのも寝覚めが悪いので一応言っておく。嘘でないことは神様なんだからわかるだろう。

 ヘルメス様は微笑を浮かべたまま、特に何も言わない。

 

「人間の汚い部分を見せるにしても限度がある。神をさらい、透明化してリンチにしようなんて」

「オレの娯楽が入っていることは否定はしないよ。ヘスティアにも悪いことをしてしまった」

 

 随分とタチの悪い神に聞こえるぞ。

 少し強めに釘を刺したほうがいいかもしれない。ただ、その前にハデスヘッドについて聞いておきたいんだよね。

 

「もうひとつ聞きたい」

「何かな?」

「この兜、どんな対策をしているの?」

 

 ヘルメス様はアンドロメダさんに視線を送る。彼女は溜息を吐いた後に喋り始めた。

 

「私には位置がわかるような仕掛けがあります」

 

 ヘスティア様のホームに兜があることがバレたのか?

 いや、ストレージ内では時間が止まるからその手の信号のようなものも発しなくなるはずだとは思う。魔力を流したエイナさんのナイフをストレージにしまった際、まったく魔力の減衰がなかった点からそう考えられる。

 彼女が知っているのは、黒いゴライアス戦の前にハデスヘッドの信号が消えて、ついさっき、再び現れたということだけのはずだ。

 ストレージがバレたと心配はしなくていいだろう。なんらかの方法で魔導具の効力を一時的に封じることができると理解はできても、一足飛びでストレージまでは想像できないはずだ。

 

「そう、じゃあこれ、返しておくよ」

 

 そういって、ヘルメス様にハデスヘッドを軽く放り投げた。便利なアイテムだから手放したくなかったが、現状さっぱり仕組みがわからないのだ。恐らく大丈夫だとは思うが、これ以上、身バレの危険を冒したくない。

 相変わらず、ヘルメス様は笑顔だ。その表情を保つ力をうちのベル君やヘスティア様にも分けてやってほしい。

 しかし、ちょっとは警告の意味を出したいので、とあるスキルにポイントを振っておく。意味があるのかわからないが、タイミングを見て称号も変えておこう。

 

「最後の質問」

「ああ、答えよう」

「私、個人の娯楽のために、ヘルメス様をボコボコにしていい?」

 

 このタイミングで称号を「恐怖をもたらす者」に変更し、指先に長い魔刃を発生させる。本当はあの時みたいに魔刃剣を軸に槍を作り出したいんだけど、ナナシが今、魔刃剣を持っているのはおかしなことになるのでやめておく。

 ついでに魔力鎧も発動して身に纏っておく。防御機能しかないけど、こけおどしにはなるだろう。さっきポイントを振った威圧スキルレベル10、頑張れ。

 

「今の所、殺すつもりはない。けど、派手に動かれると手元が狂うかもしれない」

 

 そう言った後、魔刃をヘルメス様の顔の横に一瞬で伸ばした。魔刃砲でもよかったんだけど壁に傷ができるから、魔刃をわざわざ伸ばしてみた。

 ヘルメス様は表情こそ真面目なものに変えたけど、それ以外は特に変化を読み取れない。

 ただ、アンドロメダさんは顔を青くしてガタガタと震える。透明になっている者も透明化を解除して「ひぃぃ」と言いながらオレから離れ、尻持ちをついた。あれ、もしかして威圧レベル10はやり過ぎだった?

 

>「脅迫」スキルを得た。

>「殺気投射」スキルを得た。

>称号「畏れ人」を得た。

>称号「恐怖の大王」を得た。

 

 なんだが、ログに突っ込みを受けたように感じる。

 

「オレは、オレのためにベル君たちを危ない目に会わせた。オレは好きにしてくれて構わない。

 だけど、オレの子は、オレの命令に従っただけだ。オレの子に手は出さないでほしい。頼むよ」

 

 神威を伴って真剣な表情で頼みこまれた。少しやり過ぎたか?

 いや、別に怪我らしい怪我は負わせてないはずだし、ベル君のリンチに比べれば大分マシなはず。

 

「今回は警告だけ。

 また、サトゥーの周りを傷つけ回るような真似をするなら、あなたを傷つける。

 それでも続けるようなら……次はあなたの子」

「わかった……。もうこんな真似はしないと誓う」

 

 神様だし、内心どう思っててもおかしくないけど、周りの反応からすると、このあたりにしておいたほうがいいだろう。

 魔刃を引っ込め、スキルを無効化し、称号を空白に戻すと、アンドロメダさんがペタンと座りこんだ。透明だった護衛は寝っ転がって、荒い息を吐いている。

 おおげさだなと思いつつ、よく見ると、先ほどの威圧でアンドロメダさんのスタミナゲージがいくらか減っている。透明だった護衛はかなり多めにスタミナゲージが減っている。

 うん……。護衛の人たちに関しては、ちょっと悪かったと思う。

 軽々しく使ってはいけない部類のスキルだった。

 内心謝りつつも、部屋を出て隠形系スキルを使い、町中に紛れ込んだ。

 しかし、どんどん日本に帰るに帰れなくなってくるな。

 家族に連絡程度は入れておきたいから2つの次元を行き来できる魔法か、手紙を送る魔法にでも目覚めてくれればいいんだけど。

 




◆発展アビリティ「家事」
もし、補正がかかる料理があるなら、トップファミリアのロキ・ファミリアは必ず利用しそうだと考えて、ソードオラトリアでその手の話が出ていない以上、料理系の発展アビリティは、今まで出ていないと設定。
調理や料理でもよかったけど、名称が似たようなものだとダンまち側かデスマ側か分かりにくくなりそうなので家事に。
あと、バフがかかる料理は、雲菓子(ハニークラウド)のタルト並に拘って作らなくてはならないと設定してます。
そういったわけで今作では良補正がかかる料理は出てこないと思います。

◆ハデスヘッドの独自設定
原作の消費一切無し→本人の意識しない程度の魔力を消費に変更。
別になしのままでもよかったのですが、神の恩恵を受けたヘスティア・ナイフが魔力使う設定にしているので、こちらのほうが自然かなと思って変えました。

なお、ハデスヘッドは透明化中に限り、専用のレーダー魔道具の周囲100mほどにいれば位置が表示されるという対策を施していた、という独自設定です。

◆ヘルメス様
ナナシはお人好しだし強い。何かあった時に動かせるコマは多い方がいいと思って面会したものの、威圧で大惨事に。
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