幻想はやがて現実に   作:のんびり+

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はい、どうものんびり+です!
新作です!
今回も、のんびりしていってね!


第一話 夢

 規則的に動く時計の針の音に包まれた暗い部屋。今は夏と言う事もあって部屋の中はムシ暑い。この暑さのせいで、俺は何時間も寝れずにいた。

 

 寝返りをうって目を瞑る。がしかし、一向に眠気は来ない。

 目を開けて時計を見てみる。暗くて見えづらいが、時刻はもうすぐ二時になろうとしている。俗に言う丑三つ時だ。

 人は勿論、植物さえも眠ると言われる時間。

 

 よりにもよってどうしてこんな時間まで起きてなきゃいけないんだ? 考えてみるが答えは出ない。

 全く、困ったものだ。明日も学校があると言うのに。

 学校の事を考えた瞬間、途方も無い気だるさに襲われたのですぐに別の事を考える事にした。

 

 俺は頭の中で東方のBGMを流す。こんな眠れない日には輝夜のテーマに限る。

 俺が東方Projectを知ったのは半年程前の事だ。暇潰しで動画を見ているとゆっくり実況が出てきて、ゆっくり実況を見ている内に東方に興味を持ち始め、今では東方中毒者になりつつある。そして、俺が東方にハマって以来、俺はある夢を持つようになった。

 

 まあ、こんな夢叶う訳が無いのは知っている。この夢の事を友人に話したりしたら軽蔑の眼差しをくらう事だろう。でも、誰か一人くらい、一度くらい思った事がある筈だ。

 

 

 

 

 

 私がこの夢を持ち始めたのは一体いつからだったか……。まあそんな事はどうでも良い。

 私には夢……と言うより目標がある。実現出来るかは分からない。でも、私はこの夢を諦め切れずにいる。

 この世界の住人ならば、誰でも少しは興味がある筈だ。

 私は寝返りをうって仰向けになる。そして思った。

 

 

 

 

 

 ()はいつか……一度で良いから幻想郷(外の世界)に行って見たい!

 

 

 

 

 

 ――ふと目を覚ます。どうやら昨日、無事に眠れたようだ。

 俺は二度寝の誘惑に襲われる前に上体を起こす。

 ……そして、俺は気付く。この違和感に。おかしい。何かが違う。決定的な何かが違う。

 そして俺は、今自分がいる部屋を見渡して絶句した。しばらくして、耐えきれないとばかりに心の声が漏れる。

 

「どこ? …………ここ……」

 

 

 

 

 

 私は今、軽いパニック状態に陥っている。まだ寝惚けているのだろうか……。

 私が目覚めると、全く知らない部屋にいた。

 そんな私に鞭を打つように聞き覚えの無い声が響く。

 

新太(あらた)ー! 早く起きなさい!」

 

 新太? 知らない名だ。兎に角、現状を把握しなくては。

 私はベッドから下りて立ち上がり、違和感を覚える。私はゆっくりと体を見回してみた。そして、気付いてしまった。

 

「…………何、コレ……」

 

 あるはずの膨らみは無く、無い筈のモノが私の下半身にあった。

 

 

 

 

 

 俺の頭の中がどんどんと白くなっていく。無理も無いだろう。俺の体がおかしくなってしまった。無い筈の膨らみがあり、ある筈のモノが無いのだから。

 自分の状況をまとめると、俺は今、全く知らない部屋にいて、白い着物に身を包んだ……女と言う訳だ。

 

 そう結論づけた瞬間、部屋には俺の叫び声が轟いた。

 

 

 

 

 

 

 




はい、お疲れ様でした!
私は恋愛には疎いですが、精一杯頑張ります!
それでは、次回ものんびりしていってね!
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