二話になります!
最初に言っておきます。
オリジナルと独自解釈です!
今回ものんびりしていってね!
「やっと起きたの? 早くご飯食べちゃって!」
私はずっとあの部屋にいても何も始まらないと思って外に出てみた。部屋を出ると、廊下が居間と台所がある所に続いていた。台所に向かうと、やっぱり知らない女性から朝食を促され、仕方無く私は椅子に座る。
家の雰囲気や家具は洋風だ。ここは西洋の国なのだろうか?
しかし、今テーブルの上に並べられているのは焼いた鮭に味噌汁といった和食だ。
一体ここはどこなのよ!
私は戸惑いながらもご飯を食べ始める。朝食は普通に美味しかった。
私が朝食を食べ終わる頃に、今度は知らないスーツ姿の男性が来た。男性が何かのボタンを押すと、黒く四角い物体の中に映像が流れ始める。
『――今日は一日中晴天で、気温が三十度を越える地域もあるでしょう。水分をこまめに捕って熱中症に気を付けましょう。また――』
映像の中の人物はそんな事を言っている。
……知っている。これは確かテレビと言う機械だ。外の世界にある映像を写す機械だと聞いた事がある。
そこで私は気付く。どうしてここにそんな物があるの?
私は考えてみるが、答えは一つしか思いつかなかった。
…………まさか、私、今――
「外の世界にいるって事ー!?」
家中に私の声が響き渡った。
俺はついさっき、台所で蒸かした芋を食べた所だ。
この家は相当な田舎なのだろう。外の景色、家の雰囲気を見て俺はそう考える。
まあ、問題はどうして俺がそんな場所に女の体でいるのかと言う事だ。考えられるのは、これは全部俺の夢だった。だが、俺は確信を持って言える、これは夢何かじゃ無いと。この感覚は現実そのものなのだ、夢何かじゃ決して無い。
でも、夢じゃ無いなら何なんだ? まさに、謎が謎を呼ぶと言うやつだな。
取り合えず着替えるか。これ寝間着だろうし……。
そこで俺は思い出す。……俺、今女じゃねぇか!
どうすんだよ!? これじゃ着替えられねぇよ!
……本当にどうしよう。
俺が慌てふためいていると、聞き覚えの無い声が俺の耳に届く。
「おーい! 霊夢、いるかー?」
………………え? 今何て言った?
俺が固まっていると、襖を勝手に開けて一人の少女が入って来た。
「お? 何だよ霊夢。いるなら返事くらいしろよな?」
少女が笑いながら俺の肩をポンポン叩いて来る。
その少女は、リボンの付いた黒い三角帽を被り、片方だけおさげにして前に垂らしている金髪が特徴的だ。その見た目からは魔女を連想させる。
……知っている。俺はこの少女を知っている。
俺の中では、ある一人の人物しか思い当たらない。俺は、その人物の名を呟く。
「……霧雨、魔理沙……?」
すると少女は不思議そうに言う。
「ん? 何だよ急に、そんな他人行儀な呼び方して?」
「い、いや、何でもない」
俺は苦笑しながら答える。
……マジかよ……目の前の女子、魔理沙確定だ。魔理沙じゃ無いなら普通、名前を否定する筈。
だが目の前の少女は、何を今さらと言わんばかりの反応。そして、何よりめっちゃ可愛い。
普通にあり得ない話だが、今日はあり得ない事が起こり過ぎていた為に、俺はその事を信じるしか無かった。
そして、俺はもう一つ気になった事を魔理沙に聞いてみる。
「なあ、俺の名前って何だっけ?」
すると魔理沙はまたまた不思議そうに言った。
「博麗霊夢だろ? お前どうしたんだ? 今日のお前、何かおかしいぜ?」
――ここまで何とか平常を保っていた俺の思考は、一度完全に停止した。
はい、お疲れ様でした!
それでは次回も、のんびりしていってね!