最後の希望を目指す転生者 え、俺の事?   作:x-フィリップ-x

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x-フィリップ-xです。

前回からいろいろ考え書き直しています。
時間がかかりますがまた投稿していこうと思います。

よろしくお願いします。


プロローグ

「……あれ?ここどこだ?」

 

 気が付くと何もない白い部屋? にいた。

 はて? なぜこんな場所にいるんだ?

 確か俺は……あれ?何してたんだっけ?

 

「死んだんじゃよ」

 

「え!?」

 

 唐突に後ろから声をかけられ、振り向くと1人の爺さんが立っていた。

 てか待てい!今なんと言った!

 

「死んだ? つーかあんた誰? んでここどこ?」

 

「うむ。わしは神で、ここはおぬしらの言葉で言えば天界じゃな」

 

「はぁ?」

 

 何言ってんだこの爺さん? 神? 天界? いい年して中二病か?

 

「ひどい言われようじゃの……」

 

「で、その神様がいったい俺に何の用?」

 

「まだ記憶が混乱しとるのかの。おぬしはビルの工事現場で鉄筋が落ちてき、その真下にいた子供を庇って死んだんじゃ」

 

 あぁ! そうだ思い出した……。

 たまたま現場に居合わせ子供を助けるて死んでしまった。体が勝手に動いた……なんてかっこいい理由じゃない。ただの自己満足だ。

 あぁ~あ、何やってんだろ俺……。今までも、そしてこれからも面倒事や厄介な事に巻き込まれずいたって平凡に生きていければそれでよかったのに、ヒーローの真似事で死んじまうなんてな……。

 

「まあそう言うな。おぬしのおかげで1つの命が助かったのじゃ」

 

「そう言われてもな……」

 

 さすがにすぐには納得できないよな……。

 

「うむ……。確かに本来より1週間も早く死んでしまったのじゃ。悔いも残ろう……」

 

「そうだよ後1週間も生きれたんだぞ……うん?」

 

 今とてつもなく納得のいかない事が聞こえたのだが……。

 

「1週間てなんぞ?」

 

「ん? いやなに、本来ならおぬしはあの場で子供を助けることはなかったのじゃ。そしておぬしはその子供の見るも無残な亡骸を見てしまい、食事は喉を通らず、睡眠もままならず、1週間後には幻覚まで見てしまい窓から飛び降りて死んでしまうはずじゃったのだ」

 

「……」

 

 えぇ~……。なにそれ……。どちらにしろ俺死ぬじゃん。むしろ助けなかった方がひどい結末じゃん……。

 

「そうかもしれんな……」

 

「ちくしょう!? ……てかさっきからちょくちょく心読んでない?」

 

「まぁー神じゃからの」

 

 う~ん、さすがにもう神様だって認めるしかないかな……。

 

「何はともあれ本来ならここにはあの子供の魂がここに来るはずでおぬしが来るはずではなかったのじゃ」

 

「? それに何か問題があるのか?」

 

「ここにもいろいろルールがあっての。おぬしの居場所がないのじゃ」

 

 マジですか……。どうなんのよ俺? まさか完全消去ですか? 汚物は消毒ですか?

 

「そんな事はせんぞ。おぬしには転生してもらうぞ」

 

「転生?」

 

 転生ってあの二次創作とかでよくあるあの転生か?

 

「そうじゃ。知っているようなので説明ははぶかしてもらうぞ」

 

「わかったけど、どこに行くんだ?」

 

「うむ。おぬしが行く世界は『魔法少女リリカルなのは』じゃ」

 

「なぬ!」

 

 マジか! マジで? 「マジじゃ」 ショータイム!?

 そんなあんまりだ! 俺は平凡に、誰より静かに暮らしたいだけなのに!

 確かに好きだよ! みんなかわいいし、話も好きなんだよ! でも! でも!

 嫌だよ! 怖いよ! 死にたくないよ! あ、非殺傷があるから死にはしないか……。ともかくヤバイ!

 いや待て! 冷静に考えるんだ。原作にかかわらなければいたって平凡に暮らせるはz「残念ながらおぬしは何かしら原作に巻き込まれるぞ」

 

 なん……だと……。

 なぜだ! 納得のいく事情があるというのか!

 

「わしにもよくわからんのじゃが、前世からそうじゃがおぬしは何かしら厄介ごとに巻き込まれるようになっとる。所謂巻き込まれ体質と言うやつじゃ」

 

 ウソだろ!? そんな体質持ちだったのか俺!?

 どおりで街に出かければ5回に1回は不良に絡まれるわけだ……。

 まぁーやられっぱなしもしゃくなので鍛えまくって5人までなら返り討ちにできるようになったけど。

 今まで絡まれてきた理由はわかったけどへこむ……。

 

「まぁーそう気を落とすでない。デバイスぐらいはサービスしてやるから」

 

「なんかありがと……」

 

 神様にまで同情されてるよ俺……。

 

「ほれ、転生するにあたって好きな特典を3つやろう」

 

 あぁーこの辺も二次創作と一緒なのね。

 どんな特典をもらおうとあんまり原作組に関わりたくないんだよ……。

 でもそれも叶わないんだよな……。せめてマスクか仮面でごまかせればいいんだけど……、マスクや仮面……。おぉー!そうだ!

 

「それじゃー、仮面ライダーウィザードの全能力と自分の作りたい能力のウィザードリングを作成できる指輪師の技術、後ウィザードリングを作るのに必要な魔法石の作成技術。この3つで」

 

「うむ、仮面ライダーウィザードじゃの」

 

 これですぐには正体がバレないはずだ!

 ……今なんか無駄なあがきとか聞こえた気がしたけど気のせいだよな?

 ウィザードの理由? 行くのが魔法使いの世界だからと仮面ライダーの最新作だからだけど? 安直な考えと最新のもの好きで悪いか!

 後単純に好きなだけ。

 

「では転生を始めるぞ」

 

「はいよ。で、どうすりゃいいんだ?」

 

 そう言うと足元の床が消えた……。

 

「え?」

 

「ではの~。しっかり楽しむのじゃぞ~」

 

「ウソダドンドコド~!?」

 

 そうして俺の意識はブラックアウトした……。

 

 

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