最後の希望を目指す転生者 え、俺の事? 作:x-フィリップ-x
今俺は夜の海が見える高層ビルの上に来ている。
目の前には巨大な竜巻が6個うなりを上げている。さっきから雨と風が凄い……。
まぁー原作のテスタロッサの無茶なジュエルシード回収だ。ただ今回は巻き込まれたわけではない。自分の意思でここにいる。まぁー所謂原作ブレイクのためなのですよ。
はやてと出会ってから更に数日過ぎた。
あの日から学校後ははやてと会うことが多くいろいろな話をした。それこそ楽しい話も悲しい話もいろいろな話をした。そのこともあり俺の中である結論に達した。
『Asを原作以上にいいハッピーエンドにする』
わかってる、皆まで言うな! いつもいつも原作には巻き込まれたくないとか言ってるくせにちょっと仲良くなったら助けたいなんて都合がいいにもほどがある。ちょろすぎだろ俺……。
そうだとしてももう俺ははやての事をほっておけないと思ったんだ。その気持ちにまで嘘はついてはいけないと思う。だから俺ははやてが泣かなくていい結末を目指す……。
はぁー? 別に好きとかじゃねーし! と、言ってみるがどうなんだろうな?たぶんこれは妹とかを愛でる感覚に近い気がする。女性としては……。ごめん、俺ロリコンじゃねーから今はまだ……。いや、でも成長したら。って何考えてんだよ俺!
ともかく俺はある計画をホープと一緒に考えた。
まぁー結構穴だらけな気もしなくもないが……。いやホープが俺が思いつかないようなことをいろいろ提案してくれて俺的にはいい計画だと思ったのだが、ホープ曰く『確かにここまで高度なAIを持つ僕はある意味で人間に近い考え方ができる。でもあくまで僕はデバイスだ。人間の感情までは完全には計算できない』らしい。
ともかくもし俺の希望をすべて確実にしたいならその過程で大きな原作ブレイクが必要になる。それなら覚悟を決めて動かなくてはいけない。
そのため俺はここから原作に介入する。いや、今回のこれは原作介入と言っていいのかな……。
俺はビルの中に移動する。
「ホープ」
『大丈夫だよマスター。ここならだれにも見られない』
「ありがと」
変身する所を誰かに見られてましたじゃシャレにならん……。
誰にも見られずに変身するの案外大変だな……。よくやってたなメテオ……。まあいいか。
「んじゃホープよろしく」
『了解した』
そう言いウィザードライバーに変わるホープ。
シフトレバーを操作し、変身待機状態にする。
『シャバドゥビタッチヘーンシーン!!シャバドゥビタッチヘーンシーン!!~』
ちょ! うるさい! 静かにしろ! 夜のビルだから響くだろうが!
〈ホープ!ボリューム下げて!〉
〈残念ながら僕にもこれは制御できないんだよ〉
〈マジかよ!もう!〉
俺は急いで左手にハリケーンウィザードリングをつけ変身する。
『シャバドゥビタッチヘーンシーン!!ハリケーン!プリーズ……。フウッ!フウッ!フッフッフッフッ!!!』
緑色の魔方陣が俺を通過し変身が完了する。
さてと今回の目的はあくまで今後の布石のためのものだ。
俺が傍観しているうちに高町とユーノが来て、テスタロッサと協力してジュエルシードの封印をすようとしている。
「ホープここは?」
〈大丈夫。ここはマスターが手伝わなくても問題ない。手筈通りに行こう〉
「了解」
ホープとの確認を終え右手に他のと少し形の違う六角形で緑色のウィザードリングをつける。
『カメレオ・プリーズ!』
リングを発動させると体が周りの色と同化し透明になる。本来はビーストの指輪なのだが無事作れた。
そんなことをしているうちに封印は終了し、空から雷が降ってきたりしていた。
そろそろかな……。
俺は自身も一様は飛行の移動魔法もできるのだが、今回はハリケーンスタイルの風を操作する力で浮遊している。
〈なぁーホープ。これ俺の魔力反応とかでばれたりしないのか?〉
〈その辺はうまく封印してるから安心してくれ〉
〈ずいぶんとまぁー……〉
便利だなと言いかけてやめる。なんでも俺のリンカーコアの反応を感知できなくしているらしいのだが……。いや本当に万能過ぎませんホープさん?
いつの間にかクロノによる介入も終わり3人がアースラへ戻るため転移しようとする。
今だ! と思い俺はクロノの服の後ろ端をつかむ。一瞬振り向くが俺の姿は見えないため気のせいと思ったのかすぐに前を向く。
無事転移に紛れアースラ内部に侵入ることができた。
さてと、ここからが本題だ。
新しいウィザードリング
・ハリケーンウィザードリング
ハリケーンスタイルに変身するためのウィザードリング。
風のエレメントを宿したウィザードの敏捷形態。基本カラーは緑、頭部の形状は逆三角形。
風・大気を操る能力があり空を飛ぶことも可能。
・カメレオンウィザードリング
使用者の体を透明にすることができる。