最後の希望を目指す転生者 え、俺の事? 作:x-フィリップ-x
どうも、小野修也です。
「知らない天井だ……」
どうやらベットの上で寝ていたようだ。まさかこのセリフを本当に言う日が来るとは……。
よくわかんないけど転生は成功したってことでいいのか?
起き上がり自分の体を見てみると案の定小さくなっていた。
いやそれにしても小さくなりすぎてないか? これでじゃあ4、5歳くらいだ?
考えられるのは神様が原作までに少しの余裕をくれたか、原作組と年齢が違うか。できれば前者だと助かる。今すぐに原作開始だと間違いなく死んじゃいます。
起き上がり部屋を出てリビングに行くと机の上に手紙と1つのウィザードリングが置かれていた。
とりあえず手紙から読んでみることにすると神様からだった。
『この手紙を読んでおるということは無事転生できたようじゃな。今おぬしがおる場所を当面の住まいにするがよい。残念ながら両親はおらんがその代わりに1人で暮らしていくには不便のない程度の貯金は用意しておいた。特典の方は集中すればわかるようにしといたからの。後、言っていたデバイスじゃがこの手紙と一緒に置いておいたウィザードリングがそうじゃ。おぬしのよい相棒にきっとなってくれるじゃろう。それではよい人生を』
手紙を読み終えとりあえずウィザードリングを手に取ってみる。
模様を見てみると、あれ? たしかこれドライバーオンのウィザードリングじゃね?
『やあ、初めましてだねマスター』
「うお!?」
びっくりした! いきなり指輪がしゃべりだしたらそりゃびっくりするだろ。
「えっと……、お前が俺のデバイスでいいのか?」
『あぁー問題ないよ。早速で悪いけど名称の設定だけすましてしまわないかい?』
「あ、あぁ。そうだな……」
名称ね~。どうしようか……。
てか、この声としゃべり方、そして雰囲気……。これってWのフィリップじゃね? いや確かに最高の相棒かもしれないけど、あくまで翔太郎君の相棒だから!
ウィザードなんだからコヨミちゃんとかにしてくれよ神様……。
どうしようか。さすがにフィリップにするのは気乗りしないな。
う~ん……。よし決めた。
「お前の名前はホープだ」
『ホープ。希望かい? なかなかいいね気に入ったよ』
そうウィザードの名セリフ「約束する、おれがお前の最後の希望だ」から希望にした。いや~かっこいいね~。
「よろしくなホープ」
『あぁ。よろしくマスター』
とりあえず名前も決めたし少し疑問があるので聞いてみることにした。
「ところでホープ。お前なんでドライバーオンのウィザードリングなんだ?」
『そのことかい。普段から手のひらの形をしたベルトをつけているのはあれだろうと神が気を使ったのさ。僕を身に着けている状態だと擬態状態のウィザードライバーをつけているのと同じ状態でいられるよ。また一言なにか言ってくれれば本来の状態になるさ』
「なるほど……」
たしかに普段からあのベルトは恥ずかしいかも……。
小学生がファッションでつけるものでもないしな。
とにかくホープを持ってたら変身してなくても本来ベルトがある場所にリングを持って行ったら使えるということだ。
『ちなみにだけど本来の姿になると僕は念話でマスターにしかしゃべれなくなる』
「え?なんでだ?」
『マスターは知っているだろ?本来のベルトの騒がしさを』
「……納得」
確かにすさまじいもんなあれ……。
さすがは黙ると死ぬベルト……。