最後の希望を目指す転生者 え、俺の事?   作:x-フィリップ-x

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無印編
5話 始まりはいつも突然…


 ちっす、小野修也です。

 早いことでもう小学3年生になった。

 この数年はおもにリング作成や戦闘訓練などをしていた。

 本当はもっとのほほんと生きていきたいのだが残念ながらそれが叶わないことは転生初日の事や、誘拐事件に関わったりといろいろ経験し、俺も必死なわけですよ……。

 まぁー、リング作りはだんだん楽しくなってきて、もうほとんど趣味なんだけどな。

 

 でも、あれから特に何事にも巻き込まれずに過ごしている。嵐の前の静けさと言うやつだろうか……。

 

 今俺が通っているのは海鳴第一小学校という所だ。原作組とは違う小学校を選んだのはもちろんわざとだ。自分から面倒事に付き合わされ可能性がある方に行くのはごめんだ。

 

 

 そんで今俺は河川敷付近を歩いている。

 もう日は落ち、本来は小学生が寝ていてもおかしくない時間だ。

 理由はジュエルシードを回収するためだ。一応断わっておくけど、別にジュエルシード集めを手伝っているわけではない。

 ほんの2、3日前にユーノからのSOSを聞いて原作開始を確認し俺はすぐに行動に移った。目的はシリアル10。そう、原作ででっかい木が町に現れる原因のあれだ。

 いや、あんなの普通にたまったもんじゃねーから。高町が覚悟を新たにする大事なイベントかもしれんが、俺にとったら街が壊れないようにする方が大事だから。

 原作ブレイク? しらんがな。

 

 そしてついさっき探索を頼んでいたプラモンスターのレッドガルーダのガルちゃんが見つけたらしくその場所へ向かうことにした。ガルちゃんにジュエルシードを運んでもらうという方法もあったわけだが万が一ジュエルシードが発動してしまうとめんどくさいからだ。

 

 ちなみにだけど俺自身がホープに協力してもらいリングなしで使えるようになったたった3つの魔法のうちの1つで大人の姿になっている。もちろん参考はvividのヴィヴィオだ。

 子供の姿だったら間違いなく補導されるだろ……。よく無事だったな高町。

 どうでもいいが完全に今の姿操真 晴人です。いや、確かにウィザードの全能力とは言ったけど見た目までくれなくてよかったのに……。転生してすぐはまだ顔が幼すぎて気づかなかったけど、子供の姿もまんま小さくなっただけだし。

 はぁー、まあいいか。

 

「お、これか?」

 

 ガルちゃんが案内してくれた場所に着き、足元を探してみるときれいに輝く石が落ちていて、それを拾い上げる。

 なるほど、確かにこれなら彼女へのプレゼントにしたいと思う気持ちもわかる。

 

 さてと目的のジュエルシードも手に入ったけどどうするか……。

 とりあえずこの日のために封印用のウィザードリングを作っておいたので危険がないように封印してしまうまではいい。

 問題はここからだ。候補として3つある。1つ、俺がしっかり保管する。2つ、封印して元の場所に戻す。3つ、バレ無いように高町orユーノに渡す。

 

 まず1つ目、安全性で言ったらまず間違いないだろう。ただ、何かの拍子にバレてしまう可能性が大で、そうすると非常にめんどくさいので保留。

 2つ目、これは論外だ。いくら封印したと言っても何をきっかけに封印が解けるわからない。もしそうなったらこの行動に意味がなくなる。

 最後に3つ目、これだと保存なども大丈夫だし、原作でも高町が所持するからそこも問題なし。懸念することは誰が封印したかがばれることだが、流石にないだろう。

 

 となるとやっぱり3つ目が安定かな……。

 

「すいません、その石を私に渡してください……」

 

「ん?」

 

 ジュエルシードをどうするか考えていると後ろから声をかけられ振り向くと黒い服を着た金髪美少女がいた。

 はい間違いなくフェイト・テスタロッサさんです……。

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