創次元ゲイム ネプテューヌビルダーズ ゲイム業界を復活せよ   作:太陽炉

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 小説を書くのって結構難しいですね(汗)
 


第2話 工房作成

 朝になって目が覚めたのでリビングに行くとノワールとユニがいた。先に起きていたようだ。

 

 「おはようノワール、ユニ。よく眠れたか?」

 

 「おはようダズビル。ええ、よく眠れたわ。あなたの作ってくれたわらベッドの寝心地はとても良かったわよ。」

 

 「はい!あんなにぐっすりと眠れたのは初めてです!」

 

 こういわれると作ったかいがあったというものである。

 

 「さて、それじゃあ朝飯のモモガキの実を取りに行くとするかな。」

 

 「ちょっと待ってくださいダズビルさん。」

 

 「どうしたユニ?」

 

 「ダズビルさんは周りの木や草を素材にして物を作れるんですよね?」

 

 「ああ、そうだぞ。」

 

 「これからはたくさんの素材が必要になってくると思うし、素材を入れておける物があったら便利だと思いませんか?」

 

 「確かにそうね。素材の置き場所がないとこれから困るでしょうし………ダズビル、素材をまとめておいておける何かを作れないかしら?」

 

 「なんで素材をまとめておいて置く場所が必要なんだ?」

 

 「ふふっ、それはまだ秘密です!」

 

 「作ってからのお楽しみよ。」

 

 姉妹そろって俺に隠し事だなんて何を考えているのやら………。

 

 『ユニさんたちの言うとおり部屋の中に素材の保管場所があると役に立つかもしれませんね。ダズビルさんなら何か思いつくんじゃありませんか?』

 

 イストワールも同意見か。………そうだな、木の枝を編んで蓋がついた入れ物でも作ってみるか。

 

 「思いついたから早速作ってみるよ。」

 

 「なら任せるわ。私たちはその間に朝ご飯をとってくるから。」

 

 「おう、頼むわ。」

 

 俺は石の作業台に収納箱を作りに行き、ノワールとユニは森へモモガキの実を取りに行きましたとさ。

 

 さて、作業に取り掛かるとしますかね。太い枝を使って箱の形に編んでいく。蓋を作ることも忘れない。すると収納箱の出来上がり!できた収納箱を家に持って帰ってリビングに置いた。これで素材が持ち運べないぐらい多くても問題ないな。

 

 ガチャ「ただいまー。」

 

 どうやらノワールたちが帰ってきたようだ。いいタイミングである。

 

 「あっ!素材を入れておける場所ができたんですね!」

 

 「ああ。収納箱っていうんだ。」

 

 「これで持ち物が増えてもここに入れておけば安心ね。」

 

 「取ってきたモモガキの実をそこに入れておいたらどうだ?」

 

 「そうですね!」

 

 ユニは取ってきたモモガキの実を収納箱に入れた。これでいちいち取りに行かなくても問題ないな。

 

 「ねえダズビル……実は私たちね、ずっと考えていたことがあるの……。この世界に昔何があったのか私は詳しくは知らないんだけど、モンスターを従えてる親玉が光を奪ったせいで、今生きている人たちはみんな自分が生きていくだけで精一杯になってるの。誰かを助けようともしないし協力して生きていこうともしない……。そんな世界ってすごくつまらないと思わない?」

 

 「確かにつまらないな。そんな世界で生きていきたいとも思わないしな。」

 

 「でしょ!だから国を作ってみんなで暮らせたらもっと良くなると思うのよ!ダズビルがいれば夢がかなえられると思うの!私たちと一緒にここに人々が安心して暮らせるより良い国を作りましょ!!」

 

 「私からもお願いしますダズビルさん!」

 

 「いいぞ。そのほうが楽しそうだしな。」

 

 「よかった!……実はそのために素材がたくさん必要になると思って収納箱を頼んだんですよ!」

 

 ああだからか。てっきりモモガキの実やうまいものをいちいち取りに行くのがめんどくさくて注文したんだと思ってたわ。

 

 「さあて!ダズビルも協力してくれるって言ってるし、素敵な国づくりのために何ができるか私も考えなくっちゃね!」

 

 「私もアイデアをどんどん出していきますから!」

 

 2人ともやる気に満ち溢れていた。ふっ。俺も負けていられないな。

 

 「ねえダズビル。ここに大きな国を作っていくために私たちもほかに協力できることはないかしら?」

 

 「他にって言われてもな。」

 

 「例えば、私とユニが何か物を作れたらあなたの役に立てると思うの。」

 

 「私も何か物を作ってみたいです!」

 

 「確かに物作りをできる人が増えれば国も早く大きくなるな。」

 

 「でしょ!それでね、私たちが作業をする部屋があると何か物を作れるようになると思うのよ!」

 

 作業部屋か。そういった部屋があればみんなも物作りができるようになるんだろうか。

 

 「というわけで、はいこれ。」

 

 「なんだこれは?」

 

 この絵はもしかして作業部屋の設計図か?

 

 「いつの間にこんなものを?」

 

 「昨日寝る前にちょっとね。この私が書いた設計図どおりに部屋を新しく作ってみて。」

 

 「よし、任せろ!設計図通りの部屋を作ってやるぜ!」

 

 『ダズビルさん、あなたの力でノワールさんにも物を作る意思が芽生えたようですね。』

 

 そのようだな。いい傾向だ。

 

 「作業台は旗の近くにあった石の作業台を使ったらいいと思うわ。」

 

 「そうだな。いつまでも旗の近くに置いておくよりも適した場所に置いておくほうがいいしな。」

 

 「あと部屋には扉と明かりが必要になるけど材料さえあればあなたなら問題なく作れるわよね?」

 

 「ああ、もちろんだ。材料と作業台があればそれぐらい問題ないさ。」

 

 扉は草と木の枝で作るわらの扉でいいだろ。明かりは問題なく作れるしさっさと取り掛かるとしますかね。

 

 「どこに建てようか。」

 

 「家の横でいいと思いますよ。あまり遠いと不便だし……。」

 

 「そうだな。そうするか。」

 

 家の横は更地なのでまずは壁となる土ブロックを積み上げていく。

 

 「高さと広さはこれでいいよな。」

 

 「ええ、ばっちりよ。」

 

 「屋根はどうするのお姉ちゃん。屋根がないと雨が降った時困るよ?」

 

 「屋根は素材がないから無理ね。廃墟は屋根なんてなかったから代用できるものなんてなかったし……。」

 

 「雨が降ったときとか困るよ。」

 

 「わかってるわ。でもどうしようもないの。」

 

 「いや、ある程度どうにかなるぞ。」

 

 「ほんと!どうするの!」

 

 「土ブロックを屋根代わりにするんだ。こいつは雨が降っても中に水が多少しみこむ程度だから雨漏りしてきたら壺を使って水をためるといいさ。」

 

 「それなら問題ないわね!お願いダズビル!」

 

 「オッケー!」

 

 屋根代わりに土ブロックで天井をふさいでいく。

 

 「ひとまずこれでいいな。次はドアにするか。作業台が必要だな。」

 

 「先に作業台をここにおいたらどうですか?ここで使うことになるから手間が省けますよ。」

 

 「それもそうだな。」

 

 俺は石の作業台を取りに行き叩いて外した。ノワールとユニには重いので俺が一人で運んだ。片手で作業台を持っている俺を2人は驚いた眼で見ていた。男ならこの程度持ち運べて当然だと思うけど……。

 

 「設計図通りなら部屋の奥の真ん中あたりだな。」

 

 「ええ、そこそこ。もう少し右に寄せて。」

 

 ノワールの指示通りに石の作業台を置いた。

 次はドアだな。丈夫な草を作業台に置いてドアにしていく。家の木でできたドアに比べたら脆いけど無いよりましだな。作ったドアを入り口に設置した。

 

 「これで外見は問題ないな。」

 

 「次は部屋の内装ね。設計図に書いてある明かりと収納箱を作って。」

 

 「おう。」

 

 続いて明かりを作る。明かりはたいまつじゃなくてたき火だな。木の枝を組んで作るだけだから割とすぐにできた。たいまつに比べて必要な素材が多かったけど、たいまつに比べてそんなに危なくないな。作ったたき火を指定した場所に置いた。まちがってわらの扉のほうに置いて燃やさないように気を付けないとな。

 

 「最後に収納箱か。」

 

 前にも作ったのでスムーズにできた。

 

 「素材を取ってきたり物を作ったら入れておけるから作業台の隣においてね。」

 

 言われた通り石の作業台の隣に設置した。

 

 「よし!これで石の工房の完成だな!」

 

 「ええ!いい工房じゃない!さすが、私が設計しただけのことはあるわね!」

 

 「すごい!これで私たちも物作りができるようになったんだね!お姉ちゃん!」

 

 「そうよユニ。さあ、さっそく私たちも何か作ってみましょ!」

 

 「うん!!」

 

 ノワールとユニはさっそく物作りに熱中していた。とてもいい笑顔をしている。

 

 『設計図を完成させることで町の住民もあなたの手伝いをしてくれるようになるでしょう。』

 

 だったら設計図をもらったら優先的につくるとするかな。

 

 「ダズビル!私たちもこれからいろいろ作ったりしてみるから時々収納箱を確認してみてね!」

 

 「ああ。ぜひそうさせてもらうよ。」

 

 こうして俺は、夕飯を食べることを忘れるぐらい物作りを楽しんでいる2人に付き添って夜を過ごした……。

 




 
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