てへぺろ。
これからは頑張ってやっていきたいとは思ってます。
「えっ、ちょっ、まっ、えぇぇぇぇぇぇ!!?」
先程までの威厳は何処へやら、会ったときの如く神が驚愕の顔を浮かべて叫んだ、うん、ものっそい五月蝿い。
「うっせーなぁ………急に叫ぶなよ」
「いやいやいや、でもこの流れは君がノリノリで転生するパターンだろう!?」
なんだそのパターンは、勝手に決めるな。
「は? それこそ有り得ねぇよ…俺はただのそこら辺にいる一般人だ、世界を救う? そんな大それた事出来る訳ねえだろ」
「えぇー……で、でもさ、アレだよ? 私の力で君を極限まで強化することも出来るんだよ!?」
「尚更、だな……他者から貰った力に何の意味がある? その力を振りかざして自分は強者です、強いんですとでもアピールしろってか? 寒いギャグにも程があるぞ」
「結構な数の人を転生させてきたけど……そんな事を言うのは君が初めてだよ」
力を貰うのを拒む? そんなもん当たり前じゃねえか、それは俺自身の成長を阻害し、何よりも努力して強くなった人間に対しての最大の侮辱に過ぎない。
俺はそんな奴等に対して、きっと真正面から向き合えない所か、自分が自分で無くなってしまう、自分を、自身さえも嫌いに………どうしようもないまでの嫌悪感をきっと示してしまう。
そんなのは、俺じゃない。
「まぁ、ただの自己満足だけどな、いらねえよ」
「で、でも…………このまま行くと、死ぬよ?」
「行かないって言ったよなぁ………」
話を聞いてんのかコノヤロウ。
「ねー、もう諦めて行こう? もう、行く以外の選択肢なんて無いからさ」
こいつ………何があっても行かせる気だな…。
どうしたものか………おっ? 良いこと思いついた、無理難題を出せばいいんじゃね? うんコレだよコレ、よし! 早速!
「あー、そうだなー、行ってやってもいいけど…一つだけ条件がある」
「え? 何々? 何でも出来ちゃうよー!」
「俺が空を飛べる世界なら行ってやってもいいぞ」
「あ、それなら丁度いいや、行ってもらう世界には魔法があって空が飛べるし、交渉成立だね」
「そーだよなー、普通あるわけ………はい?」
おいおい、今こいつ何て言ったよ。
あ、あれぇー!? まさかの普通にあるパターン!? 待って何コレ聞いてない!
俺が冷や汗を浮かべていると、不意に神が疑うような目で此方を見てきた。
「まさかとは思うけど………私に無理難題を言って諦めさせようって魂胆だったのかな………?」
ヤバい、バレてる。
「は、HAHAHAHAHAHA!! 何て事を言うんだいジョニー! 俺がそんな事をするわけ無いだろう!? 空が飛べる!? 凄いな! とっても行きたいよ!」
「誰がジョニーだ、そしてキャラ崩壊が激しいよ?」
うっさいわ。
はぁ……選択肢を間違えた………………でも、なっちまったもんは仕方ねえし、そっかぁ…空、飛べるのかぁ……………。
やってしまった、と思う心とは裏腹に内心俺は空を飛べると言われたことに喜びをあまり隠せそうになかった。
「さて、ぶっちゃけ今の君が行っても死ぬだけなんで、3つ程特典をあげたいと思いまーす」
「お、おーう……」
いや、死ぬのは流石にごめんだから、仕方ないとは思えるんだが………やっぱり素直に受け取る気にはなれない。
「まぁ、ちょっとの身体能力強化と魔力増幅は勝手にやらせてもらうよ」
「オイコラちょっと待てや」
「仕方ないんだよ……あげる特典の内容でコレしないと君の体が大変なことになるから」
「何を特典にするつもりだ!?」
慌てる俺を尻目に、神は何事も無かったかの様に話を進める、もう一発アイアンクローかましてもいいかな。
「まぁ、一つ目魔力吸収」
「何かチート臭いんだけど」
「そうでもない、確かに他者の砲撃魔法の魔力やら何やら色々と吸収出来るけど、自身の固有魔力量を超えたら自身の身体が自壊を始めるからね」
「何それ怖い」
自壊ってお前………それ駄目だろ。
俺が引きつった笑みを浮かべるも、神はそれを当然の如く無視し、話を続けてきた。
「それで、二つ目は魔力分散、これはさっきのより簡単だね相手の身体強化の魔法やら防御魔法色んな魔力を使った相手の半径一メートル以内にいれば、自身の固有魔力量位なら分散できる能力だね」
「成る程、便利だな」
「まぁ、自壊するけどね、超えたら」
「ぶっちゃけ予想してたわクソ神が」
まぁ、注意すればいいだけだからいいけどさぁ………!!
「んで? 三つ目は何だよ…また自壊するとかはもう勘弁だぞ」
貰った能力使う度に自壊する恐怖にビクビクするとか嫌なんだけど。
「あー、三つ目は違うね、三つ目はコレだよ」
そう言って神は手の平の上に何かを出した、………腕輪か? にしては色々と機械的と言うか何て言うか…でも真ん中辺りについてる宝石がすげぇ綺麗だな。
「これはデバイス、簡単に言ってしまえば君がこれから行く世界においての武器だね」
「…………これが?」
言っては悪いがとても戦うような道具には見えない、だって見た目ただの腕輪だぜ? アレか? 装備すると攻撃力が上がる的なアクセサリーなのか?
『これが、とは失礼だなご主人』
ふと、少し機械音声みたいな声が聞こえてきた。
辺りを見渡してみても、俺と神以外誰も見当たらない………どっから聞こえてきたんだこの声。
『何故キョロキョロとしている? 私は此処だ、ご主人』
………………………………はっはっは、まさかな、腕輪が喋ってるとでも言うのか? こんな流暢に? 有り得ねえ。
有り得ない、とは思いつつも神に聞いてみることに。
「おい、まさかとは思うが……さっきから喋ってんのって………」
『私だ』
………………………………。
「しゃべったぁぁぁぁぁぁぁあああ!!??」
『本当に失礼なご主人だな!』
多分今日一番の驚きである、いや、驚きっぱなしではあったけどさ。
タイトルのやっとこさは、リリカル要素がやっとこさ出てきたって事、ぶっちゃけ構成だと次辺りで世界の方へレッツゴーかな?
後見て解ると思うけど、主人公にリリカル知識はありません、何でこんな設定にしちまったんだ俺。
実はこの話昨日上げようと思ってました、気づいたら寝落ちてました、恐いね、寝落ち。
後最近仕事が、結構忙しい、でも見てくれてる人がいるみたいなんで(いるとは思ってなかった)これからは頑張っていきたいです、はい。