え、だってロリじゃないもの   作:レンレン

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毎度毎度、前書きか後書きで書ける面白いことを考えるんだけど、今回はちょっと無理でした。

(ヾノ・∀・`)ムリムリ


ってなんでやねん!(迫真)

 

なんだかんだ言って、普段の仕事量はそんなに多くなかった。

 

前に渡された紙に書いてあった仕事の種類が多かっただけで、実際にやってる事は陸士108部隊部の時と大差はない。

 

まあ考え方によっては大変だけど。

 

場合によっては夜食も作るよう言われているし…

 

そんな時間まで残業なんてしたくないよ……はやてちゃん

 

そうそう、一番訳が分からないのがコレ。

『フォワード陣の訓練終わりには必ず皆を迎えに行くこと』

 

これに何の意味があるのやら…

 

仕方がないので、いつもお昼休憩の時なんかに行っている。

 

まあ毎日キャロちゃんやらヴィータちゃんやらに会えるのは嬉しいから構わないけど。

 

 

 

てれれれってってってー

 

怜は清掃のおばちゃんから用務員さんにランクアップした!

 

なんちゃって。

 

『ぴんぽんぱんぽーん。 川添怜さん、至急屋上まで来てくださーい。 ぴんぽんぱんぽーん』

 

はやてちゃん………部隊長がそんな気の抜ける感じでいいの? ねえいいの?

 

口でベル音を鳴らす人って初めてなんだけど?

 

というか、なんで屋上?

……ハッ、まさかイジメられる!?

体育館裏的な感じで。

 

 

「……いや、冗談抜きで何かしたっけ?」

 

とりあえず屋上に向かおう。

 

 

□■□■□■□

 

 

「これが今回の任務の概要、なんだけど……」

 

そう言って、なのはちゃんが僕を見る。

なるほどなるほど。

 

現在向かっている『ホテル・アグスタ』

 

そこでは古代美術品などのオークションを主に行われている。

そこにレリックは無いが、中には取引許可をもらってるロストロギアもあり、それをレリックと誤認したガジェットが出てくる可能性がある。

 

そのため、機動六課が護衛に行くと。

ふむふむ……

 

「って、なんでやねんッ!!」

 

「ちゃうで、お兄さん。 もっと勢いと角度を付けてやなー……」

 

いつから見ていたのか、モニターに映し出された関西人(はやてちゃん)から指導がはいる。

 

「いや、そういうのいいから。というか、その任務にどうして僕が駆り出されるのさ。ヘリコプターなんて初めて乗ったよ」

 

そう、ただいま機動六課出撃用のヘリの中。

あの後、屋上に行ったらシグナムさんに『とりあえず乗れ、説明は後である。 早く乗らねば……』って睨まれた。

 

あの人怖いんだよね

 

実は僕、こう見えても格闘技やってたんだ。空手に柔道、ボクシング、等々

あっ、よくある物語の主人公みたいに強くはないよ? 習い事の範疇だったし

不良に囲まれたら逃げることを第一に考えるしね、僕。

その中には高町家の剣術もあるんだけど、それを昔なのはちゃんがシグナムさんにうっかりバラしちゃってさ…

 

あとはもう……分かるよね?

 

ガクガクブルブル

 

 

…閑話休題

 

 

「その辺りの答えはシャマルに聞けば分かるよ」

 

「それって、シャマル先生が持ってる箱のことですか? ずっと気になってたんですけど、それって一体……」

 

「うふふ。これはねぇ、隊長達と怜君のお仕事着よ♪」

 

キャロちゃんの問いにシャマルさんが答える。

 

楽しそうですね、シャマルさん…

 

 

 

--怜お着替え中(ポロリはないよ)--

 

 

 

「「「「おぉー!!」」」」

 

「………いや、なんでスーツ?」

 

スーツなんて久しぶりに着たよ。

就活以来かな。

 

「すっごい似合ってますよ! ね、ティア!!」

 

「あ、はい、ビックリしました」

 

「カッコイイです、お兄さん!」

 

「なんだか大人って感じです!!」

 

「そこまで言われると照れるんだけど……」

 

フォワード陣の皆から賞賛の声が上がり、柄にもなく照れてしまった。

 

 

「怜君には隊長達と一緒に、これから行われるオークションに行ってもらいます。 あ、危険なことはないから安心してね」

 

「は はぁ……」

 

「それじゃ、頑張ってね♪」

 

やっぱり楽しそうですね、シャマルさん……

 

 

□■□■□■□

 

 

「という訳で、これからアグスタには2ペアに分かれて潜入します。 ペアは私とフェイトちゃん、なのはちゃんとお兄さんや」

 

「にゃっ!?」

 

「はーい。 せんせー質問です」

 

「はい、なんですかお兄さん」

 

あ、ノッてくれないのね

 

「どうしてペアに分かれる必要があるんですかー、これなら女子3人でもよかったんじゃないですかー?」

 

「ええ質問やねー。 今回の任務はあくまでも潜入、組織としてはリスクの分散っちゅうんが必要なんや。 一塊で行動して、もしも身分がバレてしもうたら意味ないやろ?」

 

とりあえず、なのはちゃんと二人きりは勘弁してほしい……

とか言う暇もなく、はやてちゃんの目が光った。 あ、タヌキの耳と尻尾が見える。

 

嫌な予感しかしないんだけど

 

「と、いう訳で。 なのはちゃんとお兄さんの二人には夫婦役をしてもらいます」

 

…………

 

「「えぇぇえええええ!!!」」

 

 

 

 

~10分後~

 

「ドレス姿も綺麗だね。 惚れ直してしまいそうだよ、ハハハハニー」

 

「アナタのスーツ姿も素敵よ、ダダダダーリン」

 

「ぷっ」

 

「「そこっ、笑うな!!」」

 

もちろん笑ったのはチビタヌキ

誰のせいでこうなったと思ってるんだ……

 

実際なのはちゃんのドレス姿は惚れ惚れする程に似合っているが、そんなことを言ってる余裕はない。

 

だって夫婦役だよ?

訳が分からないよ……

 

「ヒーッヒーッ、じ じゃあこのまま二人には会場に向かってもらいますか」

 

おい、流石に笑いすぎだろ

大御所お笑い芸人みたいな引き笑いしてるし

 

「タヌキ狩りなら後でも出来ますし、行きましょうか、お兄さん」(冷えた目)

 

「そうだね、なのはちゃん」(冷えた目)

 

「ちょっ、二人ともごめんやって!! もう笑わへんから、そんな目で見んといてーッ?!」

 

 

………ふーん

 

 

「…ハニー(ボソッ」

「…ダーリン(ボソッ」

「ぶふーッ、ふ 不意打ちはあかんって…っていうか二人して息合いすぎて……くくくっ……あ あれ?」

「はやて、もう二人とも怒って行っちゃったよ?」

 

 

□■□■□■□

 

 

 

何事もなかったかのように歩く僕達だが、もう何て言うか頭の中はいっぱいいっぱいだった。

 

考えてもみてよ

何度も言うようだけど、僕は「ロ リ コ ン」だ。

 

昔馴染みの女の子と言えど、相手は花も恥じらう19歳(しかも一度告白されてる)

 

そんな子と夫婦役?

 

訳が分からない…

 

さっきから下卑た笑顔で近寄ってくる男共(多分なのはちゃん狙い)もウザいし……なんかイライラしてきた

 

隣にいる嫁役(なのはちゃん)も殺気立ってきてるし……

 

その辺りで僕は考えるのをやめた……

 

 

 

ホントに早く終わらないかなぁ!!

 

 

side out--

 

 

--side 高町なのは

 

うわわわわー

本当にどうしよう!!

 

よくよく考えたら恥ずかしくなってきちゃった

 

だって小さい頃から夢にまで見たお兄さんのお嫁さんだよ?

 

…ち ちょっとくらいなら大胆なことしてもいいかな

 

例えば手を繋いでみるとか、腕を組んでみるとか

 

ほら、一般の人達への偽装の意味も含めて。

 

それくらいしないと疑われちゃうかもしれないよね、だって今の私達って夫婦なんだし……

 

えへへ…

 

むむむ、なんだかお兄さんの方に向かって来る女の人が……ふしゃーっ!!

 





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