え、だってロリじゃないもの   作:レンレン

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どうも、ロリコン(主人公)です

皆様はじめまして、川添 怜です。

 

突然なのですが、僕はロリコンです。

 

ちょっと、蔑んだ目で見るのはやめてくださいよ。

 

ん、その手はなんですか?

ようこそ紳士の集う場所へ?

やめろ、こんな癖(へき)を持ってはいるが心は清くありたいんだ。

 

 

ふう、それでですね。

 

いつ私がそれに目覚めたのかという話なんですが

 

自分がロリコンだと気付いたのは高校生の時でした……

 

 

(回想)

 

 

ある日、公園を歩いていたら女の子が目に入った。

 

茶色がかった髪の女の子で、今思えばあれはいい幼女で………げふんげふん、失礼かみまみた。

 

その時、僕の胸が高鳴ったのです

まるで、昔からそう(ロリコン)であったかの様な感覚。

 

もちろん、最初は信じられなかったですとも。

 

自分はいたって正常だと思っていたましたし、当然のことですから。

 

しかし一つだけ、はたと思い出したことがありました。

 

中学時代に女の子と付き合っていた頃のことを…

 

後輩の女の子に告白されたので、試しに交際を始めたことがあったんです。

 

その子は可愛かったし、普通なら女の子とイチャイチャ出来ることを大いに喜んで、楽しむはずだ。

 

しかし、全く楽しくなかったのを覚えている。

 

いや、楽しくないと言えば少し語弊があるかもしれないが、少なくとも「ときめき」というものを感じなかったのは事実だ。

 

結局、その子は高校受験を理由にフったんですけど…

 

 

そう、あの時にすら感じなかったトキメキを感じてしまったのだ!!

 

そこで気付いたんです、自分がロリコンなのではないかと。

 

不思議と欲情はしませんが…

 

いやぁ、懐かしい。

 

そんな私も社会人ですよ、まだ内定はもらってないですけど

 

 

ん、メール?

 

 

 

------------------------

 

日付 3月○○日

 

送信主:高町なのは

 

件名:こんにちは

 

内容

なのはです。

伝えたいことがあるので、19時に公園に来て下さい。

 

------------------------

 

 

 

高町なのは

 

近所に住む4つ下の女の子。

昔はよく僕が面倒を見てあげていた。

確か高校を今日卒業した、って母さんが言ってたっけ………

 

 

 

 

 

 

 

 

大学からの帰宅ついでに公園に来た僕は、まず世間話を繰り出した。

 

久々に会ったせいか、彼女が緊張気味だったからだ。

 

少しして、なのはちゃんが意を決したように口を開いた。

 

その内容というのは

 

「お兄さん…ううん、川添 怜さん。あなたが好きです、付き合ってください。そして…私と……私と一緒に…………」

 

というもの。 つまり告白だった。

 

正直びっくりしている。 かれこれ10年以上の付き合いになるが、全く気付かなかった。

 

だがしかし…

 

「ごめんなさい」

 

なんていうか、色んな意味で。

 

だって--

 

 

「俺のストライクゾーン、13歳までなんだ」

 

「…………………………は?」

 

 

--君が恋した人は変態さんなのだから。

 

 

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