どうも、川添 怜です。
さて、いきなりですが………
「何ぁ故だああああああああ!!」
僕は起きたら広大な芝生の上にいた
どうやら気絶していたらしいのだが、見渡す限りでは少なくとも海鳴市ではなさそうだ。
というか、ここミッドだよね。
若干近未来な部分には見覚えがあるし。
どうしてこうなったか記憶が判然としないな。
体の節々が痛むことも含めて、まずは思い出そう。
ミッドチルダと言えば……そうだ、母さんの出身だ。
確か管理局の任務でやってきた日本で父さんに一目惚れして、猛アタックしたって言ってたな…
そういえば母さん、なのはちゃんの事を随分と気に入ってるんだよね。
……あー、なんだか思い出してきたわー
その母さんが問い詰めてきたんだったか。
『どうして、なのはちゃんをフったのか』って。
なんで知ってるんだよ……
(フェイトちゃんからリンディさんへ、そこから母さんに知らされた、という経緯があったのはもっと後で知ることになる)
当然そんな疑問に答えてくれるはずもなく、自分がロリコンなのを隠しながら言葉を濁しても追求してくる。
それで、いくつか見繕った理由の中に『なのはちゃんはミッドに行っちゃうし……』なんて言ったんだ。
そしたら急に笑顔になった母さんが、現役時代のデバイスを取り出して砲撃を……ガクガクブルブル
体が痛む原因はこれか……!!
あれ、ポケットに封筒が入ってる?
中に入ってるのは手紙か?
なになに…?
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怜へ
とりあえず私が住んでた家を貸してあげるから、なのはちゃんを追いかけなさい。
お付き合いするまで帰ってくることは禁止とします。
P.S.ミッドのお金を同封………しようと想いましたが、どこにしまったか忘れたので自分で稼いでください。
代わりにそのデバイスを使いなさい。
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ふ ざ け ん な
「ってデバイス?」
「(チカッチカッ)」
………………えっ?
ポケットに手を入れてみる、するとタバコ大の細い機械が入っていたのを見つけた。
「………母さんは僕に魔法少年になれと言っているのか?」
ロリコン(変態)の僕でも流石にその手の癖(へき)はないぞ…
と、途方に暮れていると情報が浮き上がってきた。
「なになに……」
完全非戦闘用ストレージデバイス。
主に連絡や演算に用いられます。
設定された機能に従い動きます。
なんだ、要は超高性能なケータイか。
よかった…魔法少年とかないわ。
っていうか、僕もう余裕で二十歳超えてるしね。
「とりあえず、地図と家までの道順出して」
さて……………
なのはちゃんに会わないようにしなくちゃな。