鉄火の銘   作:属物

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第五話【シャープン・フェイス・オン・イクサ】#1

【シャープン・フェイス・オン・イクサ】#1

 

夕方のネオサイタマ幹線道路を法定速度超過の乗用車が疾走する。風を切るのは平凡なライトバンに「エガオローン」「ニコニコ現金支払う」と印字された、何処にでも有るような車だ。十分ばかり道路を見ていれば、似た車がダースで見つかるだろう。速度以外はそのくらいありふれた代物だった。

 

中の人間たちもまたありふれている。チャカ・ガンを手入れする金髪の男、ZBRを回し打ちするタンクトップとホクサイ・タトゥーの二人組。運転手もサイバーサングラスで隠した深いカタナ傷を片目に備えている。ネオサイタマにありふれた暗黒零細金融企業の一つ、エガオローンの借金回収班である。

 

ただ彼らがまとうのは、ありふれたいつも通りのアトモスフィアではない。金髪はチャカ・ガンの分解と組立を十数回も繰り返し、二人組はZBR・シャカリキ・濃縮バリキと手持ちの薬物を使い切る勢いだ。運転手も突っかかってきたヤンクバイカーの口に拳銃の銃口をねじ込むほどに気を立てている。

 

これから借金を回収する先が、武闘派ヤクザの事務所だったり、反社会武装アナキストの集合所だったりする訳ではない。もしそうならば、上に掛け合って荒事専門のエージェントを投入する。実際、別の回収班が爆死する妙な事件があったとはいえ、回収先は単なる孤児院だ。

 

彼らの落ち着きを奪っている原因は、ライトバンの後部座席に鎮座していた。「粉」「砕」二文字のシャツにOD色トレンチコート。以前と異なり眼帯と無地のメンポを身につけているが、ソウカイニンジャのフラグメントに他ならない。彼らは背後からの強烈なニンジャ圧力で追いつめられているのだ。

 

逃げ場のないライトバン内部でニンジャと同居することとなれば、ニンジャと知らずとも大抵のモータルは怯え焦る。だが、用もなくニンジャ圧力をまき散らす真似をフラグメントとて普通はしない。つまり普通ではない。実際、戦った経験のあるシンヤが今の姿を見れば、その違和感に気づくだろう。

 

まず、真っ先に違いを示すのはその目だ。イジメリンチ常習犯の悪童めいた光は消え、タマリバーの如き暗く濁った隻眼で、組んだ両手をじぃっと見ている。心理を読みとる事に長けた者ならば、底の見えない一つ目から狂気の色合いを見いだすこともできるだろう。

 

そして、見つめる先の組んだ両手も以前とは大きく違う。左右の手で触れ合っているのは親指と人差し指だけ。残りはない。存在しない。ケジメされたのだ。しかし、通常ケジメは指一本の切断で終了する。責任が大きい場合も一度に多数の指をケジメするよりセプクが一般的だ。異様である。

 

最後の一点は、メンポにある。前はソウカイヤ所属を示すクロスカタナ・エンブレムの刻まれたメンポを身につけていた。今は一切の装飾のない無地のメンポだ。ソウカイヤを抜けてフリーエージェントにでもなったのか? 否、フラグメントはまだソウカイニンジャだ。だが、その立場は以前とは大きく異なる。

 

ニューシナガワでの無意味かつ証拠付きの大量殺戮、スカウト対象相手のブザマな取り逃し、そして緊急電話呼び出し対応の遅れ。今までの辛口評価を加えて、遂にフラグメントに処罰は下された。セプクでなかったのは、オムラ相手のビッグディールが上首尾に終わりラオモト・カンがゴキゲンだったからだ。

 

だから、両手の指六本のケジメに加えて、ソウカイヤ集会で反省文朗読とドゲザ謝罪、さらにクロスカタナ・エンブレムの取り上げ、最後に借金回収部門への降格を持って、フラグメントの処分とされた。ラオモト・カン発案のこの懲罰は、セプクが比べものにならない程のケジメを精神に刻んだ。

 

借金回収部門でケツモチしているエガオローンのリストの中に「トモダチ園」の名前を見つけた時、それ故にフラグメントは動いた。失われた片目と指六本のサイバネ置換を行う時間すらもどかしかった。尊厳という尊厳を奪われた今のフラグメントに、復讐の機会は砂漠のオアシスよりも魅力的だったのだ。

 

存在しない六本の指を見つめるフラグメントの心中には、ただただ激烈な乾きがあった。いかに善良であろうと、飢えた人はスシ一貫のために殺人すら冒す。心中に刻まれた巨大なケジメ痕を埋めるためならば、フラグメントはソウカイヤに牙剥くことも、ラオモト・カンに唾吐くことも厭わない。

 

「殺してやる」フラグメントの口から漏れた呟きが、車中を深海のアトモスフィアに変えた。呼吸すら苦痛となる場の重さに、借金回収班の四人は青白い顔で過呼吸を繰り返す。空気に潰されかけた運転手は、踏み砕く勢いでアクセルを踏み込んだ。目的地へと車は弾丸めいて幹線道路を駆け抜けていく。

 

【鉄火の銘】

 

【鉄火の銘】

 

「「「ゴチソーサマデシタッ」」」食事終わりのアイサツがトモダチ園の食卓に響いた。食前に行う食材への感謝のアイサツと、食後の調理者への感謝のアイサツ。ネオサイタマでは忘れられつつある伝統の一つであるが、キヨミとコーゾの教育方針もあってトモダチ園では未だに続けられている。

 

アイサツ後は各々の皿を持って流しに並べていく。洗い物を含む家事はキヨミが行うが、その手伝いは自分たちもやる。子供達の間で自ら決めた協定である。ましてや十日前の事件で片足に重傷を負ったキヨミに無理はさせたくない。実際、慣れない松葉杖で家事をこなす姿は子供達の目にも痛々しかった。

 

バランス悪く積み上げた皿を流しに置いたエミが、ふとキヨミの手にある一切手を付けられていない皿に気づいた。「ねー、シン兄ちゃんの分はどうするの?」エミの言葉のとおり、それは本来シンヤの食事だった。だが、十日前の事件以降、シンヤは一度たりともトモダチ園に帰宅していない。

 

それでもキヨミは毎食シンヤの食事も作っているが、その全ては子供たちのベントにスライドしていた。「いらないんだったら俺が食べる!」食い意地の張ったウキチが手を挙げて主張する。使う予定があるからとキヨミは主張をさらりと退けた。「シン兄ちゃん帰ってこないんだし、作るのやめたら?」

 

反抗したがりで情からサスマタを引き抜く正論が大好きなイーヒコが、キヨミの行動に批判を投げつける。「ダメよ」「でも、食材の無駄だよ」「ダメ」キヨミはそれもまた退けた。人はパンのみに生きる訳でも、正論のみに生きる訳でもない。そうでなければ、ネオサイタマに零細孤児院など存在しない。

 

「シンちゃんはすぐに帰ってくるわ。その時にゴハン抜きじゃカワイソでしょう?」「でも、もう十日も経っているよ! シン兄ちゃん帰ってこないじゃん!」自分の理屈を曲げたくないイーヒコが食い下がる。その後頭部を怒りに燃えるアキコの拳が打ち抜いた。

 

「イテッ!」「イーヒコのバカ! キヨ姉ちゃんがシン兄ちゃんをずっと待ってるのが判んないの!?」家族相手としても使っていい暴言ではない。だが、それだけアキコは怒っているのだ。アキコはキヨミが毎晩遅くまでシンヤの帰宅を待っていることを知っていた。

 

「だって……」イーヒコは反論の穂先をアキコへと向けようとしたが、振り上げられた拳に口をつぐんだ。モゴモゴと口の中で文句を噛み潰し、俯くイーヒコ。暴力はペンより強し。その姿を見てキヨミは松葉杖を不器用に使い、アキコへと向き直った。

 

「アキちゃん、そんな酷い言葉を使っちゃダメ。それに暴力はいけないわ」「ハイ、ゴメンナサイ」不承不承であるが、アキコは謝罪する。子供たちの暴君であるアキコでも、家事全てをこなすキヨミにはかなわない。その姿を嘲笑を浮かべて見つめるイーヒコへとキヨミは中腰になって視線を合わせた。

 

「イーちゃんも、シンちゃんが帰ってこないような言い方はしないで。あの日、大変なことがあったから帰り辛いだけなのよ。必ず帰ってくるわ」「でも……アッハイ、ゴメンナサイ」イーヒコの更なる反論は、殺意すら込めたアキコの視線の前に謝罪の言葉へと形を変えた。

 

「じゃあこれでオシマイ。家族は仲良くしなきゃね?」「「ハイ」」とりあえず話は終わりと両手を打って合図とするキヨミ。二人も一応は了解したのか、残りの皿を流しへと運び始めた。その姿を見ながらキヨミは一つ息を吐いた。(((あの日の事はやっぱり記憶にないみたいね、よかった)))

 

十日前に起きた事件。トモダチ園への借金回収ヤクザ襲来。返り討ちにあったシンヤへのニンジャソウル憑依。そしてニンジャと化したシンヤによるヤクザ殺戮。並の人間ならば重度のトラウマ(精神外傷)により、自我科への入院を余儀なくされる程の出来事だった。

 

実際、コーゾは今までの過労も相まってあれ以降寝込んだままだ。キヨミもあの日を思い出すだけで眠る事すら難しい。しかし、ニンジャと化したシンヤによるNRSは、サイオーホースに子供達の精神を救った。子供達の脳はNRSの衝撃でブレーカを落とし、記憶を削除してダメージを最小に抑えたのだ。

 

おかげであの日についての子供達の認識は『ヤクザがやってきて怖いことがあった』、それだけでしかない。子供達の内、誰一人として心を病んだ者はいなかった。それはジゴクにブッダめいた幸運だった。それでも、ブッダを見つけたところでジゴクにいることには何も変わりない。

 

コーゾが倒れた為、ローカルソバチェーン『ユウジン』は緊急休業。当然、トモダチ園の収入は0となり僅かな貯金は見る間に削られていく。家計簿を預かるキヨミには、トモダチ園がサンズリバーを渡っているようにすら思えた。現状は悪化の一歩をたどるばかり。見通しは立たず先行きは暗い。

 

「シンちゃん……」洗い物を始めたキヨミの口から、今はいないシンヤを呼ぶ声が漏れる。シンヤが戻ってきたところで、この苦境が改善される理由はない。それでもキヨミはシンヤに戻ってきて欲しかった。家族全員でなら、きっとこの苦難も乗り越えられる。理由も確証もないが、キヨミはそう信じていた。

 

それにシンヤも帰宅を望んでいるはずだ。キヨミはそう感じていた。十日前のあの日、シンヤは恐ろしいニンジャとなり、ヤクザ相手に暴虐を振るった。ニンジャの恐怖を思い出すだけでキヨミは震えが止まらなくなる。だが、振り払ったキヨミを見たシンヤの目は、自分の失敗に怯える子供の目だった。

 

キヨミが知っている、幼い頃と変わらないシンヤの目だった。きっと自分のしでかしたことを恐れて、帰宅を躊躇っているのだろう。時間はかかるかもしれないけれど、必ずシンヤはトモダチ園に帰ってくる。だから……(((帰ってきたらたっぷりオセッキョしてあげる)))キヨミは胸の内でそう呟いた。

 

【鉄火の銘】

 

【鉄火の銘】

 

「来客・ドスエ」壊れかかったインターホンの合成マイコ音声が、合成洗剤で油汚れを落としているキヨミの耳に届いた。食器洗い中の両手は泡にまみれている。泡を流して水気を拭いて、松葉杖で下の階にある玄関まで行くとなれば、優に十分はかかるだろう。「だれか手の空いてる人、お客さんだから玄関までお願い」

 

轟音が響いたのは、キヨミが子供達に呼びかけた直後だった。BREEAK! 「アイェッ!?」この音にキヨミは聞き覚えがあった。十日前、トモダチ園の入っているユウジンビル入り口を、借金回収巨漢ヤクザが蹴破った時と同質の音だ。再び借金回収ヤクザがトモダチ園にやってきたのか? 

 

「私が見てくるから、みんな下に行っちゃダメよ!」子供達に待機を呼びかけ、キヨミは松葉杖を手に取った。不自由な片足と松葉杖に慣れるには、十日という時間は余りに短い。だが、それでも可能な限り急いで玄関へと向かう。コーゾが倒れ、シンヤのいない今、子供達を守れるのはキヨミだけなのだ。

 

「ド、ドシタンスカ!?」「ヤバイッスヨ!」玄関に近づくにつれ、キヨミには聞き覚えのない声が聞こえてきた。それがヤクザスラング亜種のヤンクスラングであるとは、当然キヨミは知らない。精々、先日のヤクザスラングよりは意志疎通ができそうだという感想しかない。

 

だが、次に響いた声の種類には最悪なことに聞き覚えがあった。「アバーッ!?」「アイェェェ!?」「タスケテ!」「ニンジャ、ナンデ……アバーッ!?」十日前にも聞いた、断末魔と悲鳴と絶叫の三重奏。そして絶望の叫び声に混じる『ニンジャ』という単語が聞こえた瞬間、キヨミの膝は折れかけた。

 

十日前の恐怖がキヨミの脳裏にフラッシュバックする。突然現れた借金回収ヤクザの暴力。立ち向かうものの一方的に叩き潰されるシンヤ。家族を守るためのキヨミの決意と絶望。シンヤのニンジャ化と逆流する暴虐。殺戮と血で染まるトモダチ園。そして……自らの行いに打ちのめされたシンヤの瞳。

 

(((今は私しかいないんだ、トモダチ園を守らなきゃ)))家族を守るために、帰る家を守るために、キヨミは萎えかけた足を動かし、階段を下りる足を進める。そして玄関が視界に入った。否、正しく言うならば『玄関は』見えない。見えるのは、かつて玄関であっただろう残骸だけだった。

 

十日前の破壊で枠だけとなっていたガラス戸は、二度目の破壊で使用不可能な形状にひしゃげている。玄関の総リフォームが必要不可欠だ。ドアがかつてあった位置には、応急修繕に使用したPVCシートが地面に力なく広がっていた。四つある人間大の膨らみの中は容易く想像できるが、想像したくない。

 

そしてその膨らみの制作者は、血の滴る三首フレイルを両手に垂れ下げていた。身にまとうOD色のトレンチコートも、返り血でマダラに染まっている。下手人であるフラグメントは、三首フレイルから跳ねた血を二本しかない指で弄ぶ。赤く染まった人差し指で、無地メンポに歪んだクロスカタナを描いた。

 

争いごとからほど遠い人生を送ってきたキヨミでも理解できるのほどの、痺れる狂気と焼け付く殺意が全身から滲み出ている。息を呑んで立ち尽くすキヨミの存在に気づいたフラグメントは、隻眼を狂った喜悦に歪めた。「おー、ここがトモダチ園だろ? お前はカナコ・シンヤの家族だろ? そうだろ?」

 

「……シンちゃんは、今いません。お引き取りください」狂喜に染まる一つ目で見つめられて尚、自分の口が動いたのはキヨミにも驚きだった。腰を抜かして泣き叫びながら失禁しても可笑しくないと思っていた。だが、『トモダチ園』『カナコ・シンヤ』、二つのコトダマがキヨミの背骨に芯を通した。

 

「あー、帰るぜ、すぐ帰る。ヒヒヒ、全員前後して殺して前後して潰して前後したらすぐ帰るぜ……いや、ダメだ。そいつをカナコ・シンヤに見せつけなきゃダメだ。だから直ぐ帰るようヤツの名を叫べ。ヒヒヒ、全員前後して殺して前後して潰して前後したらすぐに帰るから、呼べ! 呼べ! 名前を、呼べぇ!」

 

コワイ! 早口でまくし立てられたフラグメントの狂気に、気圧されたキヨミは思わず後ずさる。その拍子に松葉杖が階段を踏み外し、キヨミは腰を打ち付けた。その姿に嗜虐心を刺激されたのか、両手のフレイルを鳴らし恐怖を煽ながら、ゆっくりと、ことさらゆっくりとフラグメントが迫る。

 

「逃げて! みんな逃げて!」ニンジャ圧力に潰されかけながら残る意志力を総動員して叫ぶと、座り込んだままキヨミは震える手で松葉杖を構える。無意味なマンティス・アックスでしかないと判っていたが、それしかできなかった。逃れようのない狂気と恐怖に、神経の糸が音を立てて千切れていく。

 

ニタニタと気の違った笑みを浮かべたフラグメントは、キヨミの松葉杖を軽く払い落とすと、頭上で三首フレイルを振り回し始めた。「ヒヒヒ、まずはアンタだ。アンタを前後して殺して前後して潰して前後して、そいつをカナコ・シンヤに見せてやる」「アィェェェ……」キヨミの喉からか細い悲鳴が漏れた。

 

ALAS! このままキヨミはこの世のジゴクを味わって殺された挙げ句、死体を汚されて粉微塵にされ、トドメにゴア死体をもう一度辱められるというのか。そこまでされるいわれは何処にもない! おお、ブッダよ貴方はまだ寝ているのですか? それでもブッダが目を開ける様子はない。

 

そして……ブッダ以外が寝ているとも限らない! そう、家族を守るためにここまで来たのだ! 「イヤーッ!」カラテシャウトと共に、ヤジリめいた形状の鋼鉄が宙を切り裂いた。「イヤーッ!」フラグメントは回転ジャンプで飛来物を回避しながら、反撃のトライアングルボーラを投げ打つ。

 

飛来物は玄関ホールの床に深々と突き立った。二等辺三角形の鋭角を描く穂先、槍めいた長い柄、鉄輪の石突き。これすなわちクナイ・ジャベリンである。フラグメントはそれを知っていた。それを放つ者は一人しかいない、一人しか知らない! 「いたぁっ!」一つ目が期待と歓喜の色を帯びる。

 

トライアングルボーラをかわした黒錆色の風は玄関へと進入を果たし、キヨミを背にフラグメントへ立ちはだかった。その背中を見た途端、キヨミの恐怖は跡形もなく消え去った。影が振り返った瞬間、キヨミはその理由を知った。目の前にいたのは、家族だった。

 

「シンちゃん」キヨミは思わず名前を呼んでいた。恐ろしいニンジャではない、幼い頃からよく知っている弟の目。両目に涙が滲む。「……迷惑かけてゴメン、心配かけてゴメン、怪我させてゴメンナサイ。後でちゃんと謝るから、キヨ姉は子供達をお願い!」頼みに答え、キヨミは力強く頷く。

 

「うん、わかった。シンちゃん、カラダニキヲツケテネ!」家族のエールを背に受けてシンヤ、否! ブラックスミスはフラグメントと相対する。「おー、合いたかったぜぇ! ヒヒヒ、お久しぶりです、フラグメントです」「ドーモ、フラグメント=サン。ブラックスミスです」今、イクサが始まる。

 

【シャープン・フェイス・オン・イクサ】#1終わり。#2に続く


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