見習い執事?とAqours   作:鳥王族

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投稿遅くてすいません!

もうそろそろ二期始まるので一期の話は終わらせたいなと思い急いで終わらせたいと思うのでこれからは投稿ペース速くするつもりです


23話:合宿4

 

俺たちは早朝練習終わらせ昼時となり海の家で働いてるわけだが……

 

「なんで、昨日と違ってこんなに混んでんだよ!!」

 

今日はなぜか昨日と違いたくさんのお客さんがやって来て現在、俺たちはてんやわんやになりながらお店を回している。

 

「それは、昨日むっちゃんたちに来てもらったでしょ。そしたらむっちゃんたちが愛くんの美味しかったことを他のクラスメイトに言ってくれたの」

「そしたら、アレヨアレヨと言う間に他にも広まったって感じか」

「そういうこと、じゃあ私は梨子ちゃんと果南ちゃんと呼び込み続けてくるね」

「いや、これ以上呼び込みされると…くそ、千歌のやつ行きやがった」

 

よっぽど自分の家の海の家が繁盛してるのが嬉しいのかどんどん呼び込みをしているのだが正直作ってる身からすればそろそろしんどいが文句を言ってもお客さんは待ってくれないので俺は料理に集中することにした。

 

「曜!さっき注文入ったヨキソバ3人前出来たか?」

「もうすぐだよ」

「オッケー、こっちも出来る。ダイヤさん、料理を運んで!」

「わかりました」

 

俺がダイヤさんに指示すると俺たちが作った料理をダイヤさんがお盆に乗せて持っていった。

 

結局、なんとかみんな一生懸命に不慣れながら対応してなんとか海の家の仕事を終えた。

 

「疲れたー」

 

俺は疲れから座敷席に倒れるように寝転がった。

 

「お疲れ様です、愛護さん。まさか、あんなにお客様が来るのは予想外でしたわ。明日もこれぐらい来ると考えると食材を買い足しに行かなければなりませんわね」

「そうだな。はあ、明日もこんだけ忙しいとなると結構体力つくんじゃないか」

「それもそうかもしれません。でも、やっぱり夕方の練習もしっかりこなしますわよ!」

「えー、もうちょっと休もうよ〜」

「千歌さん、練習は積み重ねが重要なのですよ」

「そうだよ千歌。何回もしてればなんとかなるって」

「はーい」

 

そうして、練習を開始すると言われ俺は体を起こそうとした時ダイヤさんに止められた。

 

「愛護さんは休んでいてくださって構いませんわ。今日は誰よりも働いてくださいましたし私からのささやかなプレゼントですわ」

「あ、ありがとう」

 

俺はそう言われ返事をするとみんなは練習をするために海の家から出ていった。

 

「休んどけって言われても難しいんだよな…ふあーあ。そういえば今日は何気なしにいつも通り起きて、そして10人分の朝飯作ってそれから海の家か。確かに知らず知らずのうちに疲れてたんだな。せっかくだし休ませてもらうか」

 

俺はそうして、ゆっくり瞼を閉じた。

 

 

 

●●●

 

 

 

「……うする?」

「………かせてあげましょう」

 

俺は小さいながらも声が聞こえて来た。だけど、まだ疲れてるのか完全には意識は覚醒せず何を話してるかは全く聞こえなかったがしばらくすると頬のあたりに何かを感じて目覚めると…

 

「愛護って寝るときはこんなに丸くなるのね」

「猫みたいよね」

「ん?ああ、そうなのか?」

「あっ、おはよう愛護。よく眠れた?」

「ああ、おかげさまで」

「今から、晩御飯の用意するんだけど付き合ってくれる?」

「ああ、任せろ」

 

俺はそう言って体を起こし夕飯の用意を始めた。

 

 

 

●●●

 

 

夕飯も食べ終わり俺はみんなと分かれて貸してもらった部屋で寝る準備をして寝ようと思ったが昼寝をしたせいか全然眠れる気がしなく仕方なく体を起こしスマホを取り音楽でも聞こうとイヤホンでも着けようとした時、部屋の襖が開いた。

 

「愛くん、今ちょっといい?」

 

襖の先には少し困った顔の千歌が立っていた。

 

「どうしたんだ?」

「これみて欲しいんだけど」

 

俺はそう言って渡されたスマホの画面にはピアノコンクールのサイトが写っていた。

 

「これがどうしたんだ?千歌が出るのか?」

「違うよ。出るとしたら梨子ちゃんだよ!」

「あー、そうだな。で、それがどうしたんだ?梨子が出たいなら出してあげればいいだろ」

「大事になのは日にちだよ」

「日にち?」

 

俺はそう言われ日時の項目を見てみるとそこには「8月20日」と書かれていた。

 

「これって、ラブライブ予選の日だよな」

「うん」

「なるほど、これに梨子が出て欲しくないのか」

「ううん、違うよ」

「?だって梨子がこれにでたらラブライブ予選は8人で出ないといけないんだぞ」

「それはいいの。私が一番心配なのはもしかして梨子ちゃん出たいのに私たちのせいで出ないつもりかもしれないの。それが私は一番嫌。梨子ちゃんの意思で出るって言うなら応援するつもり」

「あー、千歌は俺たちに重りになってるかもしれないのが嫌なんだよな」

「うん」

「だと、言われてもこれに関しては本人の気持ち次第だ。出るって言わないのは本当にラブライブの方に力を入れたいのかもしれないし」

「うん。でも、志満ねえと梨子ちゃんのお母さんとの会話を聞いたんだけど出るとも出ないとも言ってないんだって」

「ってことは…まだ悩んでるってことか」

「うん……あっーーー!やっぱり梨子ちゃんに直接聞いてくる!」

 

そう言うと千歌は勢いよく部屋を飛び出した。

 

「おい、夜も遅いんだから静かにしろよ」

 

俺は二人だけで話すのが得策だと思い千歌は追いかけず一応警告だけすると布団の中に入った。

 

 

 

●●●

 

 

次の日、早朝練習が終わり昨日結局どうなったのか千歌に聞くと梨子は出ないことに決めたらしい。だが、やっぱり千歌の顔は釈然としない表情をしていた。

 

その表情の理由を聞こうと思ったが昨日同様に海の家が混み出したので仕方なく俺は仕事に戻ることにした。

 

そして、今日も大繁盛で忙しいながらもなんとか乗り切り練習も終わり風呂も入るとダイヤさんに千歌の部屋に集合だと言われ言ってみると…

 

「それでは、今からラブライブの輝かしい歴史とレジェンドスクールアイドルたちの軌跡について講義を始めますわ」

「えっ、今から始めるの?」

「てか、それいるんですか?」

「愛護さん、なんてことを!それに貴方方もスクールアイドルのくせにラブライブのラの字もわかってないなんて言語道断ですわ。今日この講義でみっちり覚えてもらいますわよ」

「嘘だろ〜」

(こうなったダイヤさんは止められないんだよな)

 

俺が半分諦めてかけていると後ろから小さくだが寝息を立てる音が聞こえて横をみるとマリーが寝ていた。目のシールをバッチリつけて

 

(そう言えば、合宿の準備のために買い出しに行った時面白そうとか言ってたな。本当に使うと思ってなかったが…そういえば、ダイヤならこれでいたずらできるとか言ってたけどこんなんじゃ子供でも騙されないだろ)

 

俺がそんなことを考えてるとマリーのシールの粘着力が切れシールが取れた。すると、ダイヤさんは本物の目が取れたと思いひどく大きな断末魔のような声をあげ気絶した。

 

「嘘だろ!なんでこんな子供騙しに気絶すんだよ!」

 

ダイヤさんの声で他のみんなもびっくりしたのかざわざわと騒ぎ始めた。その時、俺は背後に何か殺気のようなものを感じ後ろを振り返ると美渡さんがすごい目でこちらを睨んでた。それに千歌も気づいたらしく二人でみんなをもう寝ることを催促することで事態は回収され………なかった。

 

「愛護、寝ると言ってるのになんでまだこの部屋にいるのよ」

「マリーが寝ぼけて果南さんと俺を勘違いして抱きしめたまま離してくれないんだよ」

「それなら、力づくでも引き離したらいいじゃん」

「そうかもしれないけど、こんなに気持ちよさそうに寝てたら起こそうにも起こせないだろ」

「本当に理事長には甘いんだから。わかった。私がやる」

「ちょっと待て!」

 

そう言うと善子は俺からマリーを引き剥がそうとしたが体勢を崩し大きな音を立て俺にのしかかるようになってしまった。

 

「だから、待てって言った…」

 

俺は善子に注意しようと思ったその時先ほど感じた殺気を感じた。もちろん千歌も気づいたらしく急いで電気を消し今から寝ますアピールをすることでまたなんとかその場を乗り切った。だけど…

 

「あれ、俺このまま?」

「仕方ないからこのヨハネが愛護が邪なことしないように見張ってあげる」

 

そう言うと善子はハンモックに入らず俺の隣で寝転んだ。

 

「あれ、善子さん?狭いんですけど」

「仕方ないでしょ」

 

一人増えただけじゃなく善子がハンモックを使わない為実質二人増えたので部屋は寝るのに手狭になり俺と善子、そしてマリーは密着して寝ることが決定した。

 

だが、やはり疲れていたのか目を瞑ると気絶するように寝た。

 

それからしばらくして日が昇る前に俺は一度暑さで目が覚めた。ついでにマリーの力も弱まっていたので抜け出すことにした。

 

(このままだと朝起きてダイヤさんにどやされるのが目に見えてるからな)

 

俺はそうして部屋を出ようと思った時部屋に千歌と梨子がいないことに気づいた。昨日と朝のことがあったのでいう少し不安で二人を探しに宿を出た。しばらく歩くと二人が堤防で話してるのが見えた。

 

「あっ、愛くん」

「あっ、部屋にいないから心配したぞ」

「ごめんね、愛護くん」

「いや、別にいいんだけどさ俺が勝手に探してただけだし、それにしても二人の顔をみると答えが出たようだな」

「うん。私、コンクール出ようと思うの」

「そうか」

「驚かないの?」

「なんとなくわかってたから」

「えっ、愛くんすごい!」

「昨日の朝の千歌の顔を見りゃわかるって話し合ったのにまだ不安が抜けきってない顔。その時はラブライブの方に出ることを言ってたから単純に逆の方がいいと思ってたってことだろ」

「まあね」

「それで理由は?」

「愛くんには話してなかったけど梨子ちゃんはピアノに対してスランプだったの。だから、それを乗り切るために息抜きとか新たなことをしたら乗り切れるんじゃないかとか。まあ、また梨子ちゃんが前向きにピアノに向き合えるようにするために誘ったんだ」

「でも、私はスクールアイドルをやってくうちにこの街や学校のみんなが大切。でも、やっぱりピアノも大切だからこの気持ちに答えを見つけて来ることにしたの」

「そうか、いいと思うぞ。だったら、これからもっと頑張らなきゃな。8人でのフォーメーションとかやったことないこと色々しなきゃダメだしな」

「「うん!」」

 

二人は満足した答えを出し精一杯の声で返事した。

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