はい、すいません。
でも、ゆっくりでも絶対に続き書きます。
「はあ、やっと着いたのはいいけど…なんであんなにダイヤは張り切ってるんだ。普通、疲れるだろ」
俺たちはお金がないため朝早くから鈍行できたため俺は疲れているのだが、対照的に駅に着くやいなや東京を目の敵というかライバル視みたいな意味わからんことしてるダイヤに呆れている。
「お姉ちゃん。昔、東京で迷子になったのがトラウマで…」
「へ〜、ポンコツなところがあるとは思ってたけどそんなことがあったんだな」
「そこ!愛護さん。私がポンコツなのではなくて東京が魔の国なのですわ。呑気そうにしていると負けてしまいますわよ」
「…何にだよ。てか、そんなことより梨子と合流しようぜ」
「うん、梨子ちゃんから地図のこの辺にいるって教えてくれたから行ってみよう」
気を取り直して千歌が地図を持って移動しようとした。が、すぐに足を止め俺たちの方に向き直した。
「そういえば、私たちはこの地図のどこにいるの?」
「……もういい、地図を貸せ」
呆れて物も言えなかったが地図を千歌から受け取ると俺は現在地を確認し梨子との集合場所に着いた。
すると、梨子はすでに着いており一生懸命にコインロッカーに何かを詰めていた。
「梨子ちゃん、何それ?」
「えっーと、これは…」
梨子には珍しく口ごもりながらも荷物を積める動作はやめない。しかし、そんな梨子の頑張りを無にするようにコインロッカーから荷物が落ちてきた。
紙袋に入っていた本?が飛び出してきたので俺はそれを手に取ってみると表紙には「壁ドン」と書かれていた。
「見ないで〜〜!」
梨子は俺が本を手に取ると後ろから目を両手で隠してきた。
「勝手に見て悪い。わかったから離せ、危ないから!(ていうか、背中に柔らかい感触が…)」
俺がなんとか説得し離してもらった。
「えっと…ごめんね」
我を忘れたことを謝罪する梨子。それに俺は気にしてないと返す。
「ていうか、全員揃ったし行こうぜ。千歌どこ行くんだ?」
「うん、神社に行ってみようと思うんだ。ある人たちと会う約束している」
「ある人?」
「それは行ってからのお楽しみ!行こう!」
そういうと、今度はしっかりと正しい方向へ歩き出した。
●●●
神社に着くと、そこにはSaint Snowの二人がいた。たしかに全く予想だにしてなかった人物だった。うちの黒澤姉妹は違う誰かと思い込んでたため「なんだぁー」っと失礼きわまりないこと言ってるので後で説教するとして…
「なぜ、Saint Snowの二人を呼んだんだ?」
「私も正直、ちゃんとした話は聞いていません。なぜ、私たちを呼んだんですか?」
「知りたかったの、ラブライブのこと」
曖昧なことを言う千歌。だが、その瞳には何か強いものが見えた気がした。
「話は長くなりそうですね。場所を変えましょうか」
聖良さんに言われ俺たちはUTXのカフェスペースに移動した。
そこで、千歌のもつスクールアイドル像と聖良さんのもつ物とは違うことがわかった。強い覚悟で優勝を、勝利を得ようとする姿勢に千歌はどうしても共感出来ていなかった。
話が平行線になるのがわかったのか聖良さんは話を切り上げた。次のラブライブ決勝の情報が発表されると知りみんなで見に行くことにした。
そして、ラブライブ決勝はアキバドームで行われることが発表された。
アキバドームという巨大なステージで発表することがわかり、みんなどこか現実感のないようにしている。そんな時、
「ねえ、音ノ木坂に行ってみない?」
梨子が音ノ木坂に行くことを提案した。しかし…それは…
「梨子はいいのか?音ノ木坂って…」
「大丈夫。ううん、行くべきだと思う」
「そうだね、行けば何か思うこともあるかもしれないし」
「そうですわ。行きましょう!μ'sの母校に!さあ、行きましょう!」
「お姉ちゃん、色紙持ってる!?カメラは!?」
「大丈夫ですわ!」
梨子の提案にみんな賛成した。まあ、ある二人はちょっと違う目的もあるらしいけど…ていうか、そっちがメインになってるが。
「じゃあ、決定!みんな、付いてきて」
そうすると、梨子を先頭に俺たちは音ノ木坂に向かった。
●●●
音ノ木坂に着き、校舎を見ると、自分たちと同じ状況だった音ノ木坂がμ'sの活躍により今も綺麗に建っていることに俺たちは何か聖地のような力を感じた。
「あの、何か?」
俺たちが音ノ木坂を眺めて突っ立っていると一人の女生徒が話しかけてきた。たぶん、音ノ木坂の生徒さんだと思う。
自分の学校の前で棒立ちしていたから気になったんだろう。
「あっ、もしかしてスクールアイドルの方ですか?」
「はい!μ'sのこと知りたくて…」
彼女に質問され千歌が答える。その回答に彼女はちょっと残念そうな顔をした。
「残念ですけど…ここには何も残ってないんです。残さなかったんです。物なんかなくても、心が繋がってるからって」
そんな言葉聞いて俺たちは考えていると元気な女の子が現れた。
その子をみてみんな何か感じたのか、全員で音ノ木坂の校舎に向かってお辞儀をし、感謝を述べた。
顔を上げ話してくれた彼女にも礼を言おうとしたが、その時にはもういなかった。もしかしたら、急いでいたのかもしれないと思い俺たちは彼女にむかって心の中で感謝を述べ、帰宅することにした。
帰りの電車の中、今回の東京遠征で結局得たものはなんなのかをみんなで考え出た時、千歌が駅から見える海を見て、海に行こうと言い出して飛び出したため、みんなはあわてて飛び出した。
「おい、千歌。急にどうしたんだ!?」
「私ね、わかった気がする」
「何がだ?」
「μ'sの何がすごいのか」
千歌は何か晴れた顔している。だから、たどり着けたのだろう納得の答えに。
「そうか、じゃあそれは何なんだ。お前たちとは何が違うんだ?」
「比べたらダメなんだよ。追いかけちゃダメなんだよ。μ'sもラブライブも輝きも」
「というと…?」
「一番になりたいとか、誰かに勝ちたいとか…μ'sって、そうじゃなかったんじゃないかな。μ'sって…きっと何もない所を、何もない
場所を、思いっきり走ったことだと思う。みんなの夢を叶えるために!
自由に!
まっすぐに!
だから飛べたんだ!
だから、μ'sみたいになるってことは自由に走るってことだと思う」
千歌の説明でみんなが納得する。もちろん、俺も。
「自分たちで決めて自分たちの足で」
「全速前進!だね!」
「やっと一つにまとまれそうだね」
「それじゃ、みんなで決意を固めよう!指はこうやって…」
曜の提案でみんなの指をつなぎ合わせ大きな0を作る。
「それじゃ…
0から1へ
今、全力で輝こう!Aqours!」
「「「「「サンシャイン!!」」」」」
掛け声とともにみんなジャンプしながら人差し指を天に向け1をつくる。
これで、Aqoursはさらに決意を固め強くなるだろう。しかし、俺はSaint Snowが間違ってるとも思わない。ラブライブは大会だ。勝つために努力するのは普通だ。だから、これからは単純な技術だけが問題を言うんじゃない。みんなの心が一つになった今なら最高のパフォーマンスができるだろう。
二期のBlu-rayが全巻届いたので早く二期の話を書く意欲がわいてきたので出来るだけ早く投稿します。