見習い執事?とAqours   作:鳥王族

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普段と子どもの頃の差別化として会話をひらがなだけで書いてます。

読みにくかったらすいません。


28話:過去

 

私と愛護が出会ったのは内浦に引っ越してくる前、まだ果南とダイヤにも会ってない時だった。

 

愛護と愛護のママがうちに遊びに来たことで私たちは出会ったの。

 

「ほら、愛護。隠れてないで出て来なさい。鞠莉ちゃんに失礼じゃない」

「愛護くんは恥ずかしがり屋なのね」

「本当にごめんね。恥ずかしがり屋で泣き虫。本当に男の子なのかしら?」

「まだ小さいんだから、そんなこと言ったらかわいそうでしょ。そんなこと言ったらマリーも恥ずかしがり屋だもん」

 

そう、私と愛護は初めて会う人たちがいるためお互いのママの後ろで隠れていた。

 

でも、ママたちは話が盛り上がり私たちは正直言って私たちのことを忘れるかのごとく話し続けた。

 

私は居心地が悪くなったから意を決して愛護に話しかけた。

 

「あの、わたしはまり。おはらまり。マリーってよばれてるの」

「えっと、おおかわあいごです。5さいです」

「それじゃ、わたしの方がお姉さんだね!」

 

私は愛護の歳を聞いて自分が歳上だと気づいて少し気分があがった。

あの年頃ってお姉さん、お兄さんに憧れるから。

 

「ねえ、いっしょにあそぼ。おっきなこうえんあるの」

「うん」

「ママ〜、あいごくんとこうえんいってくる!」

「もう仲良くなったの。いってらっしゃい」

「はーい」

 

私はそうして近くの公園に愛護を連れ出した。

 

公園に来た私たちは時間を忘れるぐらいめいっぱい遊んだ。そして、やんちゃだった私は木登りを始めた。

 

「あいごくんもいっしょにのぼろー」

「マリーちゃん、あぶないよ」

「だいじょうぶ、だいじょうぶ」

 

私は愛護に良いところを見せたかったのもあっていつもよりわざと危ないことをするようになった。

 

それを見て、最初の方は心配してた愛護も私を褒めるようになった。そしてそれは私を調子づかせた。

私はどんどんと登って行った。そして、途中足を置いた枝が折れてしまった。

私はバランスを崩して落下した。そして、大怪我をするはずだった…

 

でも、私はほとんど怪我することはなかった。なぜなら、愛護が庇って下敷きになってたから。

それなのに、愛護は泣いたり、ましてや私を怒ったりなんて全然しなかった。自分が一番痛い思いをしてるだろうに私の体を最初に心配したの。

 

その瞬間、わたしは目の前の王子様に恋をしたんだと思う。

 

そのあとはよくおぼえてないけど、パパが迎えに来てくれて、パパが愛護をおぶって帰ったの。

 

あっ、そういえば傷の手当てで消毒した時は泣いてたからパパは笑ってたな。

 

これが私と愛護の話、あっでも、流石にそれ一個だけで落ちるほど私はちょろくありません。

確かに、大きな要因ではあるけど10年も前のこと。それどころか久し振りに会った頃は私が勝手に王子様のイメージをつけていたからちょっと驚いた。

私をいじったりするしお説教はするしで全然王子様っぽくなかった。

でも、一緒に暮らしていくうちに優しいところが見えて、かっこいいところが見えて、やっぱり王子様に見えてきた。

 

それが、私が愛護に恋をしてる理由。

 




これが愛護とマリーの出会いです。

マリー視点なのでちょっと美化されてるかもしれませんけど
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