連載はしないけどネタを思いついたので投稿してみた作品集 作:グラン
俺の名前は影山和也
突然だが、俺は転生者だ
ここは『リリカルなのは』の世界
神のミスといういかにもありきたりな理由で死んだ俺はこの世界に転生した
だがしかし、俺は原作に関わるつもりなんてまっっっったくない!!
だって考えてもみてくれ
リリカルなのはってアレだろ?魔法でドンパチやるやつ・・・
冗談じゃないね
そんな危なっかしい事、誰が好き好んでやるもんか
俺はただ毎日を平和に生きたいんだ
そんなわけで俺が転生特典として望んだものは住まいとなる家と成人するまでの生活費、つまりお金だ
コレで俺は危ない事はせずに平和に生きるんだ
・・・そう思ってた時期が俺にもありました
5歳になった辺りからだろうか、神がやたらと俺を原作に関わらせようとするのだ
それを華麗に無視し続けた6歳の誕生日
神が宅配便で誕生日プレゼントを送ってきたのだ
物は小さな小包
怪しい・・・怪しすぎる
ここは無視か・・・そう思ったその時、一通の手紙が目の前に降ってきた
差出人は言うまでも無く神
『お主がそこまで原作に関わりたくないと言うなら強制はせん。これは余計な世話を焼いたお詫びだ。受け取っておくれ』
・・・まぁそう言うことならありがたく貰っておこうかな
そう言って小包を開ける俺
そこには・・・
『マスター認証。現時刻を持って影山和也を私のマスターに登録します』
・・・デバイスが入っていた
フリーズする俺の前に再び手紙が
『ふはははは!騙されたな!!ヴァカめ!!
「謀ったなぁぁぁ!!神ィィィ!!」
もう二度と神なんて信じない・・・
一応試してみたが、やはり登録のキャンセルはできなかった
まぁせっかくなので自分のステータスを確認してみるとしよう
名前:影山和也
攻撃力:SSS
防御力:SSS
素早さ:SSS
魔力 :SSS
幸運 :F
おっかしいだろ!!
なんだよこのチートは!?
ってか幸運低っ!!
どんだけ運が無いんだよ!!
くそ・・・意地でも魔法使いになんてならねえぞ・・・
そして時は流れ小学校入学
ここで原作キャラと同じ学校に通うなんてミスはしないぜ
『県立中央小学校』
いかにもどこにでもある平凡な学校だ
ここに入学して極力原作キャラとは関わらない
「それではみなさん、自己紹介をしましょう。左から順に名前を言っていきましょうね」
神が阻止してくるかと思ったがそれは無かった
ふぅ、コレで安息の日々が・・・
「アリサ・バニングスよ」
・・・ん?
「月村すずかです。よろしくお願いします」
ちょいと?
「高町なのはです。よろしくお願いします」
あっれぇぇぇぇぇぇ!?
なぜ奴らがここに!?
っていうか、今気付いたけど、なのはは隣じゃん!!
混乱する俺の前にまたしても忌々しい手紙が
『ふっはっはっはっは!!逃げられるとでも思ったか!?ヴァカめ!!』
うっぜぇぇぇ!!
この駄神なんてことしてくれやがる!!
「ねぇ・・・君の番だよ」
隣の席の少女、高町なのはが声を掛ける
「え、あ、か、影山和也です。よろしくお願いします」
しまった。目立ってしまった
これで目を付けられなければいいけど・・・
そして休憩時間
「ねぇ和也君」
・・・手遅れですか。そうですか・・・
「ねえってば」
「・・・」
ここは無視だ無視
嫌な奴だと思われればこれ以上話しかけられることも・・・
「・・・ぐすっ」
「ああっと!!ごめんね。ちょっと考え事をしてて・・・」
くっ、泣き出すとは卑怯な・・・
「それで、何か用かな?」
「隣の席だからよろしくねって言おうと思って」
「ああ、うん。こちらこそよろしく」
ああ・・・俺の平穏な日々が崩れる予感・・・
「なのは、その子は?」
アリサが話かけてきた
あれ?ありさとすずかがなのはと友達になったのって入学後のはずでは?
俺が介入したことでシナリオが変わっているのか?
「影山和也君。友達になったの」
あれ?俺達はいつ友達になったので?
しかしこれを口に出せば泣かれることは間違いない
ふっ、だがこの先の展開を俺は知っているぞ
こういう時、オッドアイのイケメンがやってきて、『俺の嫁に近づくな』とか言ってくるはずだ
さぁ来い!喜んでこの場を去ろうじゃないか!
・
・
・
・・・来ない・・・だと!?
「?どうしたのよ?ぼーっとして」
「・・・なんでもないよ。はは・・・」
「「「??」」」
そんなこんなで二年後
「和也くーん。どこー?」
パタパタとなのはが廊下を歩く音が聞こえる
なぜこう毎日俺を追いかけまわすのか・・・
それはどうやらあの三人娘は俺に好意を抱いているらしい
こうやって言うとナルシストっぽいが、事実なのだ
まぁアリサとすずかはわかる
先日、誘拐犯に車で連れ去られそうになったのを助けたのが原因だろう
いや、放っておこうと思ったよ?どうせ助かるんだし・・・
でも、その現場に偶々居合わせて目が合っちゃったんだもん
とはいえ大の男を小学生が倒すわけにもいかないからね。倒せるけど
体当たりして怯んだところを二人の手を掴んで逃走
逃げてる途中になのはの父親の士郎さんと合流して助かったわけだ
それ以来、二人はやたらと俺にアプローチを掛けてくるのだ
アリサは典型的なツンデレ。まぁ性格を考えれば意外ではない
驚いたのはすずかだ
大人しい性格なのに積極的に抱き着いてきたりするのだ
とまぁ二人についてはキッカケがあったので納得できる
問題はなのはだ
彼女が俺に好意を抱く理由が分からない
じゃあ気のせいじゃないかと思うだろう?
しかしあのおバカ、よりにもよってシスコン兄の前で・・・
『大きくなったら和也君のお嫁さんになるの♪』
とか言いやがった
あの時の恭也さんの顔、マジで怖かったなぁ・・・
っと、なのはも諦めて帰ったようだし、俺もそろそろ帰るか
「まぁこんなことがあったんだよ」
『マスター、もう諦めて彼女達と向き合いましょう』
「嫌だ。俺は平和に生きるんだ」
俺が会話をしている相手はデバイスの『シャドウ』だ
名前を付けろとうるさいので、自分の名前の『影』を英語にするという安直な名前を付けた
「あっ」
『どうしました』
「明日の朝食の材料買ってないや」
『この時間ですと駅前のスーパーならまだ開いていますよ』
「・・・しょうがない。買ってくるか」
『マスター。私もご一緒してもよろしいですか?』
「ん?」
『たまには外の風に当たりたいのです。まぁマスターが私を使って戦ってくれるのが一番なのですが・・・』
「それは断る。まぁ買い物位ならいいか。人前でしゃべるなよ」
『了解です』
そう言って俺はシャドウを首からかける
見た目はペンダントなので、傍から見れば単なるアクセサリーにしか見えない
「はぁ・・・大した物が残って無かったな」
『まぁ時間が時間ですからね』
これも幸運Fランクのせいか・・・
(ズガッァァァン!!)
と、歩いていると目の前で爆発が起こり、何かが吹っ飛んできた
「な、何事だ!?」
「うぅ・・・痛いの・・・」
飛んできた物に視線を向けると・・・
「え!?和也君!?」
「な、なのは?」
やっべぇぇぇ!!なのはが魔法少女になるのって今日だったのか!?
近くにはフェレット(ユーノ)もいるし、なのはの服装もレイジングハートセットアップ後になってるし・・・
(おいシャドウ。テメェ気付いていたな?なんで言わなかった?)
《聞かれませんでしたので》
くっ、この駄デバイス、駄神に似やがって・・・
そうこうしているうちになのはと戦っていると思われる化け物が俺に襲い掛かってきた
「和也君!危ない!」
なのははそう叫ぶと俺の前に立ち、化け物からの攻撃を防ぐ
「なのは!」
「だ、大丈夫・・・和也君は私が守るから」
そう言うなのはだが、表情は苦しそうだ
これが原作通りならこれが戦闘は初めてのはず
小学三年生の女の子がいきなりこんな化け物と戦うなんて怖いに決まっている
「うぐっ・・・和也君を・・・守るの・・・」
堪えてはいるが、完全に俺が邪魔になっており、戦いにくそうだ
でも、この勝負はなのはが勝つはず
俺は何もしなくていい
そうすれば明日からはまた平穏な日々が・・・
「う、あぅ・・・」
何も・・・
「くっ・・・あぁぁ・・・!!」
・・・何も・・・しなくて・・・いいわけないだろ!!
「・・・シャドウ、セットアップ」
はぁ・・・これで原作介入確定か・・・
不幸だ
ボツの理由
なのはの二次作品は多すぎて全てを把握できていない
設定が被って盗作扱いされたくないのでボツ