NARUTO 金の龍と機巧と共に産まれるもの。 作:ニャン吉
ネジと模擬戦をやった次の日俺達は火影岩の上に集まっていた。
「それでは今回の演習の内容を伝える。簡単に言うと僕の分身を倒して欲しい。3人のチームワークでね。」
「いちごと焔がどんな術を使うのか知らないのにチームワークって言うのは少し辛いと思います。」
「そうだね。リュウト君。だから30分君達に時間をあげるよ。その間に出来る限り把握してね。いいかな3人とも」
「「「はい!」」」
「それじゃあ今から30分後にスタートね。」
そう言ってヤマト隊長は少し離れていった。
「いちご!焔!アカデミーで習ったやつは使えるな。」
「当たり前だろ!」
「うん。」
「なら、俺から言うぜ。今の所は接近戦の技が殆どで昨日見てもらったような体術と影分身がメインだ。中距離なら昔、父さんに教えて貰った水遁水龍弾と雷遁雷龍の2つで遠距離は無い。以上だ!」
「了解!覚えたぜ。俺は特にこの距離が得意って言うのはねえよ。爺ちゃんに幾つか教えて貰ったからどの距離でも行ける。遠距離は火遁豪火球、手裏剣影分身の2つで中距離なら火遁灰積焼と水遁水弾。近距離は棒術だな。」
「私ね。私は基本はアカデミーで教えて貰ったのだけよ。近距離では戦えない。だから遠距離で一つ。水遁水乱波だけね。医療忍術は時間がかかるけど使えるからサポートをする事になるわ。」
「なら、決まりだな。」
「ああ。」
「そうね。」
「俺が接近戦で焔が遊撃。いちごはサポートと遠距離だな。」
「「ああ。/そうね。」」
「3人で合格しようぜ!」
「「よっしゃ!/頑張るわ!」」
その頃遠くから見ていたヤマト隊長は
「うん。いいね。3人のタイプで仕事を分けるのはいいね。後はどれだけチームワークで攻めてこれるか。楽しみだね。そろそろ分身するかな。」
こうして僕は木遁分身をして3人の元へ向かうのだった。
「話し合いは終わったかな?」
「「「ああ!/おう!/はい!」」」
「なら、始めるよ。言っとくけど分身を倒す事だけが合格の条件じゃないからね。本体の僕は少し離れた所で見てるよ。」
そう言ってヤマト隊長は少し離れた。
「もういいですか?」
「いいよ。・・・はじめ!」
そうヤマト隊長が言った瞬間
「「「水遁水龍弾の術/水遁水弾の術/水遁水乱波の術」」」
と3人同時に水遁忍術を使った。
いちごは途中で術を止めてもらって後ろへ行く。
俺と焔は術をやりながら違う術の印を組んで
術を止めてすぐに
焔が「手裏剣影分身の術」そう言って手裏剣を一つ投げて術で数を増やした。
そこに俺が「雷遁雷龍の術」を飛ばして手裏剣にぶつけて手裏剣のスピードを上げると共にパワーも上げた。
それをヤマト隊長貰った交わそうとするが間に合わずヤマト隊長の分身の右足に手裏剣が大量に刺さる。そこに雷遁の効果が加わり足を貫通する。
すると分身が気になり、遠くからヤマト隊長が出てきた。
そして「君達はホントに初めての一緒に戦ったのかい?」
「初めてですよ。話し合いの時に3人とも攻撃に使える水遁を持っていたから何となくこれだと思いました。焔といちごはどうなんだ?」
「俺もそんな感じだな。」
「私はこれしか使えないけど何となく2人が水遁を使うとわかったので使いました。」
「一応2人とはアカデミーに入る前からの仲だからね。」
「何となくわかったぜ!」
「ホントになんとなくですけどね。」
「なら、その後なんでいちごさんは1人うしろに下がったのかな?」
「2人がこれをするのは何となく予想出来たので失敗したら援護出来るようにまたさっきの水遁の印を途中まで組んでいました。」
「2人はなんでかな?」
「「幼馴染みの勘ですよ!・・・ちょ真似すんなよ!」」
こうして俺と焔が少し言い合いをしているとヤマト隊長が
「わかった!君達は合格だ!まさか分身とは言えここまで一方的に圧倒的に殺られるとは思わなかったよ。最初の息の合った水遁といいその後の雷遁と手裏剣影分身の組み合わせそして最悪の場合に備えたいちごさんの判断。文句ないよ。でももしだよ。いちごさんの水遁でも倒し切れなかったらどうしたんだい?」
「まずは俺は影分身で突っ込みます。」
「もう影分身が使えるんだね。」
「そしてリュウトの本体がいなくなったら火遁灰積焼をぶち込んで影分身ごとこんがり焼きます。」
「アスマさんの術だね。」
「そして最後に私の水遁で鎮火します。」
「ホントに君達は凄いね。まだチャクラの練が少し甘いから一人一人の術自体はそこまで強くないけど一緒に打つことで、合わせる事で力を上げてるね。うんうん。いいよ!そんな3人に僕から一つ言葉をあげよう。僕も昔カカシ先輩に教わった事なんだけどね。」
ゴクッ
「掟を守らない忍びはクズ呼ばわりされる。でも仲間を守らない忍びはもっとクズだ!だ。以上!今日は気分がいいからね一楽でラーメンを1杯奢ってあげよう。」
こうして俺達の初演習が終わったのだった。
ラーメン屋にて
「あっ!リュウト兄さん!」
「リュウカ。どうしたんだ?こんな時間に?」
「アカデミーが午前中で終わったからこれから遊ぶんだ。」
「そうか。」
「うん!兄さんは終わったの?」
「今から一楽で隊長の奢りで昼飯だよ。」
「いいな。まだお昼を食べて無いから私も行きたい。」
「家に用意して置いたはずだけど?」
「えっとね。朝ご飯と一緒に食べちゃった。」
「わかったから。・・・ヤマト隊長。」
「どうしたんだい?」
「えっと。妹も一緒に食べていいですか?妹の分は自分が出すので。」
「いいよ。それと今月は僕も余裕があるから妹さんの分も出してあげるよ。」
と言われて俺は少し・・・いや。かなり驚いてしまった。
「リュウト君。どうしたんだい?」
「いえ!なんでもありません。ありがとうございます!」
「いいよ。」
「・・・リュウカ。ヤマト隊長がリュウカの分も出してくれるって。」
「ホントですか!」
そう言ってリュウカがヤマト隊長の前に行って
しっかりお辞儀をして
「えっと。ヤマト隊長さん?ありがとうございます。」
「いいよ。リュウカさんだよね。」
「はい!」
「いいお兄さんを持ったね。」
「はい!自慢のお兄ちゃんです!」
「そうか。おいで。好きなものを一つ頼んでいいよ。」
そう言われてリュウカが俺の横に来て手を引っ張って俺の隣に座って嬉しそうにしているのを見ているのであった。