【読んで頂き】BLESS A CHAINについて【ありがとうございました】

 こんにちは、柴猫侍です。
 本編最終話の後書きにも書きましたが、この度BLESS A CHAINが完結しました。78話にも及ぶ長編を書き切れたのはひとえに読者の皆様のお陰です。

 …と、感謝の言葉は後書きの方にまとめさせておりますので、ここでは作品の設定等について書き綴っていきたいと思います。

 まず、最終話に登場した緋真と白哉の娘『朽木六花』です。
 名前の由来は『六番隊の花(椿)』です。赤い色の椿の花言葉は『控えめな素晴らしさ』であり、また六花は雪の別称でもあります。
 要するに、以上の三つのことからそれぞれ白哉・緋真・ルキアに関係する言葉となっており(こじつけに見えてしまうかもしれませんが)、夫婦及び姉妹の絆を象徴する言葉を緋真が娘につけた形となります。

 あと、チラッと書きましたが最終話でルキアは三席に昇進しました。
 三席だった都がご懐妊となって死神を引退したため、卍解が使えるルキアが昇進した形です。

 そして焰真について。
 焰真の名前の由来は閻魔大王です。斬魄刀が地獄に関する能力なのは、閻魔大王が名前のモトになってるからでした。
 苗字については何話かに載せた挿絵に書いてある通り、久保帯人先生作:ゾンビパウダーの主人公『芥火完真』が元ネタになっております。

 そんな訳な焰真ですが、本編中ではネタバレを防ぐためギリギリまで能力の情報を書かなかったり本編には書けなかった部分がありましたので、読者の皆様にとって『なんじゃこれ?』となっている部分があると自分は考えております。
 ですので、この活動報告に焰真のプロフィール的なものを載せたいと思います。

芥火 焰真(あくたび えんま)
身長:170㎝(通常時)→173㎝(始解時)→176㎝(卍解時)
体重:58㎏(通常時)→60㎏(始解時)→62㎏(卍解時)
好きな食べ物:甘いもの(特にチョコレート)、緋真の作ったおにぎり
嫌いな食べ物:苦すぎるもの
特徴:父が滅却師で、母が普通の人間だった混血統滅却師…だったが、母体が虚に襲われ、もとより有していた霊王の欠片によって滅却師っぽい完現術が発現した。その際、霊圧が虚の霊圧の毒に対する血清に似た霊圧に変質した。作中序盤で焰真を齧った虚が不味い不味いと呻いていたのは、この体質のため。そんな霊圧が元になってる煉華・星煉剣の炎は虚が喰らえば弱体化する。あくまで弱体化であるため、一護や仮面の軍勢、破面のような魂にまで虚の因子が刻まれた魂魄に喰らわせても、時間が経てば元通りになる。

斬魄刀:煉華(解号:浄めろ~)
虚の悪行を浄める炎を出せる縛道系斬魄刀。この浄化能力を”聖火霊現”と呼ぶ。基本的には青白い炎が特徴である浄化能力特化の『天極』形態だが、『咎めろ』の解号で赤白い炎となり、浄化をしやすくするべく相手を弱らせる為に攻撃能力特化の『地極』形態へと変わる。浄化し切った虚は霊力を没収された上で、焰真の裁量で尸魂界か地獄のどちらかに行くか選ばれる。大虚や破面のような多くの魂が融合した個体に使った場合、元の魂魄に分離するのではなく、融合したままになる(例:ハリベルを浄化しても、ハリベルの根幹である魂魄とその他大勢に分離せず、ハリベルのまま尸魂界に送られることになる)。
余談だが、虚に比べたら比較的理性的な破面を浄化した場合、大抵性格が丸くなる。

卍解:星煉剣
死覇装が滅却師の装束風の黒い看守服へと変化し、斬魄刀の鍔も太陽十字のような逆卍型に変形する。浄化対象が虚だけから他の種族にも広がる。因みに虚から没収した霊力は始解と卍解で変わらなかったり。なので、始解との大きな違いは浄化対象だけ。卍解でも『天極』と『地極』のスイッチは可能。浄化した魂魄を地獄に堕とす際の解号は『堕とせ』(始解と共通)。
作中で焰真が地獄へ堕とすアルトゥロに対して『今は』と述べていましたが、焰真が浄化した相手に限っては堕とした後でも尸魂界に送ったりできます。
作中では、ワンダーワイスの爆炎を防ぐために一度ワンダーワイスを地獄に堕として爆炎を抑えた上で、地獄の門から帰還していたりしました。

完現術:絆の聖別(ブレス・ア・チェイン)
空に点々と浮かぶ星々が命に似ていると思った焰真が生前持っていた星によく似た形の滅却十字に愛着を抱くことによって発現した完現術。焰真が元々『聖別』できる滅却師だった訳ではなくて、滅却師の能力と完現術の『魂を使役する能力』が混ざって偶然『聖別』に似た能力になった。自分の魂を分け与えることができ、分け与えた魂を育ませる事で回収した時に、与えた時よりも多い魂を回収でき、焰真本人の魂が大きくなることで総合的な能力向上が図れる。基本的に与えた分、もしくは与えて育ませた分しか回収できないが、焰真との絆が深い相手に限っては与えて育ませた以上の魂を回収できることができる。作中では魂を与えて回復させたり、分身を作ったりと応用が利く能力だった。
能力の発現自体は1話時点で起こっていたが、ディスペイヤーとの初戦闘時に焰真の危機に呼応して斬魄刀と融合した。
始解や卍解の時に白髪になったり身長が伸びたり大人びたりするのは、この能力によって焰真の器が一時的に成長
するから。


・劫火大炮 刀を振って五芒星に似た形の炎の”矢”を放つ技。元ネタは『大文字焼き』。
・劫火滅却 炎に焰真の血を混ぜることで炎の量を増やし、相手を焼き尽くす技。
・灯篭流し 炎に血をくべて炎の盾を張る技。元ネタはそのまま『灯篭流し(精霊流し)』。
・蒼現火 『閃花』の要領で相手の鎖結と魄睡に直接炎を流し込む技。元ネタは『叢原火(鬼火のこと)』。
・煉滅火刑 霊圧の排出口である手首に炎を流しこみ、敵を内側から焼き尽くして浄化する技。元ネタは『火刑』。

…こんな感じです。

その他、作品についての質問がございましたらお聞きください。


日時:2019年03月03日(日) 11:16

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返信コメント

みずまん

ルキアとくっついたその後とかもかいてほしいです!


日時:2020年06月14日(日) 02:57

柴猫侍

〉レダル 様
ヒロインについては雛森とルキアのどちらルートでも大丈夫なように書きました。
『どっちとくっつくかは読者のご想像にお任せします』という感じです。


日時:2019年03月03日(日) 08:59

レダル

最後の最後まで焰真のヒロインを作らない(というよりは決めない?)のには何かしらの理由があったりするんですか?
一読者としては、雛森かルキアかどっちかと最終的にくっつくと思っていましたが、この形もこれはこれで良しですね


日時:2019年03月03日(日) 07:18



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