D.C.4クリア 雑感(ネタバレあり)
D.C.4クリアしました!
D.C.Ⅲに負けず劣らずの素晴らしい作品でした!
circusありがとう! これからもよろしくお願いします!
推しキャラは詩名と有里栖だよみんなやるチャンスあったら是非ともプレイしよう!!!!!!!!!!!!
以下ネタバレを全力で含む雑感。
加減はしないぞ。
世界観はD.C.世界観と同じ――ではなく、極めて近い、極めて遠い世界。
D.C.世界をサクラの国とするならば、こちらの世界はミズの国。
サクラの世界と違い、ロンドンで魔法文明が育たなかった世界、というべきですか。
だから基本的な部分は同じであれど、限りなく違う部分があります。
これは多分意識的にそうしたのでしょうが、主人公、一登の設定は音夢の幼少期に似せられています(家族を失い、兄妹になる)。それでもって「兄妹だから」という理由で一歩を退いてしまう。
「祈ることによって兄妹で居続けようとした」部分も同じですね。
個人的に二乃ルートをやることで一登の喪失感や絶望、そこから立ち直れたことを知ることが出来るので二乃ルートを一番にやることをオススメしますね。
全体的に個別ルートは浅いというか着地点が浅い(伏線は回収するけどちょっと解決があっさりなので)ですが、完成度は非常に高いと思います。
D.C.は基本的にヒロインとのいちゃいちゃもしっかり描いてくれるからしょうねー。主人公と一登で力を合わせるからこそのシナリオをきちんとやってくれます。
さてさてメインの有里栖もとい有里咲ルートですが。
ここでは色々な事が語られます。
その中で一番自分が引っ掛かったのは「時朔の魔法」ですね。
この魔法が失敗した(ジジイが暴走しかけたのを防いだ)から、ここ十年でサクラとミズの国のマナのバランスが崩れたともいうべきですかね。
それでミズの国からマナが流れた結果、サクラの国で何が起こったか。
それはきっと、「枯れない桜の暴走」
初代からⅡに続く因縁となりますね。
二乃ルートで一登が夢で音夢を見たのもこのマナの流出で必要以上に世界が繋がっているからではないかな~って思ってます。いいよね、裸ワイシャツ。
まあこの部分については明言されているわけではないので自分の推察ですが。
んで気になったのが人工妖精なのですが……あー、じゃあD.S.もミズの世界ってことになるのかなって。
サクラの世界では魔法が、ミズの国では人工妖精がって考えると個人的にしっくりきます。
サクラの国では「恋をすると魔法が使えなくなる(魔力が減少していく)」のはD.MとかD.C.Ⅲで明言されていましたが、DC4でほぼ確定となりましたね。
自分はこれを「魔法を使う必要がないほど満たされたから」と考えています。
逆にそう考えることで二次創作に応用が利くんですけどね!
基本的に綻びがあるとそこを深く読んじゃうタイプの自分にとって、「世界すら違うから」って理屈だされたのはすっごいよかったと思います。後付けで整合性もなにも世界が違うからね。ナイス。
境界の管理者である鷺澤一族――いや、姓は変わったと思うのでロンドンにちょっと関わったことのある魔法使いだとは思うのですが、そういうの大好物です。びんびんきます。
ところでぼくの創作世界観には「物語の管理者」と「桜の騎士」がいるわけで(もの凄く悪い笑顔
なんだか雑感というか纏めきれてないだけですが、それぞれのヒロインルートの落としどころもけっこう好きですし評価的にはこれまでのD.C.の中で一、二位を争うレベルの出来の良さだと思います。
というかⅡの完成度が高すぎた。Ⅲも大好きですがⅢは異色というか風見鶏編が好きすぎる(サラが可愛すぎる)
ので。
詩名可愛いよ詩名。
というわけでこれ以上は早口オタクになるのでさくっと終わらせておきたいと思います。
でも書きたいなーって思ってざっくり纏めてるD.C.4二次創作ネタだけこの下に垂れ流しておきます。
――それは、枯れない桜の調査を終えた騎士にもたらされた一報。
「別の世界の調査? ……桜が暴走した原因、か」
彼の名は、出雲秋鳴。
カテゴリー5に名を連ね、騎士としての名も有名な魔法使いだ。
彼を知る魔法使いたちは、彼をこう呼ぶ。
「桜の騎士」と……。
初音島とは違う島――香々見島。
秋鳴はそこで異界の門を開き、カガミの世界を経てミズの国へと転移する。
旧友の常坂元を頼り、彼の実家を拠点として秋鳴はミズの国での生活を始めるのであった。
――そして。
大きな桜の木の下で、秋鳴はかつての過去を思い出す。
救えなかった人。守ると決めて、取り戻せなかった人。
自責に駆られる秋鳴の前に、一人の少女が世界を越えてミズの国へ来てしまう。
少女の名は、鳳城詩名。
時間も空間も全てを越え――ミズの国へ迷い込んだ。
詩名を保護した秋鳴は、詩名と共に暮らすこととなる。
詩名を元の世界に戻す方法を探しながら、世界を元に戻す「時朔」の魔法についても調べる。
日々を過ごす中で、サクラの国との違いに困惑しながらも、秋鳴は使命のために奮闘する。
その中で、少しずつ秋鳴と詩名の距離は近くなっていく。
彼は選択を迫られる。
過去と向き合うか――未来と向き合うか。
この恋は、世界を変えると誰かが言った。
ならきっと、この恋は、――世界を越える。
D.C.4 M.K.S 桜の騎士とミズノウタ
日時:2019年06月06日(木) 17:14
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