活動日誌九十話の修正差分

 修正および、それに伴った書き換えの一覧です。
 かなり意味が変わってきたので、理由もつけてます。


修正前

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「お前の気持ちもわかるが、あいつらにはあいつらのルールがある。
 委員長のヒバリが利奈の退会を決めたんなら、俺たちがあいだに入ってできることはなにもねえ。かえって事態を悪化させちまうだけだ」
「だからって」

 声を荒げそうになるが、相手は赤ん坊だ。武は反論を飲み込んだ。

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 武はアルコバレーノのことを教えられていたので、ここで矛盾が生じます。
 修正すると反論を飲み込まなくなるので、ここから内容が変化していきます。


前「だからって」
後「だからって、このままじゃ相沢が――」
 「落ち着け。俺だって、このままにしとくつもりはねえ。
  あいつは俺たちに賭けたんだ。なんとしても勝たせてやるさ」

・武が反論を飲み込まず、リボーンが制止の言葉を口にする。前話の内容を入れてみる。


前:声を荒げそうになるが、相手は赤ん坊だ。武は反論を飲み込んだ。
  それに、リボーンの言っていることは間違いではない。
  あくまで、彼ら風紀委員内での問題なのだ。だからと言って、見過ごせるわけがなかったけど。

後:そう言ってリボーンが顔を上げた。
  黒目がちな瞳の中に、深い経験の色が滲んでいる。

・矛盾点を抹消して代わりの文を入れる。ミスを反省して、リボーンが赤ん坊ではないという示唆を追加。


前「そんなに心配すんな。明日になれば風紀財団側の人間がなにか考えんだろ。
   あいつらにとっても、委員会でのいざこざは避けたいところだろうからな」
後「明日になったら、草壁にこの件を報告する。そしたら風紀財団が動き出すだろう。
   あいつらにとっても、委員会でのいざこざは避けたいところだろうからな」
  「風紀財団に……」

・なんとしても勝たせてやるさ発言のあとに他人任せな発言がくるのも変だったので、修正。


前「それに、俺たちが手を焼かなくても、あいつなら自分でなんとかするだろう。
  あいつにその意思があるんならな」
後「それに利奈なら、俺たちが手を焼かなくても自分でなんとかしようとするだろう。
  あいつにその意思があるんならな」

・だれのことかわかりづらくなったので名前を入れて文の前後を修正。


前(……だから、泣いてほしくないんだよな)
後(……だから、なんとかしたい)

・リボーンが他人任せな言い方をしなかったので、武の心情が変化。


前:どうか、彼女の憂いが晴れますようにと。
後:どうか、彼女が笑っていられますようにと。

・前の書き換えを受けて変化。




 以上です。
 ちょっとの違いで内容が大きく変化しますので、原作の設定を間違えないように気をつけつつ、これからも邁進していく所存でございます。
 そして修正後のラストのほうが好きなので、最初からこれが書けていればと歯噛みしながら続きを頑張ろうと思います。
 ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。


日時:2019年11月30日(土) 17:57

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